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13,蝶をつかむ
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「誰しも体内に霊核というものを持っている」
火凛の祖父、つまり赤崎家の当時の当主は言った。年齢は七十を過ぎ、総白髪で、しゃがれた低い独特の声は、顔よりもはっきりと火凛の記憶に残っている。
「物質的なものではない。だから腹を裂いたところで、そいつを見つけることはできない」
まるでやってみたことがあるような口ぶりだった。幼い火凛は肉親ながら不気味な人だと思っていた。
「霊核は霊力の源だ。退魔師以外では、魂と呼ぶ者もいる。霊力は消耗しても霊核から湧き水のように生まれ、体は常に霊力で満たされる。素人には霊力を感じることも操ることもできない。反対に我々のように、霊力を感じ、操れる者が退魔師だ」
そこで祖父は、いかにも機嫌が悪そうに舌打ちする。父や母や他の大人たちは、誰も楽しそうにしていない。火凛は祖父のことが嫌いだった。
「だがおまえの霊核は出来損ないだ。泉の水は噴き出して洪水を起こす。その後は丸一日も干乾びて使い物にならない。こんな退魔師はおまえ意外、聞いたことがない!」
祖父は杖を畳に叩きつけた。その振動が脚から伝わってきた。火凛は分かっていても悲鳴をあげそうになる。悲鳴をあげれば叱られるから、耐えなければならない。
「赤崎家始まって以来の無能。役立たず。恥晒し。おまえのような欠陥品、失敗作がなぜこの家に生まれてきたか、全く理解に苦しむ。なあ? 灯子(とうこ)よ」
呼ばれた母は、正座をしたまま、答える。
「本当に申し訳ございません。間違いなくこの子には問題がございます。それは私の至らなさゆえでございます」
「当然だ。おまえが腑抜けているから、こんなモノが生まれたのだ。いいか? こいつは家の外に出すな。退魔師試験なんぞ、受けさせなくていい。まともに霊核が機能するように訓練しろ。直らなきゃ一生ここから出すな。万が一、外で霊力を使って、この出来損ないが世に知れたら、赤崎家は没落する」
「ええ、おっしゃる通りに致します」
火凛は少なくとも、自分のせいで母が叱られたこと、その母は火凛の味方ではなく祖父の味方だということを理解した。
両親は厳しく火凛をしつけ、前代未聞の『霊核を制御する』という難題の解決のために、闇雲に危険できつい訓練をさせた。退魔師の中でも自身の霊核に触れたことがある者は極めて少ない。しかもその者たちの多くは、死の淵などの極限状態であったそうだ。霊核はそのような伝承や経験に基づく概念であって、存在が証明されているわけではない。
時に毒を食らい、時に血を吐き、訓練は続いた。その結果、火凛の能力は何も変わらなかった。泉は必ず決壊し、必ず枯れた。
唯一得たものは、スプーン一杯の水をすくうだけなら、泉は決壊しないという発見だった。それを活かして、槍先の一点だけに器用に霊力を乗せる戦い方を編み出した。
やがて祖父は死んだ。
祖父の死後、重圧から解放された両親は、火凛が家の外へ出ること、つまり学校へ通うことを許可した。祖父の言いつけを破り、妖魔退治にも参加させてくれるようになった。
両親は祖父に脅されていただけで、祖父ほど容赦ない人間ではなかったらしい。しかし火凛のことを娘として愛したわけではなかった。
母はいつも退魔師協会から送られてくる成果報告を確認すると、火凛を呼びつけて、悲壮な顔で怒鳴り散らした。
「柏崎家、龍ヶ崎家、伊能崎家ばかり! どうしていつも、いつも、いつも! いつもいつもいつも赤崎の名が下なのよ!」
「ごめんなさい」
「御免なさいで済むわけないでしょう! 私にどの面下げて道を歩けって言うの!? こんなんじゃ恥ずかしくて首を吊ったほうがマシだわ!」
「だったら首を吊ればいい。あたしも退魔師をやめるから」……そう言いたくても心の中で繰り返すことしかできなかった。
火凛の脳裏をよぎったのは幼い頃の記憶だった。このタイミングでフラッシュバックしたことの意味を火凛は理解していた。
(もう霊力は残ってない。残っているのは霊力の源……霊核だけ。霊核が霊力の源なら、それ自体も霊的な力の塊のはず。それに、あたしにはもう必要ない!)
火凛は意識を集中して、体のどこかにある無形の核を具現化しようと試みた。
どこにどのように存在するのかさえ解明されていない。しかし先人の中には、己の霊核に触れたという者、己の霊核の形を見たという者もいる。それは特別な力を宿した何かが確かに存在するという証。
火凛は心の中を手探りで進む。真っ暗な闇の中で、一羽の蝶を探しているような感覚だった。かすかな羽音と己の直感だけが頼りだ。感覚を研ぎ澄ませて神経を集中させる。どんな小さな、どんな些細な手がかりも見逃さないように。脳がオーバーヒートしそうだったが冷静さは失わない。
(あいつを滅ぼすための力がほしい! その力はあたしの中に眠ってる。絶対に眠ってる)
火凛は闇の中で手を伸ばした。指は空を切る。蝶はいない。しかし火凛は手を下ろさないで、息を殺して待った。
(もしもあたしの中に悪魔が住んでるなら……来い! 魂なんかくれてやる!)
そのとき確かに、火凛の伸ばした指の上に蝶が舞い降りた。すると蝶は闇の中でぼんやりとした青い光を放った。なんと闇の中に同じような光が無数に漂っている。二匹、三匹と青い蝶たちは火凛のほうに集まり始めた。
(これが、あたしの、霊核……! これを集めれば……!)
だがその瞬間、闇と蝶は消え、現実世界が飛び込んできた。……空だ。 火凛は目を開いていた。何が起こっているのかすぐに分からなかった。
気が付かないうちに地面に押し倒されていた。裸の真琴がまたがっていた。
「えっ?」
「私、ほしいの。もう、がまんできない。火凛のこれが、ほしくて、ほしくて、もうっ……」
真琴が握っているのは火凛の肉棒だった。またがった真琴は、たくましいそれを自分の秘所にあてがい、ゆっくりと腰を沈めていく。
「んっ、ちょっ……! ま、まって、まことっ! いまはだめっ!」火凛は真琴の身体をどかそうとしたが、体に力が入らず、抵抗できなかった。
「だめなの私も。これがないともう、だめなの……」
「っ!? だっ、めぇっ!♡ んぁっ!?♡」
火凛の肉棒はみるみるうちに真琴の淫口に飲み込まれる。真琴の中はぬるりとして温かくて全身を包み込むゆりかごのようだった。真琴の肉襞は肉棒を異物と認識し、ぎゅうぎゅう押し返そうとしているが、その圧力が愛液のぬめりのおかげで程よい心地よさを生んでいた。
「ぜんぶ、はいっ、たぁ……♡」
接合部からは赤いものが滴っていた。真琴は初めてなのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……♡ 痛く、ないよ♡ だって、かりんだから♡」
「真琴、あたしはあいつを滅ぼさなきゃ。だからどいて」
「んあっ、くっ、あっ、あっ、あんっ……♡ いいっ……!♡ すごいっ!♡」
真琴は火凛の言うことなど耳に入らない様子で腰を振り始めた。豊満な真琴の胸がゴムボールのように弾む。
「まことっ!? あっ、ん゛っ♡ だめっ、そんなにうごいちゃだめぇっ♡ しゅうちゅう、んぁっ!? できないっ。もうすぐ、あつまるのにっ♡ いま、うごかれたら、あ゛っ!♡ ぜんぶ、だめになっちゃう♡」
「かりんの、おっきい♡ おく、いちばんおくぅ、きもちいいのっ♡ しきゅう、いいのっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ んぃグっ!?♡ もう、わたし……」
「まこと、はげしっ、すぎる♡ とまってぇ♡ はぁっ、んっ……♡ おねがいだから、とまって!♡」
「かりん、いっしょに♡ きてっ♡ んあ゛っ♡ もうっ!♡ イグっ♡ イグっ♡ イグっ♡ イっっっグうううううううう……♡♡♡♡♡!!!!!」
「だめ、まこと……!♡ もう♡ だめぇ!♡ んぁうっ、あっ、あっ、あ゛っ、あ゛ああああああっ♡♡♡♡♡♡」
二人は同時に達した。火凛は真琴の膣内に濃厚な精子を放出した。真琴の柔肉は波打って動いて、火凛の肉棒から一滴残らず精子を搾り取ろうとしているかのようだった。
「かりんのが、わたしのなかに♡ いっぱい♡」
火凛は一度はつかみかけた霊核の感覚を真っ白な快楽に上書きされ、しばし放心していた。蝶は再び闇の中に紛れ、飛び去ってしまったのだ。
火凛の祖父、つまり赤崎家の当時の当主は言った。年齢は七十を過ぎ、総白髪で、しゃがれた低い独特の声は、顔よりもはっきりと火凛の記憶に残っている。
「物質的なものではない。だから腹を裂いたところで、そいつを見つけることはできない」
まるでやってみたことがあるような口ぶりだった。幼い火凛は肉親ながら不気味な人だと思っていた。
「霊核は霊力の源だ。退魔師以外では、魂と呼ぶ者もいる。霊力は消耗しても霊核から湧き水のように生まれ、体は常に霊力で満たされる。素人には霊力を感じることも操ることもできない。反対に我々のように、霊力を感じ、操れる者が退魔師だ」
そこで祖父は、いかにも機嫌が悪そうに舌打ちする。父や母や他の大人たちは、誰も楽しそうにしていない。火凛は祖父のことが嫌いだった。
「だがおまえの霊核は出来損ないだ。泉の水は噴き出して洪水を起こす。その後は丸一日も干乾びて使い物にならない。こんな退魔師はおまえ意外、聞いたことがない!」
祖父は杖を畳に叩きつけた。その振動が脚から伝わってきた。火凛は分かっていても悲鳴をあげそうになる。悲鳴をあげれば叱られるから、耐えなければならない。
「赤崎家始まって以来の無能。役立たず。恥晒し。おまえのような欠陥品、失敗作がなぜこの家に生まれてきたか、全く理解に苦しむ。なあ? 灯子(とうこ)よ」
呼ばれた母は、正座をしたまま、答える。
「本当に申し訳ございません。間違いなくこの子には問題がございます。それは私の至らなさゆえでございます」
「当然だ。おまえが腑抜けているから、こんなモノが生まれたのだ。いいか? こいつは家の外に出すな。退魔師試験なんぞ、受けさせなくていい。まともに霊核が機能するように訓練しろ。直らなきゃ一生ここから出すな。万が一、外で霊力を使って、この出来損ないが世に知れたら、赤崎家は没落する」
「ええ、おっしゃる通りに致します」
火凛は少なくとも、自分のせいで母が叱られたこと、その母は火凛の味方ではなく祖父の味方だということを理解した。
両親は厳しく火凛をしつけ、前代未聞の『霊核を制御する』という難題の解決のために、闇雲に危険できつい訓練をさせた。退魔師の中でも自身の霊核に触れたことがある者は極めて少ない。しかもその者たちの多くは、死の淵などの極限状態であったそうだ。霊核はそのような伝承や経験に基づく概念であって、存在が証明されているわけではない。
時に毒を食らい、時に血を吐き、訓練は続いた。その結果、火凛の能力は何も変わらなかった。泉は必ず決壊し、必ず枯れた。
唯一得たものは、スプーン一杯の水をすくうだけなら、泉は決壊しないという発見だった。それを活かして、槍先の一点だけに器用に霊力を乗せる戦い方を編み出した。
やがて祖父は死んだ。
祖父の死後、重圧から解放された両親は、火凛が家の外へ出ること、つまり学校へ通うことを許可した。祖父の言いつけを破り、妖魔退治にも参加させてくれるようになった。
両親は祖父に脅されていただけで、祖父ほど容赦ない人間ではなかったらしい。しかし火凛のことを娘として愛したわけではなかった。
母はいつも退魔師協会から送られてくる成果報告を確認すると、火凛を呼びつけて、悲壮な顔で怒鳴り散らした。
「柏崎家、龍ヶ崎家、伊能崎家ばかり! どうしていつも、いつも、いつも! いつもいつもいつも赤崎の名が下なのよ!」
「ごめんなさい」
「御免なさいで済むわけないでしょう! 私にどの面下げて道を歩けって言うの!? こんなんじゃ恥ずかしくて首を吊ったほうがマシだわ!」
「だったら首を吊ればいい。あたしも退魔師をやめるから」……そう言いたくても心の中で繰り返すことしかできなかった。
火凛の脳裏をよぎったのは幼い頃の記憶だった。このタイミングでフラッシュバックしたことの意味を火凛は理解していた。
(もう霊力は残ってない。残っているのは霊力の源……霊核だけ。霊核が霊力の源なら、それ自体も霊的な力の塊のはず。それに、あたしにはもう必要ない!)
火凛は意識を集中して、体のどこかにある無形の核を具現化しようと試みた。
どこにどのように存在するのかさえ解明されていない。しかし先人の中には、己の霊核に触れたという者、己の霊核の形を見たという者もいる。それは特別な力を宿した何かが確かに存在するという証。
火凛は心の中を手探りで進む。真っ暗な闇の中で、一羽の蝶を探しているような感覚だった。かすかな羽音と己の直感だけが頼りだ。感覚を研ぎ澄ませて神経を集中させる。どんな小さな、どんな些細な手がかりも見逃さないように。脳がオーバーヒートしそうだったが冷静さは失わない。
(あいつを滅ぼすための力がほしい! その力はあたしの中に眠ってる。絶対に眠ってる)
火凛は闇の中で手を伸ばした。指は空を切る。蝶はいない。しかし火凛は手を下ろさないで、息を殺して待った。
(もしもあたしの中に悪魔が住んでるなら……来い! 魂なんかくれてやる!)
そのとき確かに、火凛の伸ばした指の上に蝶が舞い降りた。すると蝶は闇の中でぼんやりとした青い光を放った。なんと闇の中に同じような光が無数に漂っている。二匹、三匹と青い蝶たちは火凛のほうに集まり始めた。
(これが、あたしの、霊核……! これを集めれば……!)
だがその瞬間、闇と蝶は消え、現実世界が飛び込んできた。……空だ。 火凛は目を開いていた。何が起こっているのかすぐに分からなかった。
気が付かないうちに地面に押し倒されていた。裸の真琴がまたがっていた。
「えっ?」
「私、ほしいの。もう、がまんできない。火凛のこれが、ほしくて、ほしくて、もうっ……」
真琴が握っているのは火凛の肉棒だった。またがった真琴は、たくましいそれを自分の秘所にあてがい、ゆっくりと腰を沈めていく。
「んっ、ちょっ……! ま、まって、まことっ! いまはだめっ!」火凛は真琴の身体をどかそうとしたが、体に力が入らず、抵抗できなかった。
「だめなの私も。これがないともう、だめなの……」
「っ!? だっ、めぇっ!♡ んぁっ!?♡」
火凛の肉棒はみるみるうちに真琴の淫口に飲み込まれる。真琴の中はぬるりとして温かくて全身を包み込むゆりかごのようだった。真琴の肉襞は肉棒を異物と認識し、ぎゅうぎゅう押し返そうとしているが、その圧力が愛液のぬめりのおかげで程よい心地よさを生んでいた。
「ぜんぶ、はいっ、たぁ……♡」
接合部からは赤いものが滴っていた。真琴は初めてなのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……♡ 痛く、ないよ♡ だって、かりんだから♡」
「真琴、あたしはあいつを滅ぼさなきゃ。だからどいて」
「んあっ、くっ、あっ、あっ、あんっ……♡ いいっ……!♡ すごいっ!♡」
真琴は火凛の言うことなど耳に入らない様子で腰を振り始めた。豊満な真琴の胸がゴムボールのように弾む。
「まことっ!? あっ、ん゛っ♡ だめっ、そんなにうごいちゃだめぇっ♡ しゅうちゅう、んぁっ!? できないっ。もうすぐ、あつまるのにっ♡ いま、うごかれたら、あ゛っ!♡ ぜんぶ、だめになっちゃう♡」
「かりんの、おっきい♡ おく、いちばんおくぅ、きもちいいのっ♡ しきゅう、いいのっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ んぃグっ!?♡ もう、わたし……」
「まこと、はげしっ、すぎる♡ とまってぇ♡ はぁっ、んっ……♡ おねがいだから、とまって!♡」
「かりん、いっしょに♡ きてっ♡ んあ゛っ♡ もうっ!♡ イグっ♡ イグっ♡ イグっ♡ イっっっグうううううううう……♡♡♡♡♡!!!!!」
「だめ、まこと……!♡ もう♡ だめぇ!♡ んぁうっ、あっ、あっ、あ゛っ、あ゛ああああああっ♡♡♡♡♡♡」
二人は同時に達した。火凛は真琴の膣内に濃厚な精子を放出した。真琴の柔肉は波打って動いて、火凛の肉棒から一滴残らず精子を搾り取ろうとしているかのようだった。
「かりんのが、わたしのなかに♡ いっぱい♡」
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