587 / 697
084. 箱の中身
1
しおりを挟む
「あぁ~~…あぢぃ~…」
燃えさかる太陽が容赦なく照り付ける。
こんな暑い日は炭酸のきいた飲み物が飲みたくなるもんだ。
すぐ近くの自販機に行くと運の悪いことに売り切れ…
考えることは皆、同じなんだな…
お茶で我慢するか?
…いやいや、そんなことは出来ない!
こんな日は、何がなんでもきつい炭酸の飲み物でなくてはならない!
そんなわけで、俺は仕方なく少し離れたコンビニを目指すことにした。
人気のないコンビニの店内は寒いくらいに冷えていて、入ってすぐに汗がひいていく。
(あぁ、気持ち良い…
あ…!良かった…ここにはあった。)
俺は目当ての飲み物を手に取り、少し店内をうろうろして身体を冷やしてから帰路に着いた。
(しっかし、この店は本当に寂れてんなぁ…
誰もいないぞ…
こんなんじゃ、そのうち潰れるんじゃないか?)
俺はそんなどうでも良いことを考えながら、暑い太陽の下を歩いていた。
きつい日差しが、俺の白い肌を赤く焦がす。
高架下を歩いている時、後ろから来た宅配便の車から1つの箱が転がり落ちた。
(あ…!)
「お~い!荷物が落ちたぞ~!
お~い!!」
車は俺の声に気付くことなく走り去ってしまった。
道路に転がる四角い箱…
後続の車が通れば潰されてしまうかもしれない。
(……仕方ないなぁ…)
俺は箱を拾いあげた。
「なんだ、これ?」
箱を見て、俺は思わず声を漏らしてしまった。
宅配便の荷物なら、普通は宛先や差出人が書いてあるはず…
なのに、その箱には「決して開けてはいけません」と書いてあるだけだったのだ。
多分、さっきのあのコンビニから回収してきたのだろうと思ったが、またあそこまで戻るのも面倒だ。
(どうしよう…)
箱はそれほど重くはない。
大きくもない…
(まさか、爆弾…なんてことはないよな?)
俺は箱に耳を付けて音を聞いてみた。
…何の音もしない。
時限装置が付いてないのか?!
いや、もしも爆弾なら落ちた時に衝撃で爆発しそうだ。
それにきっと爆弾ならもっと重いはず…
本物の爆弾なんて持ったことはないから、どの程度の重さかなんて本当はよくわからないのだけど…
(…一体、何が入っているんだろう?)
燃えさかる太陽が容赦なく照り付ける。
こんな暑い日は炭酸のきいた飲み物が飲みたくなるもんだ。
すぐ近くの自販機に行くと運の悪いことに売り切れ…
考えることは皆、同じなんだな…
お茶で我慢するか?
…いやいや、そんなことは出来ない!
こんな日は、何がなんでもきつい炭酸の飲み物でなくてはならない!
そんなわけで、俺は仕方なく少し離れたコンビニを目指すことにした。
人気のないコンビニの店内は寒いくらいに冷えていて、入ってすぐに汗がひいていく。
(あぁ、気持ち良い…
あ…!良かった…ここにはあった。)
俺は目当ての飲み物を手に取り、少し店内をうろうろして身体を冷やしてから帰路に着いた。
(しっかし、この店は本当に寂れてんなぁ…
誰もいないぞ…
こんなんじゃ、そのうち潰れるんじゃないか?)
俺はそんなどうでも良いことを考えながら、暑い太陽の下を歩いていた。
きつい日差しが、俺の白い肌を赤く焦がす。
高架下を歩いている時、後ろから来た宅配便の車から1つの箱が転がり落ちた。
(あ…!)
「お~い!荷物が落ちたぞ~!
お~い!!」
車は俺の声に気付くことなく走り去ってしまった。
道路に転がる四角い箱…
後続の車が通れば潰されてしまうかもしれない。
(……仕方ないなぁ…)
俺は箱を拾いあげた。
「なんだ、これ?」
箱を見て、俺は思わず声を漏らしてしまった。
宅配便の荷物なら、普通は宛先や差出人が書いてあるはず…
なのに、その箱には「決して開けてはいけません」と書いてあるだけだったのだ。
多分、さっきのあのコンビニから回収してきたのだろうと思ったが、またあそこまで戻るのも面倒だ。
(どうしよう…)
箱はそれほど重くはない。
大きくもない…
(まさか、爆弾…なんてことはないよな?)
俺は箱に耳を付けて音を聞いてみた。
…何の音もしない。
時限装置が付いてないのか?!
いや、もしも爆弾なら落ちた時に衝撃で爆発しそうだ。
それにきっと爆弾ならもっと重いはず…
本物の爆弾なんて持ったことはないから、どの程度の重さかなんて本当はよくわからないのだけど…
(…一体、何が入っているんだろう?)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
不倫妻への鎮魂歌 ―サレ夫が選んだ、最も残酷で静かな復讐―
MisakiNonagase
大衆娯楽
「サレ夫、再生。不倫妻、転落。──その代償は、あまりに重い。」
「嘘で塗り固めた20年より、真実で歩む明日がいい。」
失って初めて気づく、守られていた日々の輝き。
46歳の美香にとって、誠実な夫と二人の息子に囲まれた生活は、退屈で窮屈な「檻」だった。若い男からの甘い誘惑に、彼女は20年の歳月を投げ打って飛び込んだ。 しかし、彼女が捨てたのは「檻」ではなく「聖域」だったのだ。 不倫、発覚、離婚、そして孤独。 かつての「美しい奥様」が、厚化粧で場末のスナックのカウンターに立つまでの足取りと、傷つきながらも真実の幸福を掴み取っていく夫・徹の再生を描く。 家族とは何か、誠実さとは何か。一通の離婚届が、二人の人生を光と影に分かつ。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる