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side 野々村美咲
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「こりゃあ、最高じゃな。」
「ふわっふわっでおいしいね!」
「せやろ?
しかも、お値段は呆れるくらいにリーズナボーなんやで!」
慎二さんの冗談に、その場が和んだ。
シュウさんは、食事の間、ちょっと店の方を見て来ると言って出て行かれ……
そうすると、美幸さんはほっとしたような表情になって口数もいつもの通りに増えていった。
(美幸さん…まるで、シュウさんのことを怖がってらっしゃるみたい。
確かにシュウさんも美幸さんにはちょっと冷たく思えるような態度を取られてる。
……どうして!?)
「そういえば、ひかりちゃんは実家住まいなん?」
「え…?そういうわけじゃないんだけど……」
慎二さんの唐突な質問に、ひかりさんはそう言ったっきり口篭もられた。
「あれ?そうなん?
……あぁ、そうか。
兄さんとは離れて暮らしてるから、それで久し振りに会う時にペンダントを買うて来はったわけやな?
あれ?……そしたら、なんで美咲さんにも……」
「ひかりは、兄さんの家に居候しとるんじゃよ。
の…美咲さんは、ひかりの兄さんの会社で仕事をしとるからな。」
「なぁ~んや、そういうことか。」
「そういえば……」
今まで黙ってお好み焼きを食べてらっしゃったジョーさんが、ぽつりと何かを言いかけられて……
「ジョーさん、何やの?」
「美咲さん…以前、亜理紗がここに乱入して来たことがあったじゃないですか。
あの時、美咲さんは確か亜理紗とはイケメン社長との仕事中に会ったとかおっしゃってましたよね?
……ってことは、もしかして、ひかりちゃんのお兄さんっていうのは、あのイケメン社長?」
「え……」
そうですと答えて良いものかどうか迷って、私は美幸さんの方に顔を向けた。
「……そうだよ。」
「へぇ…そうだったんだぁ……
僕、その人、町でみかけたことがありますよ。
モデルみたいな外国人の二人と一緒にいたから、すっごく目立ってて……
一緒にいた誰かが、あれが亜理紗の元恋人だって教えてくれてね。
そっかぁ…あの人が……でも、ひかりちゃん…お兄さんとあんまり似てないね。」
「私と兄さんは年も離れてるし……お父さんが違うから。
……子供の頃からずっと似てないって言われてた。
あ…あのね、兄さんはとにかくすっごく厳しくて、私がこういう所に来てることがバレたら大変なことになるから…絶対に黙っててね。」
「大丈夫やって。
ホストはお客さんのことをぺらぺらしゃべったりしーひんから、安心して。」
慎二さんはそう言って、美幸さんの肩を優しく叩かれた。
「こりゃあ、最高じゃな。」
「ふわっふわっでおいしいね!」
「せやろ?
しかも、お値段は呆れるくらいにリーズナボーなんやで!」
慎二さんの冗談に、その場が和んだ。
シュウさんは、食事の間、ちょっと店の方を見て来ると言って出て行かれ……
そうすると、美幸さんはほっとしたような表情になって口数もいつもの通りに増えていった。
(美幸さん…まるで、シュウさんのことを怖がってらっしゃるみたい。
確かにシュウさんも美幸さんにはちょっと冷たく思えるような態度を取られてる。
……どうして!?)
「そういえば、ひかりちゃんは実家住まいなん?」
「え…?そういうわけじゃないんだけど……」
慎二さんの唐突な質問に、ひかりさんはそう言ったっきり口篭もられた。
「あれ?そうなん?
……あぁ、そうか。
兄さんとは離れて暮らしてるから、それで久し振りに会う時にペンダントを買うて来はったわけやな?
あれ?……そしたら、なんで美咲さんにも……」
「ひかりは、兄さんの家に居候しとるんじゃよ。
の…美咲さんは、ひかりの兄さんの会社で仕事をしとるからな。」
「なぁ~んや、そういうことか。」
「そういえば……」
今まで黙ってお好み焼きを食べてらっしゃったジョーさんが、ぽつりと何かを言いかけられて……
「ジョーさん、何やの?」
「美咲さん…以前、亜理紗がここに乱入して来たことがあったじゃないですか。
あの時、美咲さんは確か亜理紗とはイケメン社長との仕事中に会ったとかおっしゃってましたよね?
……ってことは、もしかして、ひかりちゃんのお兄さんっていうのは、あのイケメン社長?」
「え……」
そうですと答えて良いものかどうか迷って、私は美幸さんの方に顔を向けた。
「……そうだよ。」
「へぇ…そうだったんだぁ……
僕、その人、町でみかけたことがありますよ。
モデルみたいな外国人の二人と一緒にいたから、すっごく目立ってて……
一緒にいた誰かが、あれが亜理紗の元恋人だって教えてくれてね。
そっかぁ…あの人が……でも、ひかりちゃん…お兄さんとあんまり似てないね。」
「私と兄さんは年も離れてるし……お父さんが違うから。
……子供の頃からずっと似てないって言われてた。
あ…あのね、兄さんはとにかくすっごく厳しくて、私がこういう所に来てることがバレたら大変なことになるから…絶対に黙っててね。」
「大丈夫やって。
ホストはお客さんのことをぺらぺらしゃべったりしーひんから、安心して。」
慎二さんはそう言って、美幸さんの肩を優しく叩かれた。
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