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第42話 リクエスト番外編・婚前旅行で温泉デート!?⑤
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「……好きだよ、アデル。
もっと君が欲しい。」
そう耳元で囁かれて。
私の体がパアアアッと発光する。それに少し冷静になった表情のアドリアン王太子。
た……助かった!のかな?いや、助かったっていうのも、おかしいけど!
熱をおびたアドリアン王太子の瞳に、ギュッと心臓を掴まれたような、そのまま潰れちゃうんじゃないかっていうくらい、ドキドキさせられたのも、また事実だから。
「……それで?何が見えたの?」
とアドリアン王太子が聞いてくる。
え?あ、もともとそのつもりはなかったっていうこと?私をドキドキさせる為?
そ、そうよね、こんなところでこれ以上するわけないもの。今日は最後までしないってアドリアン王太子も最初に言ってたし。
私一人で興奮して、恥ずかしい!
私は思わず真っ赤になって、離されていた両手で顔を覆ってしまった。それを見たアドリアン王太子がニヤリと笑ってくる。
「かわいいね、アデル。」
そう言って、私の耳にチュッとキスをしてきた。ドキドキしているのが、予知で丸わかりになってしまうのが、ほんと恥ずかしい。
なんで光るかな!?私!
ドキドキ!ピカーッ!て、そりゃあアドリアン王太子も笑うわよ!
眉間にシワを寄せて眉を下げている私に、
「私は君の反応が嬉しいんだから、そんなに光ることを嫌がらないで。そこも含めて、君がとっても愛おしいんだ。」
そう言っておでこをコツンと寄せて来た。
「のぼせてはいけないから、そろそろ出ようか。部屋に戻ったら、足のマッサージの準備をして向かうから、部屋で待っていて。」
「わかりました。
……こっち見ないでくださいね!」
そう言って岩の上に畳んで置いていたタオルを取って、前に当てながらお風呂を出る。
「アドリアンは出ないんですか?」
「君がいなくなってから出るよ。」
「わかりました。」
私の裸をはっきり見ないようにする為なのかなって思っていたんだけど、男性の身体機能的に出られなくなっていたのだということを、私はだいぶ経ってから知ることになる。
王命があるから、本人が思っている以上にイチャイチャする必要があったとはいえ、ずいぶんと我慢してくれていたんだなあ、愛されてるんだなあって、思い知らされた。
「……それで?どんな予知が見えたの?」
私の部屋で、私の足元にかしずいて、いい香りのする香油で私の足をマッサージしながら、アドリアン王太子が聞いてくる。
アドリアン王太子って、マッサージもうまいのね!優しくて、少し力を入れて、こっているところを揉みほぐされても痛くない。なんならちょっと眠たくなってくるくらいよ。
ベッドの上に腰掛けながらやってもらっているから、正直このまま横になっちゃいたくて……。半分うとうとしながら返事をする。
「あ、はい。この町に盗賊がやって来るみたいです。たぶん貴族のお屋敷だと思うんですけど、かなり大きな邸宅でした。
そこを襲うつもりみたいですね。」
「貴族の屋敷?大きな屋敷となると、この土地の領主の屋敷だろうか。私たちの警備に人員をさいてくれているから、手薄と見て襲うつもりかも知れないな。」
「私たちがここに来ていることが、バレているんですか?お忍びだったのでは?」
私は王さまからそう聞いていたんだけど?
「この屋敷の周辺を、ぐるりと警備兵が取り巻いているんだ。それに私たちも従者を引き連れている。大々的に告知しないことをお忍びと言うだけで、実際隠すのは難しいよ。」
「そっか、それもそうですね……。」
私たちがここに来たことで、盗賊に狙われるというのなら、申し訳なく思っちゃうな。
「そんなに申し訳なさそうにしなくてだいじょうぶだ。むしろ狙って来ることで、盗賊を一網打尽に出来る。やつらの根城を調べる手間が省けるというものだよ。」
「そんなものですか?
それなら良かったですけど……。」
「すぐに手配させよう。襲われるのはいつなのか、正確にわかるかい?」
「明日の夜ですね。」
「わかった。じゅうぶん間に合う時間だ。明日は遠乗りに出かけて、次の日の朝に捕物の結果を聞こう。いい報告が聞ける筈だ。」
「結果が出るまで心配ですね。
逃げられたりしたら……。」
「いつ来るのかがわかっていれば、早々取り逃がすことはないさ、安心するといい。」
そうは言っても、ちょっと怖い。結果が出るまで不安になっちゃうだろうな。
「そんなに心配するのなら、私も捕物に加わろう。それなら確実で安心だろう?」
「アドリアンが!?そっちのほうが、よっぽど不安になりますよ!危ないことはやめてください。せっかく寛ぎに来たのに……。」
「わかったわかった、将来の奥さんがそこまで私の身を案じるのならやめておこう。」
「お、奥さんって……。」
それ言われると、すっごく恥ずかしい。
「そう呼ばれるのは、いやかい?」
そう言いつつ、私の足のつま先にチュッとキスを落としてくる。
「ああ、いいな、すべすべになったよ。」
「ちょ、ちょっと、アドリアン……。」
チュッ、チュッ、チュッと、足の甲、くるぶし、ふくらはぎ、と段々上がってくる。
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もっと君が欲しい。」
そう耳元で囁かれて。
私の体がパアアアッと発光する。それに少し冷静になった表情のアドリアン王太子。
た……助かった!のかな?いや、助かったっていうのも、おかしいけど!
熱をおびたアドリアン王太子の瞳に、ギュッと心臓を掴まれたような、そのまま潰れちゃうんじゃないかっていうくらい、ドキドキさせられたのも、また事実だから。
「……それで?何が見えたの?」
とアドリアン王太子が聞いてくる。
え?あ、もともとそのつもりはなかったっていうこと?私をドキドキさせる為?
そ、そうよね、こんなところでこれ以上するわけないもの。今日は最後までしないってアドリアン王太子も最初に言ってたし。
私一人で興奮して、恥ずかしい!
私は思わず真っ赤になって、離されていた両手で顔を覆ってしまった。それを見たアドリアン王太子がニヤリと笑ってくる。
「かわいいね、アデル。」
そう言って、私の耳にチュッとキスをしてきた。ドキドキしているのが、予知で丸わかりになってしまうのが、ほんと恥ずかしい。
なんで光るかな!?私!
ドキドキ!ピカーッ!て、そりゃあアドリアン王太子も笑うわよ!
眉間にシワを寄せて眉を下げている私に、
「私は君の反応が嬉しいんだから、そんなに光ることを嫌がらないで。そこも含めて、君がとっても愛おしいんだ。」
そう言っておでこをコツンと寄せて来た。
「のぼせてはいけないから、そろそろ出ようか。部屋に戻ったら、足のマッサージの準備をして向かうから、部屋で待っていて。」
「わかりました。
……こっち見ないでくださいね!」
そう言って岩の上に畳んで置いていたタオルを取って、前に当てながらお風呂を出る。
「アドリアンは出ないんですか?」
「君がいなくなってから出るよ。」
「わかりました。」
私の裸をはっきり見ないようにする為なのかなって思っていたんだけど、男性の身体機能的に出られなくなっていたのだということを、私はだいぶ経ってから知ることになる。
王命があるから、本人が思っている以上にイチャイチャする必要があったとはいえ、ずいぶんと我慢してくれていたんだなあ、愛されてるんだなあって、思い知らされた。
「……それで?どんな予知が見えたの?」
私の部屋で、私の足元にかしずいて、いい香りのする香油で私の足をマッサージしながら、アドリアン王太子が聞いてくる。
アドリアン王太子って、マッサージもうまいのね!優しくて、少し力を入れて、こっているところを揉みほぐされても痛くない。なんならちょっと眠たくなってくるくらいよ。
ベッドの上に腰掛けながらやってもらっているから、正直このまま横になっちゃいたくて……。半分うとうとしながら返事をする。
「あ、はい。この町に盗賊がやって来るみたいです。たぶん貴族のお屋敷だと思うんですけど、かなり大きな邸宅でした。
そこを襲うつもりみたいですね。」
「貴族の屋敷?大きな屋敷となると、この土地の領主の屋敷だろうか。私たちの警備に人員をさいてくれているから、手薄と見て襲うつもりかも知れないな。」
「私たちがここに来ていることが、バレているんですか?お忍びだったのでは?」
私は王さまからそう聞いていたんだけど?
「この屋敷の周辺を、ぐるりと警備兵が取り巻いているんだ。それに私たちも従者を引き連れている。大々的に告知しないことをお忍びと言うだけで、実際隠すのは難しいよ。」
「そっか、それもそうですね……。」
私たちがここに来たことで、盗賊に狙われるというのなら、申し訳なく思っちゃうな。
「そんなに申し訳なさそうにしなくてだいじょうぶだ。むしろ狙って来ることで、盗賊を一網打尽に出来る。やつらの根城を調べる手間が省けるというものだよ。」
「そんなものですか?
それなら良かったですけど……。」
「すぐに手配させよう。襲われるのはいつなのか、正確にわかるかい?」
「明日の夜ですね。」
「わかった。じゅうぶん間に合う時間だ。明日は遠乗りに出かけて、次の日の朝に捕物の結果を聞こう。いい報告が聞ける筈だ。」
「結果が出るまで心配ですね。
逃げられたりしたら……。」
「いつ来るのかがわかっていれば、早々取り逃がすことはないさ、安心するといい。」
そうは言っても、ちょっと怖い。結果が出るまで不安になっちゃうだろうな。
「そんなに心配するのなら、私も捕物に加わろう。それなら確実で安心だろう?」
「アドリアンが!?そっちのほうが、よっぽど不安になりますよ!危ないことはやめてください。せっかく寛ぎに来たのに……。」
「わかったわかった、将来の奥さんがそこまで私の身を案じるのならやめておこう。」
「お、奥さんって……。」
それ言われると、すっごく恥ずかしい。
「そう呼ばれるのは、いやかい?」
そう言いつつ、私の足のつま先にチュッとキスを落としてくる。
「ああ、いいな、すべすべになったよ。」
「ちょ、ちょっと、アドリアン……。」
チュッ、チュッ、チュッと、足の甲、くるぶし、ふくらはぎ、と段々上がってくる。
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