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022. 日常風景
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結局、土曜日は午前中に待ち合わせて一緒にDVDを借りに行く事になった。
本当に見たかったものは一人の時にじっくり見ることにして、今、クラスで流行ってるものと咲也が「これは面白い!」とおすすめのアクション映画を借りることにした。
その後、コンビニに立ち寄ってちょっとした食料を調達して咲也の家に向かった。
あの人はでかけているのか、自分の部屋にひきこもっているのか、家の中はしんと静まり返っていた。
「あ!イケね!!」
「何?」
「ポテチ忘れてる!」
「なんだ、そんなこと…
良いじゃない。他、いろいろ買ってきてるんだし…」
「ダメだよ。
ちょっと買って来るから、お湯頼むな。」
そう言って、咲也は外へ飛び出して行ってしまった。
咲也のこだわり…熱いものはより熱く。
電気ポットのお湯では、飲み物もカップ麺もダメだそうだ。
やかんを火にかけ、お湯がわくのを待った…
その時、ふと足跡が聞こえ、そこには…
あの人がいた…
「あ……」
「あの……」
鼓動が速くなる。
こんな近くであの人をはっきり見たのだから…
たった一言とはいえ、あの人と言葉を交わしたのだから…
どうしよう…
何て言えば…
「君…確か、咲也の…」
「あ…は、はい。
咲也君の友達です。」
「友達……?」
ふだん、咲也「くん」なんて言ったことなんてない。
でも、そんな言葉が口を吐いて出た。
「友達」ということに、あの人はなにか違和感を感じているようだ。
当たり前のことだけど…
「……おかしなこと言うようだけど…
もしかして、前に、どこかで会ったことある…?」
「え……」
涙が出そうになった…
やっぱり…やっぱり、この人、私の運命の人なんだ…私のことをわかってくれてたんだ…
今すぐ、その胸に飛びこんで好きだと言ってしまいたい…
「あ!兄貴!」
私がその衝動をこらえるのに必死になっていた所へ、コンビニの袋を下げた咲也が戻って来た。
「水青!お湯!お湯!」
「えっ?!」
お湯が沸いたのがなんだっていうの…?
なんで、こんな時に帰って来るの?!
カップにインスタントコーヒーを入れている咲也の背中を拳で殴りつけたい想いだった。
「水青、砂糖取って!
そこにあるから」
私の想いを知るはずもない咲也は私にそんなことを頼む。
なにが砂糖よ!
何がコーヒーよ!
本当に見たかったものは一人の時にじっくり見ることにして、今、クラスで流行ってるものと咲也が「これは面白い!」とおすすめのアクション映画を借りることにした。
その後、コンビニに立ち寄ってちょっとした食料を調達して咲也の家に向かった。
あの人はでかけているのか、自分の部屋にひきこもっているのか、家の中はしんと静まり返っていた。
「あ!イケね!!」
「何?」
「ポテチ忘れてる!」
「なんだ、そんなこと…
良いじゃない。他、いろいろ買ってきてるんだし…」
「ダメだよ。
ちょっと買って来るから、お湯頼むな。」
そう言って、咲也は外へ飛び出して行ってしまった。
咲也のこだわり…熱いものはより熱く。
電気ポットのお湯では、飲み物もカップ麺もダメだそうだ。
やかんを火にかけ、お湯がわくのを待った…
その時、ふと足跡が聞こえ、そこには…
あの人がいた…
「あ……」
「あの……」
鼓動が速くなる。
こんな近くであの人をはっきり見たのだから…
たった一言とはいえ、あの人と言葉を交わしたのだから…
どうしよう…
何て言えば…
「君…確か、咲也の…」
「あ…は、はい。
咲也君の友達です。」
「友達……?」
ふだん、咲也「くん」なんて言ったことなんてない。
でも、そんな言葉が口を吐いて出た。
「友達」ということに、あの人はなにか違和感を感じているようだ。
当たり前のことだけど…
「……おかしなこと言うようだけど…
もしかして、前に、どこかで会ったことある…?」
「え……」
涙が出そうになった…
やっぱり…やっぱり、この人、私の運命の人なんだ…私のことをわかってくれてたんだ…
今すぐ、その胸に飛びこんで好きだと言ってしまいたい…
「あ!兄貴!」
私がその衝動をこらえるのに必死になっていた所へ、コンビニの袋を下げた咲也が戻って来た。
「水青!お湯!お湯!」
「えっ?!」
お湯が沸いたのがなんだっていうの…?
なんで、こんな時に帰って来るの?!
カップにインスタントコーヒーを入れている咲也の背中を拳で殴りつけたい想いだった。
「水青、砂糖取って!
そこにあるから」
私の想いを知るはずもない咲也は私にそんなことを頼む。
なにが砂糖よ!
何がコーヒーよ!
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