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決意
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「あれ以来、トラニキアの方はどう?」
「はい、相変わらず、明け方にだけ掘っているようですが、その音は明らかにこちらに近付いております。
貫通する日はかなり近いと思われます。」
「そう……
リアナさんは、無事にネクタリオス王に会えたのかな?」
「無事に会えたことを、そして、ネクタリオス王がリアナさんを受け入れたことを祈るしかありません。」
「……そうだよね。」
ディオニシスは、ゆっくりと頷いた。
結界はすでに張ってある。
万一、ロージックからの者達が襲って来たとしても、想定外のことがない限り、食い止めることは出来るが、もしも、何かアクシデントが起きてロージックの者達が雪崩込んできたら、戦は免れない。
リンガーにももちろん兵隊はいるが、ほとんどが実際には戦ったことのない者達だ。
ロージックには、大勢の魔導師もいる。
そんな者達と戦いになれば、兵隊は簡単にやられてしまうのではないかと、ディオニシスは推測した。
(もし、ネクタリオス王がリアナさんの願いを聞いて、戦を止めてくれたとしても、今、ロージックの実権を握っているのは息子のフィリポスだと言うから、彼がそれを聞くかどうか、だな。)
「あれ以来、トラニキアの方はどう?」
「はい、相変わらず、明け方にだけ掘っているようですが、その音は明らかにこちらに近付いております。
貫通する日はかなり近いと思われます。」
「そう……
リアナさんは、無事にネクタリオス王に会えたのかな?」
「無事に会えたことを、そして、ネクタリオス王がリアナさんを受け入れたことを祈るしかありません。」
「……そうだよね。」
ディオニシスは、ゆっくりと頷いた。
結界はすでに張ってある。
万一、ロージックからの者達が襲って来たとしても、想定外のことがない限り、食い止めることは出来るが、もしも、何かアクシデントが起きてロージックの者達が雪崩込んできたら、戦は免れない。
リンガーにももちろん兵隊はいるが、ほとんどが実際には戦ったことのない者達だ。
ロージックには、大勢の魔導師もいる。
そんな者達と戦いになれば、兵隊は簡単にやられてしまうのではないかと、ディオニシスは推測した。
(もし、ネクタリオス王がリアナさんの願いを聞いて、戦を止めてくれたとしても、今、ロージックの実権を握っているのは息子のフィリポスだと言うから、彼がそれを聞くかどうか、だな。)
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