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084. 箱の中身
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「あぁ~~…あぢぃ~…」
燃えさかる太陽が容赦なく照り付ける。
こんな暑い日は炭酸のきいた飲み物が飲みたくなるもんだ。
すぐ近くの自販機に行くと運の悪いことに売り切れ…
考えることは皆、同じなんだな…
お茶で我慢するか?
…いやいや、そんなことは出来ない!
こんな日は、何がなんでもきつい炭酸の飲み物でなくてはならない!
そんなわけで、俺は仕方なく少し離れたコンビニを目指すことにした。
人気のないコンビニの店内は寒いくらいに冷えていて、入ってすぐに汗がひいていく。
(あぁ、気持ち良い…
あ…!良かった…ここにはあった。)
俺は目当ての飲み物を手に取り、少し店内をうろうろして身体を冷やしてから帰路に着いた。
(しっかし、この店は本当に寂れてんなぁ…
誰もいないぞ…
こんなんじゃ、そのうち潰れるんじゃないか?)
俺はそんなどうでも良いことを考えながら、暑い太陽の下を歩いていた。
きつい日差しが、俺の白い肌を赤く焦がす。
高架下を歩いている時、後ろから来た宅配便の車から1つの箱が転がり落ちた。
(あ…!)
「お~い!荷物が落ちたぞ~!
お~い!!」
車は俺の声に気付くことなく走り去ってしまった。
道路に転がる四角い箱…
後続の車が通れば潰されてしまうかもしれない。
(……仕方ないなぁ…)
俺は箱を拾いあげた。
「なんだ、これ?」
箱を見て、俺は思わず声を漏らしてしまった。
宅配便の荷物なら、普通は宛先や差出人が書いてあるはず…
なのに、その箱には「決して開けてはいけません」と書いてあるだけだったのだ。
多分、さっきのあのコンビニから回収してきたのだろうと思ったが、またあそこまで戻るのも面倒だ。
(どうしよう…)
箱はそれほど重くはない。
大きくもない…
(まさか、爆弾…なんてことはないよな?)
俺は箱に耳を付けて音を聞いてみた。
…何の音もしない。
時限装置が付いてないのか?!
いや、もしも爆弾なら落ちた時に衝撃で爆発しそうだ。
それにきっと爆弾ならもっと重いはず…
本物の爆弾なんて持ったことはないから、どの程度の重さかなんて本当はよくわからないのだけど…
(…一体、何が入っているんだろう?)
燃えさかる太陽が容赦なく照り付ける。
こんな暑い日は炭酸のきいた飲み物が飲みたくなるもんだ。
すぐ近くの自販機に行くと運の悪いことに売り切れ…
考えることは皆、同じなんだな…
お茶で我慢するか?
…いやいや、そんなことは出来ない!
こんな日は、何がなんでもきつい炭酸の飲み物でなくてはならない!
そんなわけで、俺は仕方なく少し離れたコンビニを目指すことにした。
人気のないコンビニの店内は寒いくらいに冷えていて、入ってすぐに汗がひいていく。
(あぁ、気持ち良い…
あ…!良かった…ここにはあった。)
俺は目当ての飲み物を手に取り、少し店内をうろうろして身体を冷やしてから帰路に着いた。
(しっかし、この店は本当に寂れてんなぁ…
誰もいないぞ…
こんなんじゃ、そのうち潰れるんじゃないか?)
俺はそんなどうでも良いことを考えながら、暑い太陽の下を歩いていた。
きつい日差しが、俺の白い肌を赤く焦がす。
高架下を歩いている時、後ろから来た宅配便の車から1つの箱が転がり落ちた。
(あ…!)
「お~い!荷物が落ちたぞ~!
お~い!!」
車は俺の声に気付くことなく走り去ってしまった。
道路に転がる四角い箱…
後続の車が通れば潰されてしまうかもしれない。
(……仕方ないなぁ…)
俺は箱を拾いあげた。
「なんだ、これ?」
箱を見て、俺は思わず声を漏らしてしまった。
宅配便の荷物なら、普通は宛先や差出人が書いてあるはず…
なのに、その箱には「決して開けてはいけません」と書いてあるだけだったのだ。
多分、さっきのあのコンビニから回収してきたのだろうと思ったが、またあそこまで戻るのも面倒だ。
(どうしよう…)
箱はそれほど重くはない。
大きくもない…
(まさか、爆弾…なんてことはないよな?)
俺は箱に耳を付けて音を聞いてみた。
…何の音もしない。
時限装置が付いてないのか?!
いや、もしも爆弾なら落ちた時に衝撃で爆発しそうだ。
それにきっと爆弾ならもっと重いはず…
本物の爆弾なんて持ったことはないから、どの程度の重さかなんて本当はよくわからないのだけど…
(…一体、何が入っているんだろう?)
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