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「ここね、であい橋っていうんだ。」
「へぇ、なにかロマンチックな言い伝えでもあるんですか?」
「あるよ。ここでキスをしたカップルは永遠に仲良く過ごせるって。」
「えっ!?」
キ、キス!?
そんな言い伝えがあるなら、キスしないと、でも、私から言い出すのは恥ずかしいし…
(……ん?)
ふと見ると、柚希さんが肩を震わせていた。
「え?あ、あの……」
「冗談だよ。何も無い。」
「えーーっ!?」
「でも……」
急に柚希さんの形の良い唇が近付いて来て、私の唇にそっと重なった。
(え、えぇーーっ!ゆ、柚希さんの唇がーー!)
にわかに顔が熱くなる。
熱すぎて火を吹きそうだ。
柚希さんは、そんな私を見て、また笑ってる。
もう~!完全にからかわれてるよ。
「……どうしたの?行くよ。」
柚希さんって、意外と意地悪な人だ。
まぁ、あんな軽いキスで動揺する私も私だけど、だって、相手は柚希さんなんだもん。
しかも、不意討ち。
あの綺麗な顔が突然来るんだもん。
びっくりしても仕方ないよね。
少し不貞腐れながら、私は柚希さんの後を着いていく。
「このあたりが龍馬通りっていうところなんだ。
龍馬は興味ある?」
龍馬って、坂本龍馬のことだよね?
名前しか知らないんだけど…
「へぇ、なにかロマンチックな言い伝えでもあるんですか?」
「あるよ。ここでキスをしたカップルは永遠に仲良く過ごせるって。」
「えっ!?」
キ、キス!?
そんな言い伝えがあるなら、キスしないと、でも、私から言い出すのは恥ずかしいし…
(……ん?)
ふと見ると、柚希さんが肩を震わせていた。
「え?あ、あの……」
「冗談だよ。何も無い。」
「えーーっ!?」
「でも……」
急に柚希さんの形の良い唇が近付いて来て、私の唇にそっと重なった。
(え、えぇーーっ!ゆ、柚希さんの唇がーー!)
にわかに顔が熱くなる。
熱すぎて火を吹きそうだ。
柚希さんは、そんな私を見て、また笑ってる。
もう~!完全にからかわれてるよ。
「……どうしたの?行くよ。」
柚希さんって、意外と意地悪な人だ。
まぁ、あんな軽いキスで動揺する私も私だけど、だって、相手は柚希さんなんだもん。
しかも、不意討ち。
あの綺麗な顔が突然来るんだもん。
びっくりしても仕方ないよね。
少し不貞腐れながら、私は柚希さんの後を着いていく。
「このあたりが龍馬通りっていうところなんだ。
龍馬は興味ある?」
龍馬って、坂本龍馬のことだよね?
名前しか知らないんだけど…
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