68 / 89
side 潤
2
しおりを挟む
この際、はっきり言ってやった方が良いんじゃないだろうか。
そんなことをしたら、翔子は気分を壊すだろうか?
いや、翔子なら僕の気持ちをわかってくれるはずだ。
(そうだ!僕は翔子を信じる!)
半ば、やけくそだったかもしれない。
でも、僕はこのもやもやした日々がどうにも辛すぎて…
とにかく早くケリを付けたかったんだ。
『土曜日、用事ある?
時間があったら、ちょっと会えないかな?』
僕はなんともない振りをして、LINEを送った。
返事が来るかどうかはわからなかった。
独占欲の強い彼氏だとしたら、もしかしたら、僕には返信しないように言いつけてるかもしれないし、すでに、僕のLINEをブロックするように指示しているかもしれない。
僕はスマホをみつめ続けていた。
自分の馬鹿さ加減に、溜め息が漏れた。
翔子にも都合はあるんだから、そんなにすぐ返信が来るはずもないのに。
(とりあえず、シャワーでも浴びるか…)
僕は、気を紛らせるために浴室に向かった。
そんなことをしたら、翔子は気分を壊すだろうか?
いや、翔子なら僕の気持ちをわかってくれるはずだ。
(そうだ!僕は翔子を信じる!)
半ば、やけくそだったかもしれない。
でも、僕はこのもやもやした日々がどうにも辛すぎて…
とにかく早くケリを付けたかったんだ。
『土曜日、用事ある?
時間があったら、ちょっと会えないかな?』
僕はなんともない振りをして、LINEを送った。
返事が来るかどうかはわからなかった。
独占欲の強い彼氏だとしたら、もしかしたら、僕には返信しないように言いつけてるかもしれないし、すでに、僕のLINEをブロックするように指示しているかもしれない。
僕はスマホをみつめ続けていた。
自分の馬鹿さ加減に、溜め息が漏れた。
翔子にも都合はあるんだから、そんなにすぐ返信が来るはずもないのに。
(とりあえず、シャワーでも浴びるか…)
僕は、気を紛らせるために浴室に向かった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる