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013. きび団子
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ヨンヨンがばあちゃんの家に住み着くようになって、いつの間にか1ヶ月余りの月日が過ぎていた。
その間にヨンヨンも人間の世界のこともいろいろとわかってきた…つもりになり、
わらしちゃんとも、いつの間にかライバル兼友達という関係になっていた。
だけど、わらしちゃんは人間じゃない。
相変わらず、ヨンヨンの人間の友達はばあちゃん1人だけだった。
「ねぇ、わらしちゃん、どうやったら人間の友達が出来るかな?」
「そりゃあ、やっぱりいろんな所に行ってたくさんの人間に会わないとだめなんじゃないか?」
「え…いろんな所ってどこ?」
「いろんな所はいろんな所だ。
そうだな。人間がいっぱいいる都会が良いんじゃないか?」
「都会?ここは都会じゃないの?」
「ここは都会じゃない。
都会だったら、おら、住めない。」
わらしちゃんは、どこか不機嫌な調子でそう言った。
「なんで?」
「都会は自然が少ない。
人間はみんな忙しい。
忙しいし、優しいと負けるからから、優しくない人間がいっぱいいる。
おら、そんな所、嫌いだ。」
「そうなの?
じゃ、ヨンヨンも都会はいやだ。」
「でも、ここにいたら、きっと人間の友達出来ない。」
「そうかなぁ…?」
「そうだよ。
人間があんまりいないから。」
「じゃ、やっぱり都会に行かないと駄目なのかな…」
「うん、きっと、そう。」
ヨンヨンが、妖精の村からわざわざ人間の世界に来たのは、人間のことを研究するため。
そして、そのためには人間の友達を作るのが一番だと思ったのだけど、それは今の所、決して順調とは言えない状況だ。
(わらしちゃんの言う通り、いろんな所へ行かないと駄目なのかな?
都会って所に行かないと駄目なのかな?)
「ねぇ、ばあちゃん…
都会ってどんな所…?」
「そうじゃな…
都会は人がたくさんおって、賑やかな所じゃよ。」
「自然が少なくて、忙しくって優しくない所だって、わらしちゃんが言ってたよ。」
「まぁ、そうかもしれんのぅ…」
「なんで、そんな所に人間がいっぱいいるの?」
「田舎にはないもんがいっぱいあるからかもしれんのぅ…」
「そうなの?」
「そうなんじゃ。
いいか、ヨンヨン。
なんでも、片方から見てはいかんぞ。
両方から見んと本当のことは見えないもんなんじゃよ。」
「両方…??どういうこと??」
「……今はそのことだけ覚えとけば良いんじゃ…」
その間にヨンヨンも人間の世界のこともいろいろとわかってきた…つもりになり、
わらしちゃんとも、いつの間にかライバル兼友達という関係になっていた。
だけど、わらしちゃんは人間じゃない。
相変わらず、ヨンヨンの人間の友達はばあちゃん1人だけだった。
「ねぇ、わらしちゃん、どうやったら人間の友達が出来るかな?」
「そりゃあ、やっぱりいろんな所に行ってたくさんの人間に会わないとだめなんじゃないか?」
「え…いろんな所ってどこ?」
「いろんな所はいろんな所だ。
そうだな。人間がいっぱいいる都会が良いんじゃないか?」
「都会?ここは都会じゃないの?」
「ここは都会じゃない。
都会だったら、おら、住めない。」
わらしちゃんは、どこか不機嫌な調子でそう言った。
「なんで?」
「都会は自然が少ない。
人間はみんな忙しい。
忙しいし、優しいと負けるからから、優しくない人間がいっぱいいる。
おら、そんな所、嫌いだ。」
「そうなの?
じゃ、ヨンヨンも都会はいやだ。」
「でも、ここにいたら、きっと人間の友達出来ない。」
「そうかなぁ…?」
「そうだよ。
人間があんまりいないから。」
「じゃ、やっぱり都会に行かないと駄目なのかな…」
「うん、きっと、そう。」
ヨンヨンが、妖精の村からわざわざ人間の世界に来たのは、人間のことを研究するため。
そして、そのためには人間の友達を作るのが一番だと思ったのだけど、それは今の所、決して順調とは言えない状況だ。
(わらしちゃんの言う通り、いろんな所へ行かないと駄目なのかな?
都会って所に行かないと駄目なのかな?)
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都会ってどんな所…?」
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都会は人がたくさんおって、賑やかな所じゃよ。」
「自然が少なくて、忙しくって優しくない所だって、わらしちゃんが言ってたよ。」
「まぁ、そうかもしれんのぅ…」
「なんで、そんな所に人間がいっぱいいるの?」
「田舎にはないもんがいっぱいあるからかもしれんのぅ…」
「そうなの?」
「そうなんじゃ。
いいか、ヨンヨン。
なんでも、片方から見てはいかんぞ。
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