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091. こんなところで死んでたまるか!
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「王子様~!自分だけそんなのずるいですぞ~!」
「李雲、早く走らないと潰されるぞ!」
「ぎゃあああああ~~!」
李雲は必死になって走る!命がけで走る!
しかし、大岩は李雲のすぐ後ろにまで迫ってきた。
「あと少しで広い道に出るぞ!頑張るんだ~!!」
「王子様…わ、わ、私はもう…」
ぐしゃっ!
大岩は、李雲の背中を踏みしだいて転がっていった…
「王子様……」
「惜しかったな!
あと1m位だったのにな。
ドンマイ!ドンマイ!」
李雲は多少薄くなったがなんとか大岩ゾーンもクリアすることが出来た。
次のゾーンに入ると小さなボックス型のテーブルと椅子が置いてあった。
「ここは知力のゾーンとなっております。
10問全問正解でクリアとなります。
回答権は、先にチャイムを押された方にあり、どちらがお答えになってもかまいません。」
「王子様、ここはすべて私にお任せ下さい。
王子様はチャイムを押されてはなりませんぞ。」
李雲が楊俊にそっと耳打ちする。
さすがに亀の甲より年の甲。
李雲は、着実に正解数を重ねていく。
「では、最後の質問です。短気で有名だった日本の武将・織田信長の言葉です。
『鳴かぬなら、ほにゃららほにゃらほととぎす』…さて、織田信長は何と言ったのでしょう?」
ピンポン!
李雲より一瞬早く楊俊のチャイムが鳴った。
楊俊の席に赤いランプがともる。
(な~んだ、簡単じゃないか。
やっぱり王子として1問位答えとかないと、馬鹿だと思われるからな。)
「はい!では、楊俊さん!」
「鳴かぬなら、焼き鳥にして食ってやる!!」
自信満々に答える楊俊を見る李雲の顔から血の気が去り、魂が抜けた…
ブッブーー!!
「残念!!
正解は、『鳴かぬなら殺してしまえほととぎす』でした。
よって、このゾーンは…」
キラーン!
司会者の目に、まばゆい光が反射した。
「あれ~?
今のはあれで正解だよね?」
微笑む楊俊の指には、ピカピカ輝く金貨があった…
その金貨を楊俊は親指で弾く。
すぽっ。
金貨は、司会者の胸ポケットに見事着地を決める。
司会者はあたりをきょろきょろと見回し…
ピンポンピンポンピンポン!
「おめでとうございます!
見事全問正解です!」
くす玉が割れて、紙吹雪が舞い踊る…
(…………王子様……あなたというお方は……)
「李雲、早く走らないと潰されるぞ!」
「ぎゃあああああ~~!」
李雲は必死になって走る!命がけで走る!
しかし、大岩は李雲のすぐ後ろにまで迫ってきた。
「あと少しで広い道に出るぞ!頑張るんだ~!!」
「王子様…わ、わ、私はもう…」
ぐしゃっ!
大岩は、李雲の背中を踏みしだいて転がっていった…
「王子様……」
「惜しかったな!
あと1m位だったのにな。
ドンマイ!ドンマイ!」
李雲は多少薄くなったがなんとか大岩ゾーンもクリアすることが出来た。
次のゾーンに入ると小さなボックス型のテーブルと椅子が置いてあった。
「ここは知力のゾーンとなっております。
10問全問正解でクリアとなります。
回答権は、先にチャイムを押された方にあり、どちらがお答えになってもかまいません。」
「王子様、ここはすべて私にお任せ下さい。
王子様はチャイムを押されてはなりませんぞ。」
李雲が楊俊にそっと耳打ちする。
さすがに亀の甲より年の甲。
李雲は、着実に正解数を重ねていく。
「では、最後の質問です。短気で有名だった日本の武将・織田信長の言葉です。
『鳴かぬなら、ほにゃららほにゃらほととぎす』…さて、織田信長は何と言ったのでしょう?」
ピンポン!
李雲より一瞬早く楊俊のチャイムが鳴った。
楊俊の席に赤いランプがともる。
(な~んだ、簡単じゃないか。
やっぱり王子として1問位答えとかないと、馬鹿だと思われるからな。)
「はい!では、楊俊さん!」
「鳴かぬなら、焼き鳥にして食ってやる!!」
自信満々に答える楊俊を見る李雲の顔から血の気が去り、魂が抜けた…
ブッブーー!!
「残念!!
正解は、『鳴かぬなら殺してしまえほととぎす』でした。
よって、このゾーンは…」
キラーン!
司会者の目に、まばゆい光が反射した。
「あれ~?
今のはあれで正解だよね?」
微笑む楊俊の指には、ピカピカ輝く金貨があった…
その金貨を楊俊は親指で弾く。
すぽっ。
金貨は、司会者の胸ポケットに見事着地を決める。
司会者はあたりをきょろきょろと見回し…
ピンポンピンポンピンポン!
「おめでとうございます!
見事全問正解です!」
くす玉が割れて、紙吹雪が舞い踊る…
(…………王子様……あなたというお方は……)
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