タイトル未定

ルカ(聖夜月ルカ)

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new life

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「それじゃあ、どうするつもりだ?」

 「え…えっと…
とりあえず、今は独学で勉強して…
もう少し実力がついたら、その時にまた考えます。」

 「そうか…独学よりも習う方が上達は早いのだがな…」

 「なんせまだレベルが低いので…」

 悲しいけれど、それは事実だから。



 「よし、わかった!
それじゃあ、今夜から俺が勉強に付き合ってやろう。」

 「え……!?」

 「そのくらい、お安い御用だ。」

 私はまだ意味がよくわからず戸惑っているというのに、那月さんはなんだかやる気満々だ。



 勉強を手伝うって……一体、どういうことなんだろう?
 疑問を感じながらも、私は夕食を食べ続けた。
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