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揺れる心 side 美穂
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さっきの喫茶店の話…蒸し返すのは良くないかな?
私にはなんて答えたら良いのかわからない。
でも、島本さんの答えは聞いてみたい。
……って、私…何を期待してるんだろう?
「島本さん…さっきの…
観覧車での話なんですが…」
「はぁ…どの話ですか?」
「ですから…
先週のカラオケの帰り、二人で喫茶店に寄ったことをあゆに言わなかった理由です。」
「えっ!?」
わっ!私、なんてことを…!
どうしよう…島本さん、困った顔してるよ…
私達は、お互いに、困ったような、引きつった顔を突き合わせたままに、固まった…
(ど、どうしよう。馬鹿なこと言っちゃった…
今、何を言えば良い?
どんなことを言えば、この気まずい状況から脱することが出来るんだろう?)
「あ、あの…そ、それはですね…」
島本さんがようやく口を開いたその時…
「ユキーー!」
手を振りながら、あゆと相川さんが駆けてくるのが見えた。
私にはなんて答えたら良いのかわからない。
でも、島本さんの答えは聞いてみたい。
……って、私…何を期待してるんだろう?
「島本さん…さっきの…
観覧車での話なんですが…」
「はぁ…どの話ですか?」
「ですから…
先週のカラオケの帰り、二人で喫茶店に寄ったことをあゆに言わなかった理由です。」
「えっ!?」
わっ!私、なんてことを…!
どうしよう…島本さん、困った顔してるよ…
私達は、お互いに、困ったような、引きつった顔を突き合わせたままに、固まった…
(ど、どうしよう。馬鹿なこと言っちゃった…
今、何を言えば良い?
どんなことを言えば、この気まずい状況から脱することが出来るんだろう?)
「あ、あの…そ、それはですね…」
島本さんがようやく口を開いたその時…
「ユキーー!」
手を振りながら、あゆと相川さんが駆けてくるのが見えた。
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