8 / 258
良いことと悪いこと
8
しおりを挟む
「とにかく、しっかり食べなさい。」
「え?だって、お母さんが…」
「お母さんのことは心配ない。」
おかしいよ。
私が見たことないってことは、多分、お父さんだって見たことないはず。
なのに、お母さんを放っておくようなことを言うなんて…
(あ……お父さんは、お母さんが泣いてる理由を知ってる…?)
「どうしたの?ねぇ、一体、なにがあったの?」
「いいから、早く食べなさい!」
お父さんは普段はし言わないような、きつい口調でそう言った。
私は無理にごはんを口に運んだ。
とにかく、今はお父さんの言う通りにして…
お母さんの泣く理由を聞くのはそれからだ。
ずっと泣き続けているお母さんが心配で、味なんてよくわからなかったけど、とにかく私はごはんを食べ続けた。
「え?だって、お母さんが…」
「お母さんのことは心配ない。」
おかしいよ。
私が見たことないってことは、多分、お父さんだって見たことないはず。
なのに、お母さんを放っておくようなことを言うなんて…
(あ……お父さんは、お母さんが泣いてる理由を知ってる…?)
「どうしたの?ねぇ、一体、なにがあったの?」
「いいから、早く食べなさい!」
お父さんは普段はし言わないような、きつい口調でそう言った。
私は無理にごはんを口に運んだ。
とにかく、今はお父さんの言う通りにして…
お母さんの泣く理由を聞くのはそれからだ。
ずっと泣き続けているお母さんが心配で、味なんてよくわからなかったけど、とにかく私はごはんを食べ続けた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
115
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる