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第七章 おとぎの世界の大冒険
第二百三十九話 最強の盾
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エヴァ達と魔女の戦いは白熱の展開となっていて、接戦となる戦いが繰り広げられていた。服は戦いの影響で汚れていて、ダメージも当然受けていたのだ。
「ある程度の魔術や攻撃を仕掛けても、倒れないなんて……今までの敵とは大違いね」
「ええ。魔女が手強いのは分かるけど、あの魔術さえ封印すれば大丈夫みたいね……」
エヴァ達は魔女に視線を移しながら、どう倒すか真剣な表情で考えていた。魔女の方もボロボロになっているが、最後まで諦めない気持ちが強い限りは倒れないだろう。だが、厄介な魔術をどう封印するかがカギとなるだろう。
「けど、ここで諦めたらおとぎの世界は救えない。私達はどんな困難でも諦めずに乗り越えてきたんだから!」
「そうね。何がなんでも諦めずに戦うのみ!私達ブレイブペガサスはこんなところで諦めず、最後まで立ち向かうんだから!」
コーネリアの合図で全員が戦闘態勢に入る中、魔女は次の魔術を仕掛けてくる。すると魔女は再び地下から攻撃を仕掛け始め、それに気付いたコーネリア達は空を飛び始める。
「喰らえ!アンダーブレイク!」
地中から巨大な棘付き鉄球が飛び出してきたが、それは見事に外れてしまった。その直後にコーネリアも魔術を発動させ、魔女に狙いを定めながら炎の竜巻を召喚した。
「魔術の動きが遅いわよ!フレイムハリケーン!」
「なんの!」
炎の竜巻はスピードを上げながら魔女に襲い掛かるが、彼女も箒に乗りながら回避してしまった。すると倫子がスピードを上げながら魔女に接近し、そのまま強烈な回し蹴りを放とうとしていたのだ。
「何!?炎の竜巻は囮なのか!?」
「油断は禁物!フレイムソバット!」
「がはっ!」
倫子の炎のハイキックが、魔女の側頭部に直撃。強烈な蹴りによって脳震盪を起こしてしまい、魔女はグラついて箒から落ちそうになったのだ。
更に炎の竜巻は囮であり、本命は倫子の蹴りである事が判明。騙し討ち作戦は見事成功したのだ。
「今の一撃で脳震盪を起こしましたが、油断は禁物です!魔女はこの程度では倒れないと思いますので、更に追撃をした方が得策です!」
「そうね。ソニア、杏。ここはあなた達が攻めて!」
「「おう!」」
ジェニーのアドバイスにコーネリアは納得し、彼女はソニアと杏に指示を飛ばす。そのまま彼女達は頷きながら承諾し、そのまま魔女に視線を移して襲い掛かろうとしていた。
「小癪な!こうなったらこいつを喰らえ!パイ召喚!」
魔女は次々と様々なパイを召喚し、そのままソニア達に向かって投げ飛ばしてきた。アップルパイ、パンプキンパイ、ピーチパイ、バナナパイ、ミートパイ、ブルーベリーパイ、チェリーパイ、レモンパイ、カスタードパイという八種類だが、甘い物の比率が高い。
しかもその数は三十個以上だが、喰らってしまったら汚れるのは確実だ。
「そうはさせない!サイコキネシス!」
なんと日和が超能力を発動させ、次々と襲い掛かるパイを止めてしまった。そのままパイは次々と彼女の元に移動し、用意されたお皿に次々と置かれたのだ。
「ありゃま!私の召喚したパイが次々とお皿に!」
「悪いけど、パイは貰うから!ゴチになります!」
魔女は予想外の展開に驚きを隠せず、日和はアカンベーをしながら笑顔を見せていた。彼女はそのままお皿に乗っている多くのパイを粒子化させ、バングルの中に次々と収納し始めた。
多くのアイテムは粒子化してバングルの中に入るが、バングルの中にはアイテムボックスまで搭載されている。ボックスの中に収納できるアイテムに制限はないので、どれだけ入れても大丈夫なのだ。
「隙ありだ!」
「油断禁物だぜ、婆さん!」
「がっ!」
魔女はそのまま隙を見せられ、ソニアと杏の斬撃ダメージを喰らってしまう。今の一撃で態勢を崩してしまうが、箒に強くしがみついて態勢を整えたのだ。
「こうなったら魔術連発だ!まずはサンダーボルト!」
「おっと!」
「あらよっと!」
魔女は上空から強烈な雷を召喚し、稲妻がソニアと杏に襲い掛かる。しかし彼女達は素早く回避してしまい、攻撃は外れてしまったのだ。
「婆さん、その程度なのか?もう少し他の魔術は無いのかよ」
「こうなったら……スイートキャノン!」
ソニアの挑発に乗った魔女はキャンディやチョコレートなどを次々と召喚し、弾丸の様に次々と放ちまくる。それを見たコーネリアはニヤリと笑い、魔術を唱え始めた。
「そっちがその気なら、マジカルバブル!」
コーネリアは次々と泡の様な物を召喚し、お菓子全てを次々と取り込んでしまった。当然魔女の怒りは最大限となってしまい、ぶち切れてしまうのは当然である。
「おのれおのれ!お菓子まで全て取り込みおって!まずは吸血鬼から倒してやる!この最大奥義でな!」
魔女は最大限の怒りを出したと同時に、強烈な魔術を繰り出そうとする。すると巨大なドリルや鉄の球、更には歯車やナイフまで次々と出てきた。まさに鋼のオンパレードであり、喰らったら一溜まりもないのは当然だ。
「喰らえ!デス・ギガント!」
魔女の合図でドリル等が一斉に動き出し、コーネリアに襲い掛かる。いくらバリアを展開しても一溜まりもない為、このままだと大ダメージどころか死んでしまう可能性もあるだろう。
「今の魔術を彼女が喰らったら大怪我になるわ!」
「早くコーネリアを助けないと!手遅れになったら大変よ!」
ヒカリと美津代が慌てながらコーネリアを助けようとするが、彼女はニヤリと笑っていた。ピンチなのに笑うという事は、何か対策があるのだろう。
「そんな魔術なら対策済みよ!私の魔術は修行を重ねるごとに進化し、新たな術も覚えている!今からそれを見せてあげるわ!」
「何!?」
コーネリアは魔女に対して宣言したと同時に、巨大な白き盾を目の前に召喚。その盾にはドラキュラの紋章が刻まれていて、光と闇のオーラを纏われているのだ。
「これが……コーネリアの大きな盾……」
「凄いとしか言えないし、心配無用だったかもね」
コーネリアが召喚した盾にヒカリ達が見惚れているが、魔女は驚きを隠せずに大量の冷や汗を流していた。まさかコーネリアがこんな盾を召喚するのは、想定外だっただろう。
「馬鹿な!こんな盾は見た事ないぞ!しかもデカすぎる!」
「これこそガーディアンシールド!あなたの最大奥義は勿論、どんな攻撃も……全て防いでやるわ!」
コーネリアは真剣な表情をして右手を払った直後、ドリル等がガーディアンシールドに直撃。攻撃は全て防がれてしまい、ドリルや鉄球などは全て地面にガシャンと落ちてしまったのだ。
「そんはバカな……私の最大奥義が……」
「どうやら私を甘く見ていたのが敗因ね。私の魔術はあなたよりも上に行く。限界を超えるだけでなく、さらなる進化をする為にも!」
魔女が信じられない表情で呆然とする中、コーネリアは彼女に指差しながら宣言をする。自信満々の笑みを浮かべているのは勿論、まだまだ上を目指せると確信しているだろう。
魔女の魔術は完全体で、自らの魔術も限度まで達している。しかしコーネリアの魔術は未完全であり、さらなる進化も可能となっているのだ。魔女の最大奥義が防がれたのも、それが原因である。
「こうなったらもう一度……む?」
魔女は魔術を出そうと指を鳴らすが、何度鳴らしても魔術が発動できない。そう。彼女は今の魔術で魔力を全て使い切ってしまい、魔力はスッカラカンとなってしまった。このままでは勝てないのは当然である。
「しまった!魔力が……ここは撤退しかあるまい!」
魔女は自らが不利になっている事を知り、箒に乗りながら逃げようとする。しかし、そうはさせまいとソニアと杏が襲い掛かってきた。
「「ダブルブレイド!」」
「がはっ!」
ソニアと杏に斬り裂かれた魔女は、箒から落ちて地面に墜落してしまう。それでも魔女はなんとか立ち上がり、格闘術による戦闘態勢に入ろうとしたその時だった。
「おーい!魔女のお仕置きができたぞ!」
「その声は……」
全員が声のした方を見ると、なんとドリトン達と三匹の子豚が駆け付けてきた。彼等が運んでいるのは一軒家を模したお仕置きマシンだけでなく、石の薬を入れた鍋まで持ってきたのだ。
「皆!無事だったのね!」
「ああ!問題なく進む事ができたからな。後は俺達に任せてくれ!魔女に対してはお仕置きしないとな!」
コバルトは宣言しながら魔女を睨みつけ、ドリトン達と共に戦闘態勢に入る。彼等が戦いに参戦したと同時に、魔女との戦いはクライマックスに入ろうとしたのだった。
「ある程度の魔術や攻撃を仕掛けても、倒れないなんて……今までの敵とは大違いね」
「ええ。魔女が手強いのは分かるけど、あの魔術さえ封印すれば大丈夫みたいね……」
エヴァ達は魔女に視線を移しながら、どう倒すか真剣な表情で考えていた。魔女の方もボロボロになっているが、最後まで諦めない気持ちが強い限りは倒れないだろう。だが、厄介な魔術をどう封印するかがカギとなるだろう。
「けど、ここで諦めたらおとぎの世界は救えない。私達はどんな困難でも諦めずに乗り越えてきたんだから!」
「そうね。何がなんでも諦めずに戦うのみ!私達ブレイブペガサスはこんなところで諦めず、最後まで立ち向かうんだから!」
コーネリアの合図で全員が戦闘態勢に入る中、魔女は次の魔術を仕掛けてくる。すると魔女は再び地下から攻撃を仕掛け始め、それに気付いたコーネリア達は空を飛び始める。
「喰らえ!アンダーブレイク!」
地中から巨大な棘付き鉄球が飛び出してきたが、それは見事に外れてしまった。その直後にコーネリアも魔術を発動させ、魔女に狙いを定めながら炎の竜巻を召喚した。
「魔術の動きが遅いわよ!フレイムハリケーン!」
「なんの!」
炎の竜巻はスピードを上げながら魔女に襲い掛かるが、彼女も箒に乗りながら回避してしまった。すると倫子がスピードを上げながら魔女に接近し、そのまま強烈な回し蹴りを放とうとしていたのだ。
「何!?炎の竜巻は囮なのか!?」
「油断は禁物!フレイムソバット!」
「がはっ!」
倫子の炎のハイキックが、魔女の側頭部に直撃。強烈な蹴りによって脳震盪を起こしてしまい、魔女はグラついて箒から落ちそうになったのだ。
更に炎の竜巻は囮であり、本命は倫子の蹴りである事が判明。騙し討ち作戦は見事成功したのだ。
「今の一撃で脳震盪を起こしましたが、油断は禁物です!魔女はこの程度では倒れないと思いますので、更に追撃をした方が得策です!」
「そうね。ソニア、杏。ここはあなた達が攻めて!」
「「おう!」」
ジェニーのアドバイスにコーネリアは納得し、彼女はソニアと杏に指示を飛ばす。そのまま彼女達は頷きながら承諾し、そのまま魔女に視線を移して襲い掛かろうとしていた。
「小癪な!こうなったらこいつを喰らえ!パイ召喚!」
魔女は次々と様々なパイを召喚し、そのままソニア達に向かって投げ飛ばしてきた。アップルパイ、パンプキンパイ、ピーチパイ、バナナパイ、ミートパイ、ブルーベリーパイ、チェリーパイ、レモンパイ、カスタードパイという八種類だが、甘い物の比率が高い。
しかもその数は三十個以上だが、喰らってしまったら汚れるのは確実だ。
「そうはさせない!サイコキネシス!」
なんと日和が超能力を発動させ、次々と襲い掛かるパイを止めてしまった。そのままパイは次々と彼女の元に移動し、用意されたお皿に次々と置かれたのだ。
「ありゃま!私の召喚したパイが次々とお皿に!」
「悪いけど、パイは貰うから!ゴチになります!」
魔女は予想外の展開に驚きを隠せず、日和はアカンベーをしながら笑顔を見せていた。彼女はそのままお皿に乗っている多くのパイを粒子化させ、バングルの中に次々と収納し始めた。
多くのアイテムは粒子化してバングルの中に入るが、バングルの中にはアイテムボックスまで搭載されている。ボックスの中に収納できるアイテムに制限はないので、どれだけ入れても大丈夫なのだ。
「隙ありだ!」
「油断禁物だぜ、婆さん!」
「がっ!」
魔女はそのまま隙を見せられ、ソニアと杏の斬撃ダメージを喰らってしまう。今の一撃で態勢を崩してしまうが、箒に強くしがみついて態勢を整えたのだ。
「こうなったら魔術連発だ!まずはサンダーボルト!」
「おっと!」
「あらよっと!」
魔女は上空から強烈な雷を召喚し、稲妻がソニアと杏に襲い掛かる。しかし彼女達は素早く回避してしまい、攻撃は外れてしまったのだ。
「婆さん、その程度なのか?もう少し他の魔術は無いのかよ」
「こうなったら……スイートキャノン!」
ソニアの挑発に乗った魔女はキャンディやチョコレートなどを次々と召喚し、弾丸の様に次々と放ちまくる。それを見たコーネリアはニヤリと笑い、魔術を唱え始めた。
「そっちがその気なら、マジカルバブル!」
コーネリアは次々と泡の様な物を召喚し、お菓子全てを次々と取り込んでしまった。当然魔女の怒りは最大限となってしまい、ぶち切れてしまうのは当然である。
「おのれおのれ!お菓子まで全て取り込みおって!まずは吸血鬼から倒してやる!この最大奥義でな!」
魔女は最大限の怒りを出したと同時に、強烈な魔術を繰り出そうとする。すると巨大なドリルや鉄の球、更には歯車やナイフまで次々と出てきた。まさに鋼のオンパレードであり、喰らったら一溜まりもないのは当然だ。
「喰らえ!デス・ギガント!」
魔女の合図でドリル等が一斉に動き出し、コーネリアに襲い掛かる。いくらバリアを展開しても一溜まりもない為、このままだと大ダメージどころか死んでしまう可能性もあるだろう。
「今の魔術を彼女が喰らったら大怪我になるわ!」
「早くコーネリアを助けないと!手遅れになったら大変よ!」
ヒカリと美津代が慌てながらコーネリアを助けようとするが、彼女はニヤリと笑っていた。ピンチなのに笑うという事は、何か対策があるのだろう。
「そんな魔術なら対策済みよ!私の魔術は修行を重ねるごとに進化し、新たな術も覚えている!今からそれを見せてあげるわ!」
「何!?」
コーネリアは魔女に対して宣言したと同時に、巨大な白き盾を目の前に召喚。その盾にはドラキュラの紋章が刻まれていて、光と闇のオーラを纏われているのだ。
「これが……コーネリアの大きな盾……」
「凄いとしか言えないし、心配無用だったかもね」
コーネリアが召喚した盾にヒカリ達が見惚れているが、魔女は驚きを隠せずに大量の冷や汗を流していた。まさかコーネリアがこんな盾を召喚するのは、想定外だっただろう。
「馬鹿な!こんな盾は見た事ないぞ!しかもデカすぎる!」
「これこそガーディアンシールド!あなたの最大奥義は勿論、どんな攻撃も……全て防いでやるわ!」
コーネリアは真剣な表情をして右手を払った直後、ドリル等がガーディアンシールドに直撃。攻撃は全て防がれてしまい、ドリルや鉄球などは全て地面にガシャンと落ちてしまったのだ。
「そんはバカな……私の最大奥義が……」
「どうやら私を甘く見ていたのが敗因ね。私の魔術はあなたよりも上に行く。限界を超えるだけでなく、さらなる進化をする為にも!」
魔女が信じられない表情で呆然とする中、コーネリアは彼女に指差しながら宣言をする。自信満々の笑みを浮かべているのは勿論、まだまだ上を目指せると確信しているだろう。
魔女の魔術は完全体で、自らの魔術も限度まで達している。しかしコーネリアの魔術は未完全であり、さらなる進化も可能となっているのだ。魔女の最大奥義が防がれたのも、それが原因である。
「こうなったらもう一度……む?」
魔女は魔術を出そうと指を鳴らすが、何度鳴らしても魔術が発動できない。そう。彼女は今の魔術で魔力を全て使い切ってしまい、魔力はスッカラカンとなってしまった。このままでは勝てないのは当然である。
「しまった!魔力が……ここは撤退しかあるまい!」
魔女は自らが不利になっている事を知り、箒に乗りながら逃げようとする。しかし、そうはさせまいとソニアと杏が襲い掛かってきた。
「「ダブルブレイド!」」
「がはっ!」
ソニアと杏に斬り裂かれた魔女は、箒から落ちて地面に墜落してしまう。それでも魔女はなんとか立ち上がり、格闘術による戦闘態勢に入ろうとしたその時だった。
「おーい!魔女のお仕置きができたぞ!」
「その声は……」
全員が声のした方を見ると、なんとドリトン達と三匹の子豚が駆け付けてきた。彼等が運んでいるのは一軒家を模したお仕置きマシンだけでなく、石の薬を入れた鍋まで持ってきたのだ。
「皆!無事だったのね!」
「ああ!問題なく進む事ができたからな。後は俺達に任せてくれ!魔女に対してはお仕置きしないとな!」
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