245 / 422
第1章 カイト、五歳までの軌跡
245 祭りは半年後、そして怪しいケンブルク
しおりを挟む
パパの説明を聞いて早速はじまったよね。
引いて、引かれて、引き合って、走る、追う、心理戦だ。
「見てて思うが、これも頭使うな。よく考えられてる。うん、我が騎士団にも採用しよう。」
「そうだ、カイト。祭りの直後からまたいつ祭りをやるのか?またやって欲しいってな、問い合わせや要望書がかなり来ているぞ。どうするつもりだ?」
そうだね。半年後?早くても3ヶ月後かな?いや、やっぱり半年後でしょう。
「半年後はどうかな?」
「半年後か、それはなぜ半年後なんだ?」
「あまり頻繁に行うと、特別感が薄れちゃうでしょ?1年後だと士気が落ちちゃうかもしれないし。だから半年後くらいがちょうどいいと思うよ、あの内容も一部変更したりしてね」
「そうだな」
「あと春と秋だから少し過ごしやすい季節だしね」
「そうだな、賢いな、さすがパパの息子だ」
褒められるの嬉しいな。
「半年に1回。面白いかもな」
「ただね、男性とかある一定の人ばかり賞金貰える催し物だよね、なにか女性にも挑戦できる事があったらいいのにね、そうしたら半年待たずに祭りができるんじゃない?」
って言ったけど何があるかな?
料理もあるしなー。けど、塩だらけの食事には意味が無いよね。もっと調味料が増えて、美味しい料理が色々できるようになってからかな?
祭りっていうから、何かを競ったりしなくてもいいよね?
あー、でも競わないと盛り上がらないかな?
「色々考えてみたけど、思いつかないの」
「そうか、分かった、何かあればまた聞かせてくれ。アマナにも相談しよう」
パパと話をしていると、目の前の王宮騎士団のみんなは綱引きで大盛り上がり。
みんな、笑顔だ。良かった、楽しんでるみたい。
「さあ、そろそろ屋敷に戻るぞ」
パパとボクは王宮騎士団のみんなに帰ることを告げると、パパは右手を上げてじゃあねって感じで挨拶ぽく合図を送る。
ボクもパパと同じようにポーズをする。
「可愛いなー、いっぱしの大人の真似して可愛すぎるだろ?」
「ああ、さっきのケンケンパーの迫力ある足さばきを見せた坊ちゃんと同一人物に見えないな」
「本当に。賢くて、運動神経も良くて、愛想も良くて、ダウニー様はご子息の成長が楽しみだな。」
「聞いたんだが、マーシュ領、今かなり注目上げてるらしいじゃないか?」
「ああ、3週間前だったか?祭りに出された料理、本当に美味しかったらしいぞ。塩以外の料理もでたらしい」
「それ、俺も聞いた。ガリガリクゥーっていうのが匂いは強いらしいが、ガツンと効いて塩との相性が良くて半端なく美味しいらしい。あー、食べてみたいものだ。」
「なんでも、たくさん料理がでたのに、2、3日後物の腐った臭いも、汚物の臭いもなくて町中綺麗だそうだ。」
「なんか、一度は行ってみたい領だな」
「「「「「「「「だな」」」」」」」」
「ある意味、近々派遣されるかもしれんぞ。いつもちょっかい出してくる隣国あるだろ?」
「ああ、あのマーシュ領の国境は3つの国と隣接してるからな、気を抜けない場所だ。必ずどっかにちょっかい出されてそれをマーシュ領騎士団がやっつけてるんだろ?」
「最近はケンブルク国のヤツらが小競り合いを仕掛けてくるらしい。ま、いとも簡単に捌いているらしいが、なんでも兵士がウロウロしたりするらしい」
「なんかきな臭いな。また戦あったらどうするんだ?」
「だから、俺たちが派遣されるんだろ。用心には用心しといた方がいいからな」
「戦は嫌だが、美味しいものは食べたい」
「戦になれば、俺たちがこの国を守るんだ。」
「ダウニー様が帰る時も注意が必要だな。今、転移の間って封鎖されているんだろ?って事はダウニー様達は馬車でマーシュ領に戻るんだろ?」
「ああ、護衛って事で先鋭シャドーと、各団から何名かつくらしいからな」
「マーシュ領に被害がないように先に森で潰して置くつもりか?」
「どうだろうな?」
そんな会話がされてるなんてボクは知らなかった。
引いて、引かれて、引き合って、走る、追う、心理戦だ。
「見てて思うが、これも頭使うな。よく考えられてる。うん、我が騎士団にも採用しよう。」
「そうだ、カイト。祭りの直後からまたいつ祭りをやるのか?またやって欲しいってな、問い合わせや要望書がかなり来ているぞ。どうするつもりだ?」
そうだね。半年後?早くても3ヶ月後かな?いや、やっぱり半年後でしょう。
「半年後はどうかな?」
「半年後か、それはなぜ半年後なんだ?」
「あまり頻繁に行うと、特別感が薄れちゃうでしょ?1年後だと士気が落ちちゃうかもしれないし。だから半年後くらいがちょうどいいと思うよ、あの内容も一部変更したりしてね」
「そうだな」
「あと春と秋だから少し過ごしやすい季節だしね」
「そうだな、賢いな、さすがパパの息子だ」
褒められるの嬉しいな。
「半年に1回。面白いかもな」
「ただね、男性とかある一定の人ばかり賞金貰える催し物だよね、なにか女性にも挑戦できる事があったらいいのにね、そうしたら半年待たずに祭りができるんじゃない?」
って言ったけど何があるかな?
料理もあるしなー。けど、塩だらけの食事には意味が無いよね。もっと調味料が増えて、美味しい料理が色々できるようになってからかな?
祭りっていうから、何かを競ったりしなくてもいいよね?
あー、でも競わないと盛り上がらないかな?
「色々考えてみたけど、思いつかないの」
「そうか、分かった、何かあればまた聞かせてくれ。アマナにも相談しよう」
パパと話をしていると、目の前の王宮騎士団のみんなは綱引きで大盛り上がり。
みんな、笑顔だ。良かった、楽しんでるみたい。
「さあ、そろそろ屋敷に戻るぞ」
パパとボクは王宮騎士団のみんなに帰ることを告げると、パパは右手を上げてじゃあねって感じで挨拶ぽく合図を送る。
ボクもパパと同じようにポーズをする。
「可愛いなー、いっぱしの大人の真似して可愛すぎるだろ?」
「ああ、さっきのケンケンパーの迫力ある足さばきを見せた坊ちゃんと同一人物に見えないな」
「本当に。賢くて、運動神経も良くて、愛想も良くて、ダウニー様はご子息の成長が楽しみだな。」
「聞いたんだが、マーシュ領、今かなり注目上げてるらしいじゃないか?」
「ああ、3週間前だったか?祭りに出された料理、本当に美味しかったらしいぞ。塩以外の料理もでたらしい」
「それ、俺も聞いた。ガリガリクゥーっていうのが匂いは強いらしいが、ガツンと効いて塩との相性が良くて半端なく美味しいらしい。あー、食べてみたいものだ。」
「なんでも、たくさん料理がでたのに、2、3日後物の腐った臭いも、汚物の臭いもなくて町中綺麗だそうだ。」
「なんか、一度は行ってみたい領だな」
「「「「「「「「だな」」」」」」」」
「ある意味、近々派遣されるかもしれんぞ。いつもちょっかい出してくる隣国あるだろ?」
「ああ、あのマーシュ領の国境は3つの国と隣接してるからな、気を抜けない場所だ。必ずどっかにちょっかい出されてそれをマーシュ領騎士団がやっつけてるんだろ?」
「最近はケンブルク国のヤツらが小競り合いを仕掛けてくるらしい。ま、いとも簡単に捌いているらしいが、なんでも兵士がウロウロしたりするらしい」
「なんかきな臭いな。また戦あったらどうするんだ?」
「だから、俺たちが派遣されるんだろ。用心には用心しといた方がいいからな」
「戦は嫌だが、美味しいものは食べたい」
「戦になれば、俺たちがこの国を守るんだ。」
「ダウニー様が帰る時も注意が必要だな。今、転移の間って封鎖されているんだろ?って事はダウニー様達は馬車でマーシュ領に戻るんだろ?」
「ああ、護衛って事で先鋭シャドーと、各団から何名かつくらしいからな」
「マーシュ領に被害がないように先に森で潰して置くつもりか?」
「どうだろうな?」
そんな会話がされてるなんてボクは知らなかった。
397
あなたにおすすめの小説
ボンクラ王子の側近を任されました
里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。
義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。
王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
【完結】令嬢憧れの騎士様に結婚を申し込まれました。でも利害一致の契約です。
稲垣桜
恋愛
「君と取引がしたい」
兄の上司である公爵家の嫡男が、私の前に座って開口一番そう告げた。
「取引……ですか?」
「ああ、私と結婚してほしい」
私の耳がおかしくなったのか、それとも幻聴だろうか……
ああ、そうだ。揶揄われているんだ。きっとそうだわ。
* * * * * * * * * * * *
青薔薇の騎士として有名なマクシミリアンから契約結婚を申し込まれた伯爵家令嬢のリディア。
最低限の役目をこなすことで自由な時間を得たリディアは、契約通り自由な生活を謳歌する。
リディアはマクシミリアンが契約結婚を申し出た理由を知っても気にしないと言い、逆にそれがマクシミリアンにとって棘のように胸に刺さり続け、ある夜会に参加してから二人の関係は変わっていく。
※ゆる〜い設定です。
※完結保証。
※エブリスタでは現代テーマの作品を公開してます。興味がある方は覗いてみてください。
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
虐げられていた次期公爵の四歳児の契約母になります!~幼子を幸せにしたいのに、未来の旦那様である王太子が私を溺愛してきます~
八重
恋愛
伯爵令嬢フローラは、公爵令息ディーターの婚約者。
しかし、そんな日々の裏で心を痛めていることが一つあった。
それはディーターの異母弟、四歳のルイトが兄に虐げられていること。
幼い彼を救いたいと思った彼女は、「ある計画」の準備を進めることにする。
それは、ルイトを救い出すための唯一の方法──。
そんな時、フローラはディーターから突然婚約破棄される。
婚約破棄宣言を受けた彼女は「今しかない」と計画を実行した。
彼女の計画、それは自らが代理母となること。
だが、この代理母には国との間で結ばれた「ある契約」が存在して……。
こうして始まったフローラの代理母としての生活。
しかし、ルイトの無邪気な笑顔と可愛さが、フローラの苦労を温かい喜びに変えていく。
さらに、見目麗しいながら策士として有名な第一王子ヴィルが、フローラに興味を持ち始めて……。
ほのぼの心温まる、子育て溺愛ストーリーです。
※ヒロインが序盤くじけがちな部分ありますが、それをバネに強くなります
※「小説家になろう」が先行公開です(第二章開始しました)
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
森に捨てられた令嬢、本当の幸せを見つけました。
玖保ひかる
恋愛
[完結]
北の大国ナバランドの貴族、ヴァンダーウォール伯爵家の令嬢アリステルは、継母に冷遇され一人別棟で生活していた。
ある日、継母から仲直りをしたいとお茶会に誘われ、勧められたお茶を口にしたところ意識を失ってしまう。
アリステルが目を覚ましたのは、魔の森と人々が恐れる深い森の中。
森に捨てられてしまったのだ。
南の隣国を目指して歩き出したアリステル。腕利きの冒険者レオンと出会い、新天地での新しい人生を始めるのだが…。
苦難を乗り越えて、愛する人と本当の幸せを見つける物語。
※小説家になろうで公開した作品を改編した物です。
※完結しました。
分厚いメガネを外した令嬢は美人?
しゃーりん
恋愛
極度の近視で分厚いメガネをかけている子爵令嬢のミーシャは家族から嫌われている。
学園にも行かせてもらえず、居場所がないミーシャは教会と孤児院に通うようになる。
そこで知り合ったおじいさんと仲良くなって、話をするのが楽しみになっていた。
しかし、おじいさんが急に来なくなって心配していたところにミーシャの縁談話がきた。
会えないまま嫁いだ先にいたのは病に倒れたおじいさんで…介護要員としての縁談だった?
この結婚をきっかけに、将来やりたいことを考え始める。
一人で寂しかったミーシャに、いつの間にか大切な人ができていくお話です。
『まて』をやめました【完結】
かみい
恋愛
私、クラウディアという名前らしい。
朧気にある記憶は、ニホンジンという意識だけ。でも名前もな~んにも憶えていない。でもここはニホンじゃないよね。記憶がない私に周りは優しく、なくなった記憶なら新しく作ればいい。なんてポジティブな家族。そ~ねそ~よねと過ごしているうちに見たクラウディアが以前に付けていた日記。
時代錯誤な傲慢な婚約者に我慢ばかりを強いられていた生活。え~っ、そんな最低男のどこがよかったの?顔?顔なの?
超絶美形婚約者からの『まて』はもう嫌!
恋心も忘れてしまった私は、新しい人生を歩みます。
貴方以上の美人と出会って、私の今、充実、幸せです。
だから、もう縋って来ないでね。
本編、番外編含め完結しました。ありがとうございます
※小説になろうさんにも、別名で載せています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる