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意外にも、お城内での散歩は禁止されなかった。
ロザリーさんが部屋に来ることすらなかった。
きっと、私の抵抗なんて、相手にもしてないんだろう。
確かに馬鹿だった。
もっと良く考えるべきだった。
でも、私はまだ諦めたわけじゃない。
生贄になんてされてたまるもんですか!
絶対に逃げてやるんだから!
それからしばらくは穏やかな日々が続いた。
今の状況さえ忘れてしまいそうな快適な日々だった。
*
「出立致します。」
「え?」
ある朝、突然に、鎧を付けた男性が部屋に来た。
それから私は城を出て、馬車に揺られた。
なぜだか、兵士が何人か馬で同行していた。
森の中の御屋敷で、私は念入りに湯浴みをさせられ、夜遅くに外へ連れ出された。
なんだかすごく嫌な気分だ。
もしかしたら、魔の森に連れて行かれるのかな?
なんで、こんな夜更けに。
私の後ろには、相変わらず数名の兵士が着いて来てる。
「巫女様、ここからはおひとりで真っ直ぐにお進み下さい。」
「え?」
目の前には鬱蒼とした森が広がっている。
「とにかく森の中へ入るのです。決して戻ってはいけません。
戻ろうとなさったら、その時は…」
兵士は後ろに視線を移すと同時に、道の両脇にいた三人ずつの兵士がさっと弓を構えた。
な、何っ!?
戻ろうとしたら、私を射るっていうの?
怖くて足がガクガク震える。
でも、行くしかない。
今、射たれたら死んでしまう。
私は絶対に生き残るんだから!
ロザリーさんが部屋に来ることすらなかった。
きっと、私の抵抗なんて、相手にもしてないんだろう。
確かに馬鹿だった。
もっと良く考えるべきだった。
でも、私はまだ諦めたわけじゃない。
生贄になんてされてたまるもんですか!
絶対に逃げてやるんだから!
それからしばらくは穏やかな日々が続いた。
今の状況さえ忘れてしまいそうな快適な日々だった。
*
「出立致します。」
「え?」
ある朝、突然に、鎧を付けた男性が部屋に来た。
それから私は城を出て、馬車に揺られた。
なぜだか、兵士が何人か馬で同行していた。
森の中の御屋敷で、私は念入りに湯浴みをさせられ、夜遅くに外へ連れ出された。
なんだかすごく嫌な気分だ。
もしかしたら、魔の森に連れて行かれるのかな?
なんで、こんな夜更けに。
私の後ろには、相変わらず数名の兵士が着いて来てる。
「巫女様、ここからはおひとりで真っ直ぐにお進み下さい。」
「え?」
目の前には鬱蒼とした森が広がっている。
「とにかく森の中へ入るのです。決して戻ってはいけません。
戻ろうとなさったら、その時は…」
兵士は後ろに視線を移すと同時に、道の両脇にいた三人ずつの兵士がさっと弓を構えた。
な、何っ!?
戻ろうとしたら、私を射るっていうの?
怖くて足がガクガク震える。
でも、行くしかない。
今、射たれたら死んでしまう。
私は絶対に生き残るんだから!
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