1 / 171
side ひかり
1
しおりを挟む
(ダメ!!やっぱり、こんな子じゃダメ!!)
私は、携帯を握り締めたまま、そのまま身体を後ろに倒して寝転んだ。
今時珍しい程アンティークな天井をみつめながら、小さな溜息を吐く。
「ひらめきの神様~!
いいかげん、良いアイディアをちょうだいよ!」
自分の才能のなさを嘆きながら、私はそんな自分勝手な願いを天に叫んだ。
私の趣味は、近頃流行り…でもないか?の携帯小説。
それも読む方じゃなくて書く方。
一応、携帯サイトもやってて、そこで作品を発表してる…
小説の投稿サイトに出すのは恥ずかしいから。
それに「作品」なんて呼べる程のものじゃないけどね。
元々、人づきあいはあんまり得意じゃないから、掲示板は置かずに拍手だけ設置してるんだけど、拍手なんて月に1回か2回あったら良い方…
小躍りしながら見てみたら、誤字の指摘だったり、宣伝だったり…
まぁ、アクセス数自体、悲しい程、少ないし、書いても書いても報われない毎日で……
才能がないことは自分でもわかってる…
文章もうまくないし、ストーリーもそんなに面白くない。
でも、たまぁに自分でも「これはすごく良い!」って感動してしまうような展開もあるんだけど、何の反応もない所を見たら、やっぱりそれはただの自己満なのかもしれない。
そんなわけで、がっかりしてばっかりなんだけど、とにかく子供の頃から空想することが好きだったせいか、なんとなくやめずに続けているって感じかな。
更新もそんなにマメじゃないしねぇ…
気が向いた時に書くだけだから、大変ってことも全然ないし…
そうそう、私は現在の所、完全なプー。
高3の終わり頃からちょっとした引きこもりになってしまって、今は、誰も住む人がいなくなったお祖母ちゃんの家で一人暮らし。
世間体を考えてのことなのか、それとも、私のことを心配してくれたのかはわからない。
とにかく、自然の中にいたら心も健全になるだろうってことで父に連れて来られたわけなんだけど、意外にも、私はここで快適な暮らしを満喫してる。
近所にはあんまり家がないから人と関わることもめったにないし、寂しさよりも誰にも干渉されずに好きなように生活出来ることが妙に心地良い。
生活費は親が送ってくれてる。
って言っても、すずめの涙ほどなんだけど。
家賃はいらないし、井戸水だから水道代もいらないし、野菜や果物は畑で作れってことで…
まぁ、植物は元々けっこう好きな方ではあったけど、野菜や果物なんて作ったことないし!
……そう思ってたけど、それほど本格的に手入れをしなくても野菜達は勝手に実をつけてくれた。
売り物じゃないから、多少いびつでもちょっとくらい虫に食われても関係ないもんね。
私は、携帯を握り締めたまま、そのまま身体を後ろに倒して寝転んだ。
今時珍しい程アンティークな天井をみつめながら、小さな溜息を吐く。
「ひらめきの神様~!
いいかげん、良いアイディアをちょうだいよ!」
自分の才能のなさを嘆きながら、私はそんな自分勝手な願いを天に叫んだ。
私の趣味は、近頃流行り…でもないか?の携帯小説。
それも読む方じゃなくて書く方。
一応、携帯サイトもやってて、そこで作品を発表してる…
小説の投稿サイトに出すのは恥ずかしいから。
それに「作品」なんて呼べる程のものじゃないけどね。
元々、人づきあいはあんまり得意じゃないから、掲示板は置かずに拍手だけ設置してるんだけど、拍手なんて月に1回か2回あったら良い方…
小躍りしながら見てみたら、誤字の指摘だったり、宣伝だったり…
まぁ、アクセス数自体、悲しい程、少ないし、書いても書いても報われない毎日で……
才能がないことは自分でもわかってる…
文章もうまくないし、ストーリーもそんなに面白くない。
でも、たまぁに自分でも「これはすごく良い!」って感動してしまうような展開もあるんだけど、何の反応もない所を見たら、やっぱりそれはただの自己満なのかもしれない。
そんなわけで、がっかりしてばっかりなんだけど、とにかく子供の頃から空想することが好きだったせいか、なんとなくやめずに続けているって感じかな。
更新もそんなにマメじゃないしねぇ…
気が向いた時に書くだけだから、大変ってことも全然ないし…
そうそう、私は現在の所、完全なプー。
高3の終わり頃からちょっとした引きこもりになってしまって、今は、誰も住む人がいなくなったお祖母ちゃんの家で一人暮らし。
世間体を考えてのことなのか、それとも、私のことを心配してくれたのかはわからない。
とにかく、自然の中にいたら心も健全になるだろうってことで父に連れて来られたわけなんだけど、意外にも、私はここで快適な暮らしを満喫してる。
近所にはあんまり家がないから人と関わることもめったにないし、寂しさよりも誰にも干渉されずに好きなように生活出来ることが妙に心地良い。
生活費は親が送ってくれてる。
って言っても、すずめの涙ほどなんだけど。
家賃はいらないし、井戸水だから水道代もいらないし、野菜や果物は畑で作れってことで…
まぁ、植物は元々けっこう好きな方ではあったけど、野菜や果物なんて作ったことないし!
……そう思ってたけど、それほど本格的に手入れをしなくても野菜達は勝手に実をつけてくれた。
売り物じゃないから、多少いびつでもちょっとくらい虫に食われても関係ないもんね。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
不倫妻への鎮魂歌 ―サレ夫が選んだ、最も残酷で静かな復讐―
MisakiNonagase
大衆娯楽
「サレ夫、再生。不倫妻、転落。──その代償は、あまりに重い。」
「嘘で塗り固めた20年より、真実で歩む明日がいい。」
失って初めて気づく、守られていた日々の輝き。
46歳の美香にとって、誠実な夫と二人の息子に囲まれた生活は、退屈で窮屈な「檻」だった。若い男からの甘い誘惑に、彼女は20年の歳月を投げ打って飛び込んだ。 しかし、彼女が捨てたのは「檻」ではなく「聖域」だったのだ。 不倫、発覚、離婚、そして孤独。 かつての「美しい奥様」が、厚化粧で場末のスナックのカウンターに立つまでの足取りと、傷つきながらも真実の幸福を掴み取っていく夫・徹の再生を描く。 家族とは何か、誠実さとは何か。一通の離婚届が、二人の人生を光と影に分かつ。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる