614 / 697
088. 空想
1
しおりを挟む
(なんか、お腹減ったなぁ…)
僕は、目を瞑り、頭の中で想像する。
分厚いハンバーグと新鮮な野菜がはさまれたハンバーガー、そしてあげたてのポテトと、冷たいコーラ。
ついでに、チョコレートサンデーも…
そして、目を開けばそれらがテーブルの上に乗っている。
(うん、美味しい…)
お腹が膨れたら、今度は退屈さが気になって来た。
僕は再び目を閉じる。
こういう時は、おしゃべりの好きな明るい女の子が良い。
そんな空想をして、目を開くと、そこには今空想した可愛い女の子がいた。
その子とお茶を飲みながら、他愛ない会話を交わす…
僕のつまらない話にも、けらけら笑ってくれるから、僕はなんだか気分が良い。
寂しい時には、ペットを空想する。
ありきたりの犬や猫から、獰猛な動物、果てには大きな怪獣まで…
でも、結局、面倒臭くなって、残ったのは猫だけになってしまった。
僕には猫が一番合ってるようだ。
どんなことでも空想通り。
僕はまるでこの世界の神様みたいな存在だ。
だけど、不思議なことに僕は、自分の名前すら知らない。
ここがどこなのかもわからない。
気付けば、僕はここにいた…
空想すれば、暖かな日差しの下にも、狭い部屋にも、どんなものにでも姿を変えるこの空間に…
僕は、目を瞑り、頭の中で想像する。
分厚いハンバーグと新鮮な野菜がはさまれたハンバーガー、そしてあげたてのポテトと、冷たいコーラ。
ついでに、チョコレートサンデーも…
そして、目を開けばそれらがテーブルの上に乗っている。
(うん、美味しい…)
お腹が膨れたら、今度は退屈さが気になって来た。
僕は再び目を閉じる。
こういう時は、おしゃべりの好きな明るい女の子が良い。
そんな空想をして、目を開くと、そこには今空想した可愛い女の子がいた。
その子とお茶を飲みながら、他愛ない会話を交わす…
僕のつまらない話にも、けらけら笑ってくれるから、僕はなんだか気分が良い。
寂しい時には、ペットを空想する。
ありきたりの犬や猫から、獰猛な動物、果てには大きな怪獣まで…
でも、結局、面倒臭くなって、残ったのは猫だけになってしまった。
僕には猫が一番合ってるようだ。
どんなことでも空想通り。
僕はまるでこの世界の神様みたいな存在だ。
だけど、不思議なことに僕は、自分の名前すら知らない。
ここがどこなのかもわからない。
気付けば、僕はここにいた…
空想すれば、暖かな日差しの下にも、狭い部屋にも、どんなものにでも姿を変えるこの空間に…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる