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ジョン
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「なんだか…不思議なくらい、うまくいったな…」
「そうだね…僕、もっと時間がかかるって思ってた。
だって、何十年もずっとアンドリューさんはあんな風に生きてきたのに、その生き方がウォルフボーラスに会っただけで一瞬で変わるなんて…」
「……奴はな、きっと、ずっとやめたかったんだ。」
「え?!」
ラルフの不可解な言葉に、リオは思わず問い返す。
「あいつ自身も、あんな生き方が良くないってことはどこかで感じてたんだな。
嘘を吐く度に奴の心には重いものがたまり、ウォルフボーラスへの恐怖が大きくなっていってたんだろう。
でも、それをやめるきっかけが掴めなかった。
どうやったら自分が楽になれるのかもわかっちゃいなかったんだ。」
「……そうか…
ウォルフボーラスに会ったことで、彼はそのきっかけをつかむ事が出来たんだね。」
リオはそう呟くと、心に温かいものを感じながら、星の瞬く夜空を見上げた。
「ま、そういうことだな、
あんな年になっても怖いものがあるなんて、あいつは本当は子供みたいに心の綺麗な奴なんだろうな。
おまえの下手な芝居も、今回は役に立ったってわけだな!」
「下手な芝居とは酷いな………あーーーー!」
ラルフの言葉に失笑したリオが、突然、大きな声を上げた。
「なんだよ、どうかしたのか?」
「どうしよう…僕……大きな間違いをしてた!」
「大きな間違いだって?
一体、何を間違ったっていうんだ!?」
「ウォルフボーラスは、頭のてっぺんから出るような甲高い声を出すんだった…
なのに、僕、低い声でしゃべっちゃった…」
「……なんだ、そんなことか…」
ラルフは、心配そうな顔をしたリオの言葉を鼻で笑う。
「あいつはそんなことに気付くだけの心の余裕はなかったさ。
それに、今更、そんなことに気付いたからってどうするんだ?
今からもう一度やり直すわけにもいかないだろ?」
「……それはそうだけど…
あぁぁ、なんだかショックだよ。
やっぱり、なんでも思いつきだけじゃやっちゃいけないね。」
リオは、渋い顔で頭をかく。
「いや、そうでもないぞ。
現に今回は、こんなにうまくいったんだからな。
……ただ、芝居は酷かったけどな…あんな大根役者は見た事ないぞ。」
「そのことは、もういいってば!」
「そうだね…僕、もっと時間がかかるって思ってた。
だって、何十年もずっとアンドリューさんはあんな風に生きてきたのに、その生き方がウォルフボーラスに会っただけで一瞬で変わるなんて…」
「……奴はな、きっと、ずっとやめたかったんだ。」
「え?!」
ラルフの不可解な言葉に、リオは思わず問い返す。
「あいつ自身も、あんな生き方が良くないってことはどこかで感じてたんだな。
嘘を吐く度に奴の心には重いものがたまり、ウォルフボーラスへの恐怖が大きくなっていってたんだろう。
でも、それをやめるきっかけが掴めなかった。
どうやったら自分が楽になれるのかもわかっちゃいなかったんだ。」
「……そうか…
ウォルフボーラスに会ったことで、彼はそのきっかけをつかむ事が出来たんだね。」
リオはそう呟くと、心に温かいものを感じながら、星の瞬く夜空を見上げた。
「ま、そういうことだな、
あんな年になっても怖いものがあるなんて、あいつは本当は子供みたいに心の綺麗な奴なんだろうな。
おまえの下手な芝居も、今回は役に立ったってわけだな!」
「下手な芝居とは酷いな………あーーーー!」
ラルフの言葉に失笑したリオが、突然、大きな声を上げた。
「なんだよ、どうかしたのか?」
「どうしよう…僕……大きな間違いをしてた!」
「大きな間違いだって?
一体、何を間違ったっていうんだ!?」
「ウォルフボーラスは、頭のてっぺんから出るような甲高い声を出すんだった…
なのに、僕、低い声でしゃべっちゃった…」
「……なんだ、そんなことか…」
ラルフは、心配そうな顔をしたリオの言葉を鼻で笑う。
「あいつはそんなことに気付くだけの心の余裕はなかったさ。
それに、今更、そんなことに気付いたからってどうするんだ?
今からもう一度やり直すわけにもいかないだろ?」
「……それはそうだけど…
あぁぁ、なんだかショックだよ。
やっぱり、なんでも思いつきだけじゃやっちゃいけないね。」
リオは、渋い顔で頭をかく。
「いや、そうでもないぞ。
現に今回は、こんなにうまくいったんだからな。
……ただ、芝居は酷かったけどな…あんな大根役者は見た事ないぞ。」
「そのことは、もういいってば!」
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