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第2章 いよいよ開幕!――物語は“影”の深層へ!
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「祐仁さん、リュックの中身はどうやって確認するの?」
「ああ、「中身を確認したい」と思えば確認出来る、念じるといい」
え?念じるの?
見たい、見たいっ!
おおおおぉ、ボクの頭の中にリストが並んでるー、なんか、怖いけど、ワクワク。
「おおおおぉー、なに?なに?これぇー」
●リスト1
魔法の杖(大人用)×500
魔法の盾(大人用)×500
剣(大人用)×500
長剣(大人用)×500
大剣(大人用)×500
●リスト2
菜の花の種×10kg
なにかの種×10袋
●リスト3
魔法の本(初級)×1
魔法の本(中級)×1
魔法の本(上級)×1
魔法の本(最上級)×1
魔法の本(超最上級)×1
日記×60冊
自伝×15冊
議事録×100冊
etc
●リスト4
石 5,000万トン
土5,000万トン
砂 5,000万トン
岩 10,000万トン
…………え?
これって、山いくつ分なのー!!
●水 10万トン
●塩 10万トン
リスト5
リスト6
リスト7
………………………リスト99
最後、お金ー!
待ってー、待ってー。
リュックにこれだけの物が入っているのも、かなり驚きよっ、びっくりよ、なのに、最後のお金まで、いったい、なにを、
どれだけ持ってるのー?
●リスト100
白銀貨1,000枚
金貨 100,000枚
…………………青銅貨 100,000,000枚
ひぇー?なに?なに?
ひとつひとつのリスト中身全部見るの大変。とにかく、いっぱい色々入っているのは分かったよ、でも、あのね
――こんなにどうするのー?
「カイト、悪いな。私はいい暮らしがしたかった。しかしな、時代が時代だったのだよ。……人々にとって暮らしにくい時代だった。食事は1日1回。食べるものがあまりなくてな。私は環境整備に力を入れた。……でもな、セメントとか無くて、地面を均す程度だ。村近くで川の氾濫があると多くの人の命が犠牲になってな。私は川の氾濫を解消するために領主に掛け合ったのだよ、そうしてできたのが貯水池さ…………とにかく、暮らし良くしたい、そう願いながら、生きてきた。しかし、限界があってな……」
あるよ、セメントに変わるもの。
今、スライムが大活躍よ。
ボクは祐仁さんに、今、ボクたちの領地は、スライムで道路整備ができていること。あとは、料理も頑張っていることを伝えた。ボクの話を、祐仁さんは黙ったまま目を細め、時折頷きながら聞いていた。
「そうか、味噌とイカからイカスミ汁ができて、それを飲んだスライムが大量に増殖して、その核を壊すと、溶けて固まる、それをセメント代わりに使ったのか。……ぐふっ、あはっ……ウグッ…わははははっ」
祐仁さんは嬉しそうで、少し悔しそうで、でも、どこか安心した笑いだった。
えー、なんで笑うの?
ボク、可笑しい話してないよ?
「いや、そうか、そうか、いや、愉快だ。まさか、そんな方法があったとはな。いや、そうか……カイト、お前のその柔軟な発想は素晴らしいぞっ。そうか、私が成し得なかった事も、既に解決の糸口を見つけているんだな。」
ボクを見下ろす祐仁さんの目が温かい。
祐仁さんを見上げるボクの目線に合わせて、祐仁さんがしゃがむ。
祐仁さんがしゃがむとボクと同じ目線になった。
「カイト、このリュックを与えよう。中には色々なものを詰め込んでいる。それをどう使うかは、お前に任せる。お前なら悪いようには使わないだろ?……そこは、信じてる」
ボクの目を真っ直ぐ祐仁さんが見つめる。
ボクは、パパから教わったこと。
――嘘をつかない!約束する時、自分を信じる時、相手の目を真っ直ぐ見て、自信持って、返事をするって!
「はい…守ります」
「ああ、分かった。ただし一つだけ――
約束をして欲しい」
約束!?なんだろ?
祐仁さんの話を聞く。
「カイト、無理をするな!出来なくても、努力したなら誰かがちゃんと見てる。自分を犠牲にするな。――約束できるか?」
ボクは察した。
色々なものを託してしまったかもしれない。それでボクがプレッシャーにならないように気を使ってくれているんだって。
――だから、ボクははっきりいう。
「はい!気負わない、無理しない、自分を犠牲にしないっ」
「よし、それでいい。……さぁ、そろそろ向こうに戻りなさい。」
「はい、ありがとうございます」
ボクが礼をして、顔を上げた時には祐仁さんは腰を上げ、立ち上がっていた。
もうひとり、ボクの味方が増えた!
そんな気がした。
あ!そうだ。――あれを渡さなきゃ。
--------------------------------------------------
皆さん、こんにちは。
いつもご愛読ありがとうございます。
第2章に入り、今回は
託されたものの“重さ”と“優しさ”の回です。
次の話から、やっとマーシュ領へ帰還……?!
あんり
「ああ、「中身を確認したい」と思えば確認出来る、念じるといい」
え?念じるの?
見たい、見たいっ!
おおおおぉ、ボクの頭の中にリストが並んでるー、なんか、怖いけど、ワクワク。
「おおおおぉー、なに?なに?これぇー」
●リスト1
魔法の杖(大人用)×500
魔法の盾(大人用)×500
剣(大人用)×500
長剣(大人用)×500
大剣(大人用)×500
●リスト2
菜の花の種×10kg
なにかの種×10袋
●リスト3
魔法の本(初級)×1
魔法の本(中級)×1
魔法の本(上級)×1
魔法の本(最上級)×1
魔法の本(超最上級)×1
日記×60冊
自伝×15冊
議事録×100冊
etc
●リスト4
石 5,000万トン
土5,000万トン
砂 5,000万トン
岩 10,000万トン
…………え?
これって、山いくつ分なのー!!
●水 10万トン
●塩 10万トン
リスト5
リスト6
リスト7
………………………リスト99
最後、お金ー!
待ってー、待ってー。
リュックにこれだけの物が入っているのも、かなり驚きよっ、びっくりよ、なのに、最後のお金まで、いったい、なにを、
どれだけ持ってるのー?
●リスト100
白銀貨1,000枚
金貨 100,000枚
…………………青銅貨 100,000,000枚
ひぇー?なに?なに?
ひとつひとつのリスト中身全部見るの大変。とにかく、いっぱい色々入っているのは分かったよ、でも、あのね
――こんなにどうするのー?
「カイト、悪いな。私はいい暮らしがしたかった。しかしな、時代が時代だったのだよ。……人々にとって暮らしにくい時代だった。食事は1日1回。食べるものがあまりなくてな。私は環境整備に力を入れた。……でもな、セメントとか無くて、地面を均す程度だ。村近くで川の氾濫があると多くの人の命が犠牲になってな。私は川の氾濫を解消するために領主に掛け合ったのだよ、そうしてできたのが貯水池さ…………とにかく、暮らし良くしたい、そう願いながら、生きてきた。しかし、限界があってな……」
あるよ、セメントに変わるもの。
今、スライムが大活躍よ。
ボクは祐仁さんに、今、ボクたちの領地は、スライムで道路整備ができていること。あとは、料理も頑張っていることを伝えた。ボクの話を、祐仁さんは黙ったまま目を細め、時折頷きながら聞いていた。
「そうか、味噌とイカからイカスミ汁ができて、それを飲んだスライムが大量に増殖して、その核を壊すと、溶けて固まる、それをセメント代わりに使ったのか。……ぐふっ、あはっ……ウグッ…わははははっ」
祐仁さんは嬉しそうで、少し悔しそうで、でも、どこか安心した笑いだった。
えー、なんで笑うの?
ボク、可笑しい話してないよ?
「いや、そうか、そうか、いや、愉快だ。まさか、そんな方法があったとはな。いや、そうか……カイト、お前のその柔軟な発想は素晴らしいぞっ。そうか、私が成し得なかった事も、既に解決の糸口を見つけているんだな。」
ボクを見下ろす祐仁さんの目が温かい。
祐仁さんを見上げるボクの目線に合わせて、祐仁さんがしゃがむ。
祐仁さんがしゃがむとボクと同じ目線になった。
「カイト、このリュックを与えよう。中には色々なものを詰め込んでいる。それをどう使うかは、お前に任せる。お前なら悪いようには使わないだろ?……そこは、信じてる」
ボクの目を真っ直ぐ祐仁さんが見つめる。
ボクは、パパから教わったこと。
――嘘をつかない!約束する時、自分を信じる時、相手の目を真っ直ぐ見て、自信持って、返事をするって!
「はい…守ります」
「ああ、分かった。ただし一つだけ――
約束をして欲しい」
約束!?なんだろ?
祐仁さんの話を聞く。
「カイト、無理をするな!出来なくても、努力したなら誰かがちゃんと見てる。自分を犠牲にするな。――約束できるか?」
ボクは察した。
色々なものを託してしまったかもしれない。それでボクがプレッシャーにならないように気を使ってくれているんだって。
――だから、ボクははっきりいう。
「はい!気負わない、無理しない、自分を犠牲にしないっ」
「よし、それでいい。……さぁ、そろそろ向こうに戻りなさい。」
「はい、ありがとうございます」
ボクが礼をして、顔を上げた時には祐仁さんは腰を上げ、立ち上がっていた。
もうひとり、ボクの味方が増えた!
そんな気がした。
あ!そうだ。――あれを渡さなきゃ。
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皆さん、こんにちは。
いつもご愛読ありがとうございます。
第2章に入り、今回は
託されたものの“重さ”と“優しさ”の回です。
次の話から、やっとマーシュ領へ帰還……?!
あんり
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