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かぼちゃの魔法
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「しかし、おまえも本当にしつこいっていうか、なんていうか…」
「兄ちゃんが飽きっぽいんだよ!」
「あ~あ、どうせ今年もみつからないことはわかってるのに…」
「兄ちゃん、うるさいよ!
ごちゃごちゃ言ってないで、さぁ、行くよ!」
ティムに手を引かれながら、俺達は今年もまたかぼちゃ畑を目指した。
「兄ちゃん、今年はみつかるかもしれないよ。」
「なんでだ?」
「だって、ほら…」
ティムはそう言うと、空を指差した。
「今夜は満月だもん。
考えてみたら、今まで満月の夜ってなかったじゃない?!
だからきっとみつからなかったんだよ。」
満月だろうとそうでなかろうと、そんなことは関係ない。
だけど、ティムはなぜだか今夜は黄金のかぼちゃがみつかると信じこんでいるようだった。
満月の夜に何かいつもと違う事が起きるっていうのは、物語にもよくある話だ。
きっとそんな所から、ティムもそう思ったのだろう。
「はいはい。おまえの言う通りだな。」
俺は、適当に返事をしておいた。
俺達も大きくなるに連れ、以前よりは少し遠くのかぼちゃ畑まで捜索の範囲を広げるようになっていた。
ティムは、その方がみつかる確率も高いと思っているようだが、元々存在しないものを探しているのだから意味のないことなのだけど…
そもそもこんな夜更けにこのあたりを歩いている者なんていない。
ハロウィンの日の夜中に、かぼちゃ畑をうろついてる俺達を誰かが見たら、きっとオバケだと思うに違いない。
「ティム、そろそろ0時になるぞ。
今年はもうみつからない。
さ、帰ろう。」
懐中時計を見ながら、俺はそう言った。
今年のかぼちゃ探しもやっと終わった。
ティムが、こんなことをあと何年続けるつもりなのかはわからないが、とにかく今年は終わったんだ。
早く帰って眠りたい…そう思っていた矢先のことだった。
「兄ちゃん…あれ見て!!」
ティムの指差す先に何かが明るく輝いている。
「やった!ついにみつけたよ!」
「そんな馬鹿な…」
俺達は光の元へ走った。
そして、そこで俺は我が目を疑った。
そこにあったものは、正真正銘、黄金のかぼちゃだったのだから。
本当に、かぼちゃが黄金色に輝いてる…あたりがほのかに明るくなる程明るい光だ。
それは、目のあたりにしてもまだどこか信じられない不思議な光景だった。
「兄ちゃんが飽きっぽいんだよ!」
「あ~あ、どうせ今年もみつからないことはわかってるのに…」
「兄ちゃん、うるさいよ!
ごちゃごちゃ言ってないで、さぁ、行くよ!」
ティムに手を引かれながら、俺達は今年もまたかぼちゃ畑を目指した。
「兄ちゃん、今年はみつかるかもしれないよ。」
「なんでだ?」
「だって、ほら…」
ティムはそう言うと、空を指差した。
「今夜は満月だもん。
考えてみたら、今まで満月の夜ってなかったじゃない?!
だからきっとみつからなかったんだよ。」
満月だろうとそうでなかろうと、そんなことは関係ない。
だけど、ティムはなぜだか今夜は黄金のかぼちゃがみつかると信じこんでいるようだった。
満月の夜に何かいつもと違う事が起きるっていうのは、物語にもよくある話だ。
きっとそんな所から、ティムもそう思ったのだろう。
「はいはい。おまえの言う通りだな。」
俺は、適当に返事をしておいた。
俺達も大きくなるに連れ、以前よりは少し遠くのかぼちゃ畑まで捜索の範囲を広げるようになっていた。
ティムは、その方がみつかる確率も高いと思っているようだが、元々存在しないものを探しているのだから意味のないことなのだけど…
そもそもこんな夜更けにこのあたりを歩いている者なんていない。
ハロウィンの日の夜中に、かぼちゃ畑をうろついてる俺達を誰かが見たら、きっとオバケだと思うに違いない。
「ティム、そろそろ0時になるぞ。
今年はもうみつからない。
さ、帰ろう。」
懐中時計を見ながら、俺はそう言った。
今年のかぼちゃ探しもやっと終わった。
ティムが、こんなことをあと何年続けるつもりなのかはわからないが、とにかく今年は終わったんだ。
早く帰って眠りたい…そう思っていた矢先のことだった。
「兄ちゃん…あれ見て!!」
ティムの指差す先に何かが明るく輝いている。
「やった!ついにみつけたよ!」
「そんな馬鹿な…」
俺達は光の元へ走った。
そして、そこで俺は我が目を疑った。
そこにあったものは、正真正銘、黄金のかぼちゃだったのだから。
本当に、かぼちゃが黄金色に輝いてる…あたりがほのかに明るくなる程明るい光だ。
それは、目のあたりにしてもまだどこか信じられない不思議な光景だった。
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