30 / 32
ワインゼリー(やぎ座)
1
しおりを挟む
「わぁー!」
僕は雲の隙間からそっと下を見下ろした。
人も車も蟻んこみたいにちっちゃくて、なんだかおかしい。
ふわふわの雲の上を走り回って、今度は虹の橋を滑ってそのまま空を飛び回った。
翼がなくても僕は飛べる。
風みたいにびゅんびゅん飛べる…
こんな楽しい思いが出来るのもあのゼリーのお陰なんだ。
冷蔵庫の奥に、まるで隠すようにして置かれた赤くてキラキラのゼリー。
とても綺麗で、見ただけで普通のゼリーとはどこか違う気がした。
そうだ、きっとこれは魔法のゼリーなんだ!
だから、隠してあるんだな!僕は咄嗟にそう感じた。
あれ…?それじゃあ、僕のママは魔女だったのかな?
それともパパが魔法使いなんだろうか?
僕はそんなことを考えながら赤いゼリーに手を伸ばした。
その味は甘いけどなんだか不思議な味で…僕がよく食べてるいちごやオレンジのゼリーとはどうも違う。
そのうちに、僕の身体がふわふわと軽くなって、とっても良い気持ちになってきた。
やっぱりこれは魔法のゼリーなんだ…!
もしかしたらもう一つ食べたら、僕の身体はもっと軽くなって空を飛べるんじゃ…
僕は、すぐにもう一つのゼリーを口に運んだ。
わぁ~い!
僕はまるで鳥みたいに広い空をすいすい飛び回った。
雲と雲の間をジャンプで飛び越えたり、トランポリンみたいに飛び跳ねたり…
空の上で、僕は自由に遊び回った。
やっぱり、あれは魔法のゼリーだったんだ!
「ゆうちゃん、どうしたの!
大丈夫!?」
僕はママの声で地上に戻った。
ママは心配そうに僕の顔をのぞきこんでいて…
そして、なぜだか僕の頭はガンガンしてた。
僕は雲の隙間からそっと下を見下ろした。
人も車も蟻んこみたいにちっちゃくて、なんだかおかしい。
ふわふわの雲の上を走り回って、今度は虹の橋を滑ってそのまま空を飛び回った。
翼がなくても僕は飛べる。
風みたいにびゅんびゅん飛べる…
こんな楽しい思いが出来るのもあのゼリーのお陰なんだ。
冷蔵庫の奥に、まるで隠すようにして置かれた赤くてキラキラのゼリー。
とても綺麗で、見ただけで普通のゼリーとはどこか違う気がした。
そうだ、きっとこれは魔法のゼリーなんだ!
だから、隠してあるんだな!僕は咄嗟にそう感じた。
あれ…?それじゃあ、僕のママは魔女だったのかな?
それともパパが魔法使いなんだろうか?
僕はそんなことを考えながら赤いゼリーに手を伸ばした。
その味は甘いけどなんだか不思議な味で…僕がよく食べてるいちごやオレンジのゼリーとはどうも違う。
そのうちに、僕の身体がふわふわと軽くなって、とっても良い気持ちになってきた。
やっぱりこれは魔法のゼリーなんだ…!
もしかしたらもう一つ食べたら、僕の身体はもっと軽くなって空を飛べるんじゃ…
僕は、すぐにもう一つのゼリーを口に運んだ。
わぁ~い!
僕はまるで鳥みたいに広い空をすいすい飛び回った。
雲と雲の間をジャンプで飛び越えたり、トランポリンみたいに飛び跳ねたり…
空の上で、僕は自由に遊び回った。
やっぱり、あれは魔法のゼリーだったんだ!
「ゆうちゃん、どうしたの!
大丈夫!?」
僕はママの声で地上に戻った。
ママは心配そうに僕の顔をのぞきこんでいて…
そして、なぜだか僕の頭はガンガンしてた。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
思いを込めてあなたに贈る
あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる