ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!

あんり

文字の大きさ
154 / 414
第1章 カイト、五歳までの軌跡

154 パパの火魔法であわや大惨事

しおりを挟む
パパの魔法初めて~。
パパをちょっと鑑定した時にあったよね。
火魔法、かっこいいやつじゃん。

どんなんだろー、楽しみ~!

「カイト、茶碗を貸してくれるか?」

「はい」

さぁ、どんなのー?パパの魔法!

「パパ、何するの?厨房で釜を借りるの?」

「いや違うぞ。カイトには話していなかったがパパは火魔法が使えるんだ」

あっ、なんか自慢げ?知ってるけどー。
けど鑑定したことバレちゃうとダメだから、知らないフリだね。

「えー、そうなの?パパすごいねー、かっこいい」

パチパチ、拍手するのも忘れないぞっ。
ボクはできる子だからねっ。

「まぁ、見ていなさい」

ゴゴゴォォーーーーっ!?

え?ありえんくない?

「ちょっとパパ、火が大きすぎっ」

あ、やばい、お茶碗のスライムが少し溶けてる。
あ、やばいよ、溶けたスライムのとこのお茶碗燃えてるからっ。

「あ、あああ、火が強すぎたか」

あ、パパ慌てないでっ。危ないでしょ?
え?うそっ。ここで氷魔法使っちゃうっ。
まずいよ、熱して、急激に冷やしちゃたら割れちゃう?

パリ、パリ、バリンっ。

「危ないっ」

って危険を察知したパパがボクを攫って、かなり遠くに飛んで逃げてくれたからなんともないけどさ、みんな大丈夫かな?

「うわ、危ない」
「逃げますよ」
「あらら大変」

あ、やっぱり君たちは大丈夫だね。
さすが、忍者セバスに、一刀マール、赤鬼ハンス、そして孤高の大魔神のパパ。
みんな運動神経良すぎよねー。

「もう、パパ、なにしてるのー?」
「火も強すぎ。高温を急激に冷やしたら割れちゃうの当たり前でしょー、何してるのー、もうっ」

ボクはパパにおこだ。

「いや、さすがに強すぎだな。」

「もう、どれくらいの火力出したのー?」

「いや、普通に、軽くだが?」

「ダウニー様、勘弁して下さいよ。あれは軽くじゃないですよ、ゴブリン丸焦げにする威力じゃないですかっ」

えーっ?ハンス、パパそんなに凄いの?そうなの?あの火力が軽くなの?あれで?

んで、なに、ゴブリンいるの?本当に?うそ!見たい!ファンタジーじゃん。

「旦那様、ちょっと落ち着いてくださいね」

「旦那様、カイト坊っちゃまに何かあったらどうするんですか?マールは許しませんよっ」

ちょっとパパかわいそー。

「ああ、済まなかったな。お前たちにも怪我は無いか?」

良かった!

「パパすごいね、あんなにすごい火を見たのボク初めてだよっ。あれで少しなの?おー、すごいすごいっ」

ちょっと大げさに褒めちゃうぞ。ちょっとはパパの威厳守れたかな?

「カイト、悪かったな、ケガはないか?びっくりしただろぅ?」

「うん、ちょっとびっくりしたよ」

「私もびっくりしたぞ。熱を加えて急激に冷やすと物は割れるのか?」

え?そっち?それって誰もが知ってるんじゃないの?

「うん、割れるよ。物は高熱から急に冷やすと割れるんだよ」

「そうか。それもイカルダの女神様の知恵なのか?」

「うん」

「セバス、ハンス」

「「はい」」

「お前たちはと言う事知っているか?」

「いや、初めて聞きました。さっきはなんか危なそうなんでとっさに逃げましたよ」

「私も聞いたことありませんねー。旦那様、これは戦術に使えますよ。」

素晴らしい、またもやカイトお坊ちゃまが新しい戦術を教えてくれました。は~、なんて知的なんでしょうか?

え?セバス目がやばいよ。
ハンターみたいよ。

「これやばいですよ、ダウニー様。このスライム使えるんじゃないですか?」

「ああ、そうだな。この核を壊したスライムを丸めて、高温で温めて急激に冷やす事が敵の前で出来たら、とんでもない威力になるかもな」
しおりを挟む
感想 34

あなたにおすすめの小説

娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る

ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。 異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。 一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。 娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。 そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。 異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。 娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。 そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。 3人と1匹の冒険が、今始まる。 ※小説家になろうでも投稿しています ※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!  よろしくお願いします!

異世界で大往生した私、現代日本に帰還して中学生からやり直す。~最強の補助魔法で、冴えないおっさんと最強美女を操って大金持ちになります~

タカノ
ファンタジー
異世界へ転移し、聖女として崇められ、愛する家族に囲まれて88歳で大往生した……はずだった。 目が覚めると、そこは現代日本。 孤児の中学2年生、小金沢ヒナ(14)に戻っていた。 時間は1秒も進んでおらず、待っていたのは明日のご飯にも困る極貧生活。 けれど、ヒナの中身は酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃん(88歳)のまま! 「もう一度、あの豊かで安らかな老後(スローライフ)を手に入れてみせる!」 ヒナは決意する。異世界で極めた国宝級の【補助魔法】と【回復魔法】をフル活用して、現代社会で大金を稼ぐことを。 ただし、魔法は自分自身には使えないし、中学生が目立つと色々面倒くさい。 そこでヒナがビジネスパートナー(手駒)に選んだのは―― 公園で絶望していた「リストラされた冴えないおっさん」と、 借金取りに追われる「ワケあり最強美女」!? おっさんを裏から魔法で強化して『カリスマ社長』に仕立て上げ、 美女をフルバフで『人間兵器』に変えてトラブルを物理的に粉砕。 表向きはニコニコ笑う美少女中学生、裏では彼らを操るフィクサー。 「さあ善さん、リオちゃん。稼ぎますよ。すべては私の平穏な老後のために!」 精神年齢おばあちゃんの少女が、金と魔法と年の功で無双する、痛快マネー・コメディ開幕!

『まて』をやめました【完結】

かみい
恋愛
私、クラウディアという名前らしい。 朧気にある記憶は、ニホンジンという意識だけ。でも名前もな~んにも憶えていない。でもここはニホンじゃないよね。記憶がない私に周りは優しく、なくなった記憶なら新しく作ればいい。なんてポジティブな家族。そ~ねそ~よねと過ごしているうちに見たクラウディアが以前に付けていた日記。 時代錯誤な傲慢な婚約者に我慢ばかりを強いられていた生活。え~っ、そんな最低男のどこがよかったの?顔?顔なの? 超絶美形婚約者からの『まて』はもう嫌! 恋心も忘れてしまった私は、新しい人生を歩みます。 貴方以上の美人と出会って、私の今、充実、幸せです。 だから、もう縋って来ないでね。 本編、番外編含め完結しました。ありがとうございます ※小説になろうさんにも、別名で載せています

母は何処? 父はだぁれ?

穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。 産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。 妹も、実妹なのか不明だ。 そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。 父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。 母は、どこへ行ってしまったんだろう! というところからスタートする、 さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。 変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、 家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。 意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。 前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。 もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。 単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。 また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。 「小説家になろう」で連載していたものです。

お子ちゃま勇者に「美味しくないから追放!」された薬師、田舎でバフ飯屋を開く

ファンタジー
現代日本から転生した味覚オタクの薬師ユージンは、幼い勇者パーティの“保護者枠”として命を守るため口うるさくしていたが、「薬が苦い」「うるさい」と追放される。 田舎ミズナ村で薬膳小料理屋「くすり香」を開いた彼の“バフ飯”は冒険者を覚醒させ、村を救い、王都の薬利権すら揺らす。 一方、追放した子どもたちはユージンの真意を知って大泣きするが、彼は戻らない──自分の人生を取り戻すために。

婚約破棄はハニートラップと共に

あんど もあ
ファンタジー
卒業パーティーで、平民の血を引いた子爵令嬢を連れた王太子が婚約者の公爵令嬢に婚約破棄を宣言した! さて、この婚約破棄の裏側は……。

転生令嬢の食いしん坊万罪!

ねこたま本店
ファンタジー
   訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。  そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。  プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。  しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。  プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。  これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。  こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。  今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。 ※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。 ※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。

『悪役令嬢』は始めません!

月親
恋愛
侯爵令嬢アデリシアは、日本から異世界転生を果たして十八年目になる。そんな折、ここ数年ほど抱いてきた自身への『悪役令嬢疑惑』が遂に確信に変わる出来事と遭遇した。 突き付けられた婚約破棄、別の女性と愛を語る元婚約者……前世で見かけたベタ過ぎる展開。それを前にアデリシアは、「これは悪役令嬢な自分が逆ざまぁする方の物語では」と判断。 と、そこでアデリシアはハッとする。今なら自分はフリー。よって、今まで想いを秘めてきた片想いの相手に告白できると。 アデリシアが想いを寄せているレンは平民だった。それも二十も年上で子持ちの元既婚者という、これから始まると思われる『悪役令嬢物語』の男主人公にはおよそ当て嵌まらないだろう人。だからレンに告白したアデリシアに在ったのは、ただ彼に気持ちを伝えたいという思いだけだった。 ところがレンから来た返事は、「今日から一ヶ月、僕と秘密の恋人になろう」というものだった。 そこでアデリシアは何故『一ヶ月』なのかに思い至る。アデリシアが暮らすローク王国は、婚約破棄をした者は一ヶ月、新たな婚約を結べない。それを逆手に取れば、確かにその間だけであるならレンと恋人になることが可能だと。 アデリシアはレンの提案に飛び付いた。 そして、こうなってしまったからには悪役令嬢の物語は始めないようにすると誓った。だってレンは男主人公ではないのだから。 そんなわけで、自分一人で立派にざまぁしてみせると決意したアデリシアだったのだが―― ※この作品は、『小説家になろう』様でも公開しています。

処理中です...