59 / 201
side 瑠威
11
しおりを挟む
俺とはあんまり年は離れてないけど、望結のこともかわいく思えるようにもなっていた。
気持ちだけはしっかり父親だった。
早く正式に結婚したい。
完全に、かおりを俺のものにしたい…そんな気持ちはどんどん強くなり、俺はそれをかおりに伝えた。
だけど、かおりは首を縦には振らなかった。
「シュバルツがメジャーデビューしたら考えるよ。」
痛いところを突かれた。
それを知ってるから、かおりもそんなことを言ったのかもしれない。
確かにシュバルツのデビューは俺の夢でもある。
19の時に、バンドをすることを反対されて家を出て、バイトをしながら大学に通い、そしてバンド活動を続けてきた。
それはけっこう大変なことで…
何度も大学をやめようかと思ったが、親への意地でどうにか卒業までこぎつけた。
いくつものバンドを渡り歩き、ようやく今の最高のメンバーに出会って出来たのがシュバルツだ。
この最高のメンバーで、デビュー出来たら最高だと思ってる。
その最高の日に、かおりと結婚することが出来たなら…
俺はもう他には何も望まない…!
気持ちだけはしっかり父親だった。
早く正式に結婚したい。
完全に、かおりを俺のものにしたい…そんな気持ちはどんどん強くなり、俺はそれをかおりに伝えた。
だけど、かおりは首を縦には振らなかった。
「シュバルツがメジャーデビューしたら考えるよ。」
痛いところを突かれた。
それを知ってるから、かおりもそんなことを言ったのかもしれない。
確かにシュバルツのデビューは俺の夢でもある。
19の時に、バンドをすることを反対されて家を出て、バイトをしながら大学に通い、そしてバンド活動を続けてきた。
それはけっこう大変なことで…
何度も大学をやめようかと思ったが、親への意地でどうにか卒業までこぎつけた。
いくつものバンドを渡り歩き、ようやく今の最高のメンバーに出会って出来たのがシュバルツだ。
この最高のメンバーで、デビュー出来たら最高だと思ってる。
その最高の日に、かおりと結婚することが出来たなら…
俺はもう他には何も望まない…!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる