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秘策
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「ディオニシス様、ネストル様がロージックに向かわれたそうですが…」
「そうなんだよ。ロージックの王族に挨拶に行くと言ってたらしいんだ。」
「大丈夫なんでしょうか?」
「心配がないわけではないけれど、もはやフィリポス様は悪事に手を染めることは無いと思うんだ。
フィリポス様だって、王族を追い出されたくはないでしょうから。」
「それはそうですが…でも、なんだか不安なのです。」
リアナの不安感は、ディオニシスに伝染した。
(ネストルは、王族に会いにいくと言ったのだから、今まで連絡を取りあっていたのはフィリポスだと思うのだけど、他の者なんだろうか?
トンネルのおかげで、西側と東側の交易が開かれ、多くの人達に喜ばれている。
それをまた反故にするようなことをしてしまったら、周りから攻撃されるのは火を見るよりも明らかだ。
そんなことをネストルがするだろうか?
では、何か別の企みが?)
考えれば考える程、不安は大きく渦巻いて行った。
「ディオニシス様、ネストル様がロージックに向かわれたそうですが…」
「そうなんだよ。ロージックの王族に挨拶に行くと言ってたらしいんだ。」
「大丈夫なんでしょうか?」
「心配がないわけではないけれど、もはやフィリポス様は悪事に手を染めることは無いと思うんだ。
フィリポス様だって、王族を追い出されたくはないでしょうから。」
「それはそうですが…でも、なんだか不安なのです。」
リアナの不安感は、ディオニシスに伝染した。
(ネストルは、王族に会いにいくと言ったのだから、今まで連絡を取りあっていたのはフィリポスだと思うのだけど、他の者なんだろうか?
トンネルのおかげで、西側と東側の交易が開かれ、多くの人達に喜ばれている。
それをまた反故にするようなことをしてしまったら、周りから攻撃されるのは火を見るよりも明らかだ。
そんなことをネストルがするだろうか?
では、何か別の企みが?)
考えれば考える程、不安は大きく渦巻いて行った。
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