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021. 奇跡
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「あぁ~、涼しくて生き返るのねん。」
焼けつくような太陽がじりじりと照りつけるとある夏の日…
メリーこと十六夜羊(いざよいひつじ)と、その悪友(?)楼咲世夜(ろうさきよや)は、街のショッピングセンターに遊びに来ていた。
入口の扉を開けた瞬間、今までとは別世界のような涼しい空気が身体中をクールダウンしてくれる。
特に何か買いたいものがあったわけでもなく、ただ二人は涼しい場所で暇つぶしをしたかったのだ。
ぶらぶらとごく適当にあたりを歩き回り、目についたものがあるとそこに立ち寄ってはひやかす。
そして、また歩いてはゲーセンに入ったり、お茶を飲んだり、また違う店をひやかしたりと自由気ままに歩き回っていた。
「しかし、ここは本当に広いのねん。」
「そりゃそうさ。
ここは日本一広いショッピングセンターらしいからな。
さっきから、迷子のアナウンスが良く流れてるだろ?」
「そういえば…」
耳を澄ませると、まさにたった今も迷子のお知らせアナウンスが流れていた。
「こんな所で迷子になったら、大人でも大変だぞ。」
「……あ!俺、良いこと思いついたのねん!」
「なんだ?」
「ここで、かくれんぼをするのん。」
「かくれんぼ?
なんで、俺がそんなことしなきゃならないんだ?」
「あはん。やっぱり世夜は俺をみつける自信がないのねん。
こんな広いんだから、まぁ、仕方ないけどねん。」
そう言って、羊は、いたずらっぽい笑いを浮かべた。
「ふん、馬鹿馬鹿しい。
いくら広くても、おまえが隠れそうな場所くらいすぐに見当が付く。
10分もしないうちに見つけだしてみせるさ。」
「すっごい自信なのねん!
じゃあ、今から10分経ったら俺をみつけてねん。
敷地内のどこかに隠れるからねん!」
羊は、世夜にとびっきりの笑顔を向け、手を振りながら人ごみの中へ駆け出して行った。
焼けつくような太陽がじりじりと照りつけるとある夏の日…
メリーこと十六夜羊(いざよいひつじ)と、その悪友(?)楼咲世夜(ろうさきよや)は、街のショッピングセンターに遊びに来ていた。
入口の扉を開けた瞬間、今までとは別世界のような涼しい空気が身体中をクールダウンしてくれる。
特に何か買いたいものがあったわけでもなく、ただ二人は涼しい場所で暇つぶしをしたかったのだ。
ぶらぶらとごく適当にあたりを歩き回り、目についたものがあるとそこに立ち寄ってはひやかす。
そして、また歩いてはゲーセンに入ったり、お茶を飲んだり、また違う店をひやかしたりと自由気ままに歩き回っていた。
「しかし、ここは本当に広いのねん。」
「そりゃそうさ。
ここは日本一広いショッピングセンターらしいからな。
さっきから、迷子のアナウンスが良く流れてるだろ?」
「そういえば…」
耳を澄ませると、まさにたった今も迷子のお知らせアナウンスが流れていた。
「こんな所で迷子になったら、大人でも大変だぞ。」
「……あ!俺、良いこと思いついたのねん!」
「なんだ?」
「ここで、かくれんぼをするのん。」
「かくれんぼ?
なんで、俺がそんなことしなきゃならないんだ?」
「あはん。やっぱり世夜は俺をみつける自信がないのねん。
こんな広いんだから、まぁ、仕方ないけどねん。」
そう言って、羊は、いたずらっぽい笑いを浮かべた。
「ふん、馬鹿馬鹿しい。
いくら広くても、おまえが隠れそうな場所くらいすぐに見当が付く。
10分もしないうちに見つけだしてみせるさ。」
「すっごい自信なのねん!
じゃあ、今から10分経ったら俺をみつけてねん。
敷地内のどこかに隠れるからねん!」
羊は、世夜にとびっきりの笑顔を向け、手を振りながら人ごみの中へ駆け出して行った。
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