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第三章 クズ共は特別任務へ
第41話
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亜紀によると、様子のおかしいクラスメイトというのは友達といえるほどではないが、すれ違ったら挨拶を交わすほどの仲の同じクラスの女子だという。
なんでも三日前くらいから挨拶を返してくれなくなり、時々そわそわしている様子を見たとか。
「怪しいわね……。百パーセント黒だわ!そいつが違法アプリを流布している犯人で決まりね!」
「決めつけにもほどがあるだろ……」
「アッキーはそいつが黒だと思うのか?」
「うーん、どうですかねー?その子のことをよく知っているわけでもないですし……。あっ!でもその子は元々ゴミ箱の住人だったんですよ!」
「「「えっ!?」」」
黒水、奏、斧研の三人は亜紀の発言に目を見開いた。
「今年の二月に出所してあたしとはすれ違いだったんですけどね……」
「黒ね」
「黒だな」
「黒確定」
「判断がはやすぎますよ皆さん!その子は万引きで捕まったんですけどそこから努力して、貢献ポイントをコツコツ貯めて、今では誰よりも善良な市民なんですから!」
亜紀は腕をブンブンと振りながら三人に訴えかけた。
「てか、元ゴミ箱の住人なんだったら知ってんじゃねーのか?元風紀委員長さんよお?」
「私がなんでいちいちゴミのことを覚えていなきゃいけないのかしら?ゴミはゴミ。囚人の顔も名前も覚えてはいないわ」
「降魔奏として百点の回答……。さすがっす……」
奏の芯のぶれないスタンスに、黒水は思わず感心してしまう。
「とりあえずそいつから話聞けばいいんじゃね?アッキーはそいつがどこに住んでいるかわかるの?」
「そこまではさすがに……。学校の近くの女子寮から通っているって聞いた事ありますけどいくつかありますし……」
「そんなの私がシモンにこれから聞いてくるわよ!とにかく、女子寮に突撃よお!」
「こいつ、自分の貢献ポイントとなると必死になるな……」
なんでも三日前くらいから挨拶を返してくれなくなり、時々そわそわしている様子を見たとか。
「怪しいわね……。百パーセント黒だわ!そいつが違法アプリを流布している犯人で決まりね!」
「決めつけにもほどがあるだろ……」
「アッキーはそいつが黒だと思うのか?」
「うーん、どうですかねー?その子のことをよく知っているわけでもないですし……。あっ!でもその子は元々ゴミ箱の住人だったんですよ!」
「「「えっ!?」」」
黒水、奏、斧研の三人は亜紀の発言に目を見開いた。
「今年の二月に出所してあたしとはすれ違いだったんですけどね……」
「黒ね」
「黒だな」
「黒確定」
「判断がはやすぎますよ皆さん!その子は万引きで捕まったんですけどそこから努力して、貢献ポイントをコツコツ貯めて、今では誰よりも善良な市民なんですから!」
亜紀は腕をブンブンと振りながら三人に訴えかけた。
「てか、元ゴミ箱の住人なんだったら知ってんじゃねーのか?元風紀委員長さんよお?」
「私がなんでいちいちゴミのことを覚えていなきゃいけないのかしら?ゴミはゴミ。囚人の顔も名前も覚えてはいないわ」
「降魔奏として百点の回答……。さすがっす……」
奏の芯のぶれないスタンスに、黒水は思わず感心してしまう。
「とりあえずそいつから話聞けばいいんじゃね?アッキーはそいつがどこに住んでいるかわかるの?」
「そこまではさすがに……。学校の近くの女子寮から通っているって聞いた事ありますけどいくつかありますし……」
「そんなの私がシモンにこれから聞いてくるわよ!とにかく、女子寮に突撃よお!」
「こいつ、自分の貢献ポイントとなると必死になるな……」
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