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066. 人形
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§§§§§§§§§§§
「はじめまして、アンヌ」
「あ!あなたはルネ!
ルネ、あなた、人間の言葉が話せるの?」
「話せるわよ。
夢の中でだけだけど…」
「すごいわね!
あなたって、可愛らしいだけじゃなくて、とても素晴らしいお人形だったのね!」
「言葉を話せることなんて、全然たいしたことじゃないわ。
そんなことより、あなたの願いはさっきので良いのね?」
「さっきの…?」
「いや~ね、あなた、さっき言ってたじゃないの。
友達がうらやましがるような端正な顔立ちでお金持ちの男性と結婚したいって。」
「ルネ、聞いてたの?恥ずかしいわ…」
「何言ってるの、あなたが私に向かって祈ったんだから聞いてるのは当然じゃない。
じゃ、願い事はそれでまちがいないのね。
わかったわ…あなたを望み通りの男性と結婚させてあげる。」
「本当?
本当なの、ルネ?」
「本当よ。
だって、私は夢を叶えるお人形なんですもの…フフフフフ…」
§§§§§§§§§§§
「はじめまして、アンヌ」
「あ!あなたはルネ!
ルネ、あなた、人間の言葉が話せるの?」
「話せるわよ。
夢の中でだけだけど…」
「すごいわね!
あなたって、可愛らしいだけじゃなくて、とても素晴らしいお人形だったのね!」
「言葉を話せることなんて、全然たいしたことじゃないわ。
そんなことより、あなたの願いはさっきので良いのね?」
「さっきの…?」
「いや~ね、あなた、さっき言ってたじゃないの。
友達がうらやましがるような端正な顔立ちでお金持ちの男性と結婚したいって。」
「ルネ、聞いてたの?恥ずかしいわ…」
「何言ってるの、あなたが私に向かって祈ったんだから聞いてるのは当然じゃない。
じゃ、願い事はそれでまちがいないのね。
わかったわ…あなたを望み通りの男性と結婚させてあげる。」
「本当?
本当なの、ルネ?」
「本当よ。
だって、私は夢を叶えるお人形なんですもの…フフフフフ…」
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