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第三章 クズ共は特別任務へ
第38話
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黒水がゴミ箱に収容されてから七日目。
周りからの嫌味だったり、攻撃だったり、やたらと大変な治安維持活動だったり、奏が考案した訳の分からない特訓だったり……………。
この一週間さまざまな障壁はあったものの、黒水は気持ちで何とか乗り切った。
日曜日の朝、六時〇〇分。
黒水にとっては清々しい朝だった。
「進学校とかいって昨日は学校普通にあったけど……。今日は正真正銘の休みっ!外界に触れずゴロゴロすることができるんだっ!」
そう言って、黒水は気持ちよさそうに伸びをしたのも束の間――。
「クズに休みなんて存在しないわ」
むくりと起き上がった奏は、早々に黒水に絶望の現実を突きつけた。
「まじかよ……。うちもさすがに今日は休めると思ってたのに……」
「ほんとだよっ!一日中ゴロゴロしようと思ってたのに……。斧研は何をしようとしてたんだ?」
「ロ、ロミロミに関係ないだろっ……」
「そ、そうか……」
斧研とはあのラッキースケベおっぱいなでなで事件から若干気まずいままである。
「何言ってるんですか皆さん!今日も休まずクズにふさわしい行動をして、貢献ポイント下げていきますよお!」
「相変わらずだな、お前は……」
張り切って拳を掲げる亜紀に対して、皆が呆れてため息をついた。
「そういえばテリスー。俺の貢献ポイントどうなってるー?」
『五味黒水の貢献ポイントは現在、-3872 ptです。早急にこの世界に貢献する取り組みを行うことを推奨します』
「うわ、結構下がってるな……」
降魔奏ごうまかなでの破天荒な行動や斧研美影おのとぎみかげのいたずらや佐野亜紀さのあきのクズに対する向上心に巻き込まれて、黒水の貢献ポイントは毎日下がる一方だった。
まあ原因の八割は奏の行動によるものなのだが。
『午前六時二〇分です。ゴミ箱集会が行われるため、早急に広場へと向かってください』
「はあ、ほんとに休みはないんだな」
いつもの通りの時間にテリスの知らせを聞いてしまい、黒水は深くため息をついた。
そして、亜紀以外の三人は死んだ魚のような目で、牢獄という名の教室から出て広場へと向かった。
周りからの嫌味だったり、攻撃だったり、やたらと大変な治安維持活動だったり、奏が考案した訳の分からない特訓だったり……………。
この一週間さまざまな障壁はあったものの、黒水は気持ちで何とか乗り切った。
日曜日の朝、六時〇〇分。
黒水にとっては清々しい朝だった。
「進学校とかいって昨日は学校普通にあったけど……。今日は正真正銘の休みっ!外界に触れずゴロゴロすることができるんだっ!」
そう言って、黒水は気持ちよさそうに伸びをしたのも束の間――。
「クズに休みなんて存在しないわ」
むくりと起き上がった奏は、早々に黒水に絶望の現実を突きつけた。
「まじかよ……。うちもさすがに今日は休めると思ってたのに……」
「ほんとだよっ!一日中ゴロゴロしようと思ってたのに……。斧研は何をしようとしてたんだ?」
「ロ、ロミロミに関係ないだろっ……」
「そ、そうか……」
斧研とはあのラッキースケベおっぱいなでなで事件から若干気まずいままである。
「何言ってるんですか皆さん!今日も休まずクズにふさわしい行動をして、貢献ポイント下げていきますよお!」
「相変わらずだな、お前は……」
張り切って拳を掲げる亜紀に対して、皆が呆れてため息をついた。
「そういえばテリスー。俺の貢献ポイントどうなってるー?」
『五味黒水の貢献ポイントは現在、-3872 ptです。早急にこの世界に貢献する取り組みを行うことを推奨します』
「うわ、結構下がってるな……」
降魔奏ごうまかなでの破天荒な行動や斧研美影おのとぎみかげのいたずらや佐野亜紀さのあきのクズに対する向上心に巻き込まれて、黒水の貢献ポイントは毎日下がる一方だった。
まあ原因の八割は奏の行動によるものなのだが。
『午前六時二〇分です。ゴミ箱集会が行われるため、早急に広場へと向かってください』
「はあ、ほんとに休みはないんだな」
いつもの通りの時間にテリスの知らせを聞いてしまい、黒水は深くため息をついた。
そして、亜紀以外の三人は死んだ魚のような目で、牢獄という名の教室から出て広場へと向かった。
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