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「えーっ!そうなの!?全然知らなかったわ。
ねぇ、ねぇ、他には?」
遼から聞いた健人さんネタを一応、ガッキーに話したら、知らないことだったらしく、彼女はとても興奮していた。
本当につまらないことなんだ。
家で食べる駄菓子のことや、コンビニで何をよく買うかとか、好きなお弁当のおかずのこととか。
そんなことでも知りたいの?
すごいね。
「そういえば、この前、連れて行ってくれた美容院って、もしかしてミラージュってお店?」
「そうよ。」
「じゃあ、あの美容師さんはカリスマ美容師?」
「うん、川崎光さん。
ミッチー川崎って呼ばれてる人よ。」
「へぇ…遼が言った通りなんだね。
それでね、思ったんだけど、健人さんって髪の毛にはすごく気を遣ってるって話だから、健人さんをあのお店に連れて行ってあげたらどうかな?
あそこ、常連さんとその紹介者しか行けないんだよね?」
「なるほどね。でも、健人には、行きつけの美容院があるみたいだし~…」
「そっか~…」
私にしては良いアイディアだと思ったんだけど、だめだったか。
残念だけど、仕方ないね。
「えーっ!そうなの!?全然知らなかったわ。
ねぇ、ねぇ、他には?」
遼から聞いた健人さんネタを一応、ガッキーに話したら、知らないことだったらしく、彼女はとても興奮していた。
本当につまらないことなんだ。
家で食べる駄菓子のことや、コンビニで何をよく買うかとか、好きなお弁当のおかずのこととか。
そんなことでも知りたいの?
すごいね。
「そういえば、この前、連れて行ってくれた美容院って、もしかしてミラージュってお店?」
「そうよ。」
「じゃあ、あの美容師さんはカリスマ美容師?」
「うん、川崎光さん。
ミッチー川崎って呼ばれてる人よ。」
「へぇ…遼が言った通りなんだね。
それでね、思ったんだけど、健人さんって髪の毛にはすごく気を遣ってるって話だから、健人さんをあのお店に連れて行ってあげたらどうかな?
あそこ、常連さんとその紹介者しか行けないんだよね?」
「なるほどね。でも、健人には、行きつけの美容院があるみたいだし~…」
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私にしては良いアイディアだと思ったんだけど、だめだったか。
残念だけど、仕方ないね。
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