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第2章・勇者召喚の秘密編
第75話 エンリツィオの弱点①
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「まあ……ただなあ。
我が妹ながら、あれが簡単に大人しくなるとも思えんのでね。
まだ何かしら企む気なんじゃないかと、気が気でないんだ、俺としてはな。
──あいつのところに、足繁く通う男の情報もあることだし、何もしなけりゃいいんだが、もし何かしらするようであれば、今度こそ、国王と同じ目に合わせなくちゃならなくなるかも知れない。
なにせ、自分に心眼があったから、鑑定師の俺はいらない、デカい顔するのが気に入らなかったと、そんな理由で俺をハメたってんだ。
会いに行ってびっくりしたよ。
俺としては、年齢の離れた妹として、可愛がってたつもりでいたんだがな。
あいつにしてみたら、父親の違う俺が、面倒みようと兄貴ヅラすんのが、気に入らなかったみてえだ。
……何年経っても、血の繋がりのある妹のことですら、女の考えてることはよく分からんよ。
やれやれだぜ。
まあ、あんたらに何かすることはないとは思うが、もし俺に何か仕掛けてくるようであれば、ジルベスタに関しては、知り合いのあんたに、解決するまで頼みたいと思ってるんだが、どうだい?」
ドメール王子が俺を見ながら言う。
トラブルが発生した場合、解決するまでジルベスタを預かって欲しいということか。俺はエンリツィオに面倒を見て貰っている立場だ。ハイもイイエも言えない。
「──いいだろう。その場合はこちらで引き受ける。」
代わりにエンリツィオが答えてくれた。
「そうか、助かるよ。
用件は以上だ。
今度は公式な立場を忘れて、ゆっくり飲もうぜ。
──しばらくは俺も忙しいが、あんたがこの国にいるうちに、……どうにか時間を作るからさ。」
大量勇者召喚の方法を見付けてしまった、一番の戦犯であるドメール王子。果たしてこの人と腹を割って、酒を飲める日なんてくるのだろうか。
アプリティオの王様の時のように、今日この場で飲んだっていいのに、それをしないでわざわざ時間を作るってことは、きっとドメール王子は、エンリツィオに考える時間を持って欲しいって意味で言っているのだろう。
それが出来た時は、きっとドメール王子を許すと決めた時で、エンリツィオがアプリティオを去るまでに、それが実現出来ることなどないことを、ドメール王子は分かっているような、含みのある目をしていた。
多分ドメール王子は謝罪がしたいのだ。俺たち大量勇者召喚の被害者の1人である、元ニナンガ王国魔法師団長のエンリツィオに。
けど、ことはエンリツィオ1人の問題じゃない。俺を含む、すべての大量勇者召喚の被害者の苦しみを、エンリツィオはその身に1人で背負ってる。
多分いつか、遅かれ早かれ、ドメール王子とはさよならすることになるだろう。──きっと、ジルベスタとも。
楽しみにしている、とエンリツィオは表情を変えずに答えた。
「お見送りして参ります。」
マリィさんはドメール王子にそう言って、前に立ち歩きながら、途中まで俺たちを送る間、一言も口をきかなかった。そして、こちらで失礼致します、と俺たちにお辞儀をして、くるりと踵を返す瞬間、
「……聞いたな?」
「──はい。」
すれ違いざまに、そう告げるエンリツィオに、マリィさんが振り向きもせずに答える。
この2人はそれで通じるのだ。エンリツィオは、おそらくさっきのドメール王子の話しを聞いて、マリィさんにヤクリディア王女を調べろと命令したのだ。
生意気だとか気に入らないとか、たかがそんな理由で、実の兄を死刑囚にしてしまえるヤクリディア王女が、確かにこのまま大人しくしているとは、俺にも思えなかった。
多分、言われなくたって、マリィさんはヤクリディア王女を調べただろうけど、今回のは正式なエンリツィオからの指示だ。
多分、きっとめちゃめちゃ嬉しくて、物凄く燃えていることだろう。後ろ姿だけど、破顔しているマリィさんの表情が見えるかのようだった。
アプリティオ王宮から帰る道中の馬車の中で、俺はアシルさんに手紙を出したいんだけど、どうすればいいですか?と尋ねた。この世界の手紙の出し方なんて知らない。
街を散策した時に、郵便局らしきものは見当たらなかったけど、アシルさんはマリィさんからエンリツィオ宛の手紙を受け取ったと言っていたし、この世界にも何かしらで手紙を出す方法がある筈なのだ。
僕に渡してくれれば出しておくよ、便箋とか必要?と聞いてくれたので、お願いすることにして、書けたら部屋に持っていきます、と伝えた。
ホテルの俺の部屋に戻ると、恭司とユニフェイ──江野沢が、つまらなそうに同じタイミングであくびをしていた。
俺は普段着を引っ掴むと、王宮訪問用の正装を脱いで着替える為に、トイレに入ろうとした。恭司がそれを見て、
「別に今まで通り着替えたらいいだろ?」
と呆れるように言ってきた。
確かに今までは、魔物、というか、ただの犬だと思っていたから、普通に目の前で着替えをしていた。
なんなら着替えのたびにフルチンをさらしてもいた。
だが、今はユニフェイを江野沢だと認識しているのだ。誰に何を見られようと、何するものぞ、と思っている恭司と違って、俺は好きな女の子の前で堂々と着替えられる鋼のメンタルを持っていない。
ましてや完全体ならいざしらず、このアプリティオの暑い気候の最中、だらしなく伸び切っている我が息子なぞ、目の前にさらしたくはないのである。
だからあの日以降、毎回トイレにこもって着替えをする俺なのであった。
ところで、ひとつ残念なことがあった。
ヤクリディア王女からスキルを奪い、後から確認した際、その中に勇者召喚というスキルがなかったのだ。
一部の王族のみが特別に持つ力ということは、恭司の不死鳥という存在に付随する無属性魔法のように、スキルとして現れないのだろうか?
そうではない。ジルベスタは、勇者召喚は職業スキルの項目に分類されていたとドメール王子から聞いたと言っていた。
俺はアプリティオ王宮に再度行く前に、1つの仮説を立てていた。人の身には3つのスキルしか与えられないというルールに従い、俺は王女から3回スキルを奪った。
だが、実は勇者召喚が使える王族のみ、通常与えられる3つのスキルの他に勇者召喚のスキルを与えられ、4つ以上のスキルを持っていたのに、奪いそこねたというものだ。
どちらにしろヤクリディア王女が死ねば、当分この国での勇者召喚は不可能になるわけだから、俺が持っている必要はないので、問題はなかったが。
ただ代わりに凄いスキルを手に入れた。心眼はもちろんのこと、空間転移に霊媒師という、かなり珍しいスキルだ。
空間転移は簡単に言えばテレポートだ。転移魔法を阻害する魔道具や、魔法障壁がない場所であれば、どこにでも出入り可能。
魔法障壁は魔族の使う魔法陣によってのみ発動するものなので、人間の国では魔道具がなければ阻害することが出来ない。
テレポート出来るとか、これカッコよすぎないか?さすが勇者召喚が可能な特殊な王族。凄えもん付与されてんな。
しかもスキルだから、MPを消費しない上に、隠密や消音行動との重ねがけも可能ときたコレ。
霊媒師は、霊を見たり探して呼び寄せたり出来る、霊視というスキルの上位互換、かつ職業スキルだ。
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あいつにしてみたら、父親の違う俺が、面倒みようと兄貴ヅラすんのが、気に入らなかったみてえだ。
……何年経っても、血の繋がりのある妹のことですら、女の考えてることはよく分からんよ。
やれやれだぜ。
まあ、あんたらに何かすることはないとは思うが、もし俺に何か仕掛けてくるようであれば、ジルベスタに関しては、知り合いのあんたに、解決するまで頼みたいと思ってるんだが、どうだい?」
ドメール王子が俺を見ながら言う。
トラブルが発生した場合、解決するまでジルベスタを預かって欲しいということか。俺はエンリツィオに面倒を見て貰っている立場だ。ハイもイイエも言えない。
「──いいだろう。その場合はこちらで引き受ける。」
代わりにエンリツィオが答えてくれた。
「そうか、助かるよ。
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大量勇者召喚の方法を見付けてしまった、一番の戦犯であるドメール王子。果たしてこの人と腹を割って、酒を飲める日なんてくるのだろうか。
アプリティオの王様の時のように、今日この場で飲んだっていいのに、それをしないでわざわざ時間を作るってことは、きっとドメール王子は、エンリツィオに考える時間を持って欲しいって意味で言っているのだろう。
それが出来た時は、きっとドメール王子を許すと決めた時で、エンリツィオがアプリティオを去るまでに、それが実現出来ることなどないことを、ドメール王子は分かっているような、含みのある目をしていた。
多分ドメール王子は謝罪がしたいのだ。俺たち大量勇者召喚の被害者の1人である、元ニナンガ王国魔法師団長のエンリツィオに。
けど、ことはエンリツィオ1人の問題じゃない。俺を含む、すべての大量勇者召喚の被害者の苦しみを、エンリツィオはその身に1人で背負ってる。
多分いつか、遅かれ早かれ、ドメール王子とはさよならすることになるだろう。──きっと、ジルベスタとも。
楽しみにしている、とエンリツィオは表情を変えずに答えた。
「お見送りして参ります。」
マリィさんはドメール王子にそう言って、前に立ち歩きながら、途中まで俺たちを送る間、一言も口をきかなかった。そして、こちらで失礼致します、と俺たちにお辞儀をして、くるりと踵を返す瞬間、
「……聞いたな?」
「──はい。」
すれ違いざまに、そう告げるエンリツィオに、マリィさんが振り向きもせずに答える。
この2人はそれで通じるのだ。エンリツィオは、おそらくさっきのドメール王子の話しを聞いて、マリィさんにヤクリディア王女を調べろと命令したのだ。
生意気だとか気に入らないとか、たかがそんな理由で、実の兄を死刑囚にしてしまえるヤクリディア王女が、確かにこのまま大人しくしているとは、俺にも思えなかった。
多分、言われなくたって、マリィさんはヤクリディア王女を調べただろうけど、今回のは正式なエンリツィオからの指示だ。
多分、きっとめちゃめちゃ嬉しくて、物凄く燃えていることだろう。後ろ姿だけど、破顔しているマリィさんの表情が見えるかのようだった。
アプリティオ王宮から帰る道中の馬車の中で、俺はアシルさんに手紙を出したいんだけど、どうすればいいですか?と尋ねた。この世界の手紙の出し方なんて知らない。
街を散策した時に、郵便局らしきものは見当たらなかったけど、アシルさんはマリィさんからエンリツィオ宛の手紙を受け取ったと言っていたし、この世界にも何かしらで手紙を出す方法がある筈なのだ。
僕に渡してくれれば出しておくよ、便箋とか必要?と聞いてくれたので、お願いすることにして、書けたら部屋に持っていきます、と伝えた。
ホテルの俺の部屋に戻ると、恭司とユニフェイ──江野沢が、つまらなそうに同じタイミングであくびをしていた。
俺は普段着を引っ掴むと、王宮訪問用の正装を脱いで着替える為に、トイレに入ろうとした。恭司がそれを見て、
「別に今まで通り着替えたらいいだろ?」
と呆れるように言ってきた。
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ヤクリディア王女からスキルを奪い、後から確認した際、その中に勇者召喚というスキルがなかったのだ。
一部の王族のみが特別に持つ力ということは、恭司の不死鳥という存在に付随する無属性魔法のように、スキルとして現れないのだろうか?
そうではない。ジルベスタは、勇者召喚は職業スキルの項目に分類されていたとドメール王子から聞いたと言っていた。
俺はアプリティオ王宮に再度行く前に、1つの仮説を立てていた。人の身には3つのスキルしか与えられないというルールに従い、俺は王女から3回スキルを奪った。
だが、実は勇者召喚が使える王族のみ、通常与えられる3つのスキルの他に勇者召喚のスキルを与えられ、4つ以上のスキルを持っていたのに、奪いそこねたというものだ。
どちらにしろヤクリディア王女が死ねば、当分この国での勇者召喚は不可能になるわけだから、俺が持っている必要はないので、問題はなかったが。
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空間転移は簡単に言えばテレポートだ。転移魔法を阻害する魔道具や、魔法障壁がない場所であれば、どこにでも出入り可能。
魔法障壁は魔族の使う魔法陣によってのみ発動するものなので、人間の国では魔道具がなければ阻害することが出来ない。
テレポート出来るとか、これカッコよすぎないか?さすが勇者召喚が可能な特殊な王族。凄えもん付与されてんな。
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