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自称天使レア
天界より♡
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レアの天使の姿を見たのはリサだけではなかった。
空の彼方にある天界の大聖堂より、二人の天使がレアを見守っていた。
下級天使は傅いたまま、小柄な天使に語りかける。
「よろしかったのですか? 封じた力を与えても」
「あれはレアの求めに応じたのでしょう」
「では、封印を見直しますか?」
「……たとえ罪を犯して追放されたとしても、高貴なる志に淀みはない。弱きものを守るために使ったことを、誰が責められましょうか」
「大天使長ラピス様の御心のままに」
ラピス……天界を治める大天使長。
弱きを助け、強きを挫く。
小柄な体からは想像もつかない大きな器の持ち主だ。
「……レア。使命を果たしなさい。魔剣チャームを破壊すれば、あなたの罪は許される。天界に戻ってくるのです。私の隣が、あなたの居場所なのですから」
世界を見渡す『千里眼の鏡』から、レアを見つめて語りかける。
ラピスの言葉が届くことはないが、溢れた想いを止められなかった。
「心中お察しします。レア様は天界に必要なお方。それが哀れにも奴隷に堕ちたあげく、どこの馬の骨とも分からない人間の女に寝取られたとあっては――」
「おだまりなさい。レアは少し迷っているだけです」
「申し訳ありません……あっ、レア様がお風呂に入るようですよ」
「きゃーきゃー♡」
「レア様は今日もお美しいですね……たまりませんっ」
手で目を覆うものの、ガバガバの隙間から覗き見るラピス……。
本性を隠そうともしないモブ天使。
ラピスはもちろん、天界の天使たちは、レアがめっちゃ好きだった。
天界には女しかいない。乙女の花園において、レアは花形だ。
天界のトップスター。世界一、尊いよ!!
規律を重んじる天界でレアが犯した大罪は、普通なら処刑される。
しかし、天使たちが減刑を願ったため、レアは追放で済んだのだ。
「あのリサという女は分かっているのでしょうか? レア様は我ら天使の月。あまりぞんざいに扱われては――」
「レアは【人化】で姿を偽っていたのです。天使の姿を見たからには、態度を改めることでしょう」
「あっ、レア様がトイレに入りますよ♡」
「きゃーきゃー♡」
鏡に映るレアが、下着を下ろして便座に座った。
いつもは凛としたレアが見せる、無防備な瞬間に、ラピスたちは萌えた♡
もうすぐ整った割れ目から、聖水を出す♡
その光景を待ちわびるラピスたちは、驚くことになる。
リサが、扉を開けてレアのトイレに押し入った!!
「ちょ、リサっ!? 用事があるならトイレの後にしてくれないか」
「いいのいいの。俺、レアのおしっこ見たいだけだから♡」
「そ、そんなこと♡ 許されるはずがないだろう♡」
レアが控えめな拒否をすると、天界も盛り上がっていた。
「レア様の貴重な聖水シーンを妨げるなんて!! これだから人間は!! 分かってない、分かってないですね!!」
「落ち着きなさい。彼女もすぐに出ていくでしょう。もう少しの辛抱ですよ」
天使たちの予想は外れた。
リサはしゃがみこむと、レアが羞恥から閉じた太ももに手を突っ込んで、強引に開かせた♡
「なっっっ、あの女!! なかなか分かってますね♡」
「しーっ。静かになさい。音が聞こえなくなりますよ♡」
リサの大胆な行動に赤面するレアだったが、根負けして目を閉じた。
すると、しゃぁぁぁ♡ とおしっこが始まった♡
「うぅ、リサ……そんなに近くで見られると♡ かかってしまうぞ♡」
「いいのいいの♡ レア、とってもきれいだよ♡」
二人の会話に、天使たちも激しく同意した。
「あぁ……至福のときが終わってしまいました……」
「顔をあげなさい。あの女が何かをするようですよっ」
レアの聖水シーンを間近で眺めたリサは、にこりと微笑んだ。
そして、聖水の名残りで濡れ光る割れ目を、舐め始めた。
「ぴちゃっ♡ れおれろ♡」
「リ、リサっ♡ そんなこと舐めちゃだめだ♡」
「ふふっ、すごーい♡ 本当に聖水なんだ♡」
「んくっ♡ 私は天使だからな♡」
いつの間にかレアは、抵抗を止めた♡
便座に深く腰掛け、大股を開いてリサの舌を受け入れている♡
そうして、きれいに舐め取られたレアは、満足げに熱い息を吐いていた♡
「んー、美味しかった♡」
「いくら聖水だからって、大胆すぎるぞ♡」
「ごめんごめん♡ あー、顔にレアの聖水が跳ねちゃったかも♡?」
「それは大変だ♡ 私に拭かせてくれ♡」
「舐めてきれいにして♡」
「か、顔を舐めるだなんて、そんなの♡ れろ……ぺろぺろ♡」
天使たちは驚きと興奮に包まれていた。
高潔な天使にはあえりえない発想がぽんぽん出てくる♡
「レア様を犬のように扱うとは♡」
「落ち着きなさい。録画映像を見直すのです。きっと、何か別の意図があるに違いありません♡」
「はい!! それにしても、あのリサという女……侮れませんね」
「要注意人物です♡ これからも監視を続けましょう♡」
こうして、リサは天界からも一目置かれる存在になった♡
空の彼方にある天界の大聖堂より、二人の天使がレアを見守っていた。
下級天使は傅いたまま、小柄な天使に語りかける。
「よろしかったのですか? 封じた力を与えても」
「あれはレアの求めに応じたのでしょう」
「では、封印を見直しますか?」
「……たとえ罪を犯して追放されたとしても、高貴なる志に淀みはない。弱きものを守るために使ったことを、誰が責められましょうか」
「大天使長ラピス様の御心のままに」
ラピス……天界を治める大天使長。
弱きを助け、強きを挫く。
小柄な体からは想像もつかない大きな器の持ち主だ。
「……レア。使命を果たしなさい。魔剣チャームを破壊すれば、あなたの罪は許される。天界に戻ってくるのです。私の隣が、あなたの居場所なのですから」
世界を見渡す『千里眼の鏡』から、レアを見つめて語りかける。
ラピスの言葉が届くことはないが、溢れた想いを止められなかった。
「心中お察しします。レア様は天界に必要なお方。それが哀れにも奴隷に堕ちたあげく、どこの馬の骨とも分からない人間の女に寝取られたとあっては――」
「おだまりなさい。レアは少し迷っているだけです」
「申し訳ありません……あっ、レア様がお風呂に入るようですよ」
「きゃーきゃー♡」
「レア様は今日もお美しいですね……たまりませんっ」
手で目を覆うものの、ガバガバの隙間から覗き見るラピス……。
本性を隠そうともしないモブ天使。
ラピスはもちろん、天界の天使たちは、レアがめっちゃ好きだった。
天界には女しかいない。乙女の花園において、レアは花形だ。
天界のトップスター。世界一、尊いよ!!
規律を重んじる天界でレアが犯した大罪は、普通なら処刑される。
しかし、天使たちが減刑を願ったため、レアは追放で済んだのだ。
「あのリサという女は分かっているのでしょうか? レア様は我ら天使の月。あまりぞんざいに扱われては――」
「レアは【人化】で姿を偽っていたのです。天使の姿を見たからには、態度を改めることでしょう」
「あっ、レア様がトイレに入りますよ♡」
「きゃーきゃー♡」
鏡に映るレアが、下着を下ろして便座に座った。
いつもは凛としたレアが見せる、無防備な瞬間に、ラピスたちは萌えた♡
もうすぐ整った割れ目から、聖水を出す♡
その光景を待ちわびるラピスたちは、驚くことになる。
リサが、扉を開けてレアのトイレに押し入った!!
「ちょ、リサっ!? 用事があるならトイレの後にしてくれないか」
「いいのいいの。俺、レアのおしっこ見たいだけだから♡」
「そ、そんなこと♡ 許されるはずがないだろう♡」
レアが控えめな拒否をすると、天界も盛り上がっていた。
「レア様の貴重な聖水シーンを妨げるなんて!! これだから人間は!! 分かってない、分かってないですね!!」
「落ち着きなさい。彼女もすぐに出ていくでしょう。もう少しの辛抱ですよ」
天使たちの予想は外れた。
リサはしゃがみこむと、レアが羞恥から閉じた太ももに手を突っ込んで、強引に開かせた♡
「なっっっ、あの女!! なかなか分かってますね♡」
「しーっ。静かになさい。音が聞こえなくなりますよ♡」
リサの大胆な行動に赤面するレアだったが、根負けして目を閉じた。
すると、しゃぁぁぁ♡ とおしっこが始まった♡
「うぅ、リサ……そんなに近くで見られると♡ かかってしまうぞ♡」
「いいのいいの♡ レア、とってもきれいだよ♡」
二人の会話に、天使たちも激しく同意した。
「あぁ……至福のときが終わってしまいました……」
「顔をあげなさい。あの女が何かをするようですよっ」
レアの聖水シーンを間近で眺めたリサは、にこりと微笑んだ。
そして、聖水の名残りで濡れ光る割れ目を、舐め始めた。
「ぴちゃっ♡ れおれろ♡」
「リ、リサっ♡ そんなこと舐めちゃだめだ♡」
「ふふっ、すごーい♡ 本当に聖水なんだ♡」
「んくっ♡ 私は天使だからな♡」
いつの間にかレアは、抵抗を止めた♡
便座に深く腰掛け、大股を開いてリサの舌を受け入れている♡
そうして、きれいに舐め取られたレアは、満足げに熱い息を吐いていた♡
「んー、美味しかった♡」
「いくら聖水だからって、大胆すぎるぞ♡」
「ごめんごめん♡ あー、顔にレアの聖水が跳ねちゃったかも♡?」
「それは大変だ♡ 私に拭かせてくれ♡」
「舐めてきれいにして♡」
「か、顔を舐めるだなんて、そんなの♡ れろ……ぺろぺろ♡」
天使たちは驚きと興奮に包まれていた。
高潔な天使にはあえりえない発想がぽんぽん出てくる♡
「レア様を犬のように扱うとは♡」
「落ち着きなさい。録画映像を見直すのです。きっと、何か別の意図があるに違いありません♡」
「はい!! それにしても、あのリサという女……侮れませんね」
「要注意人物です♡ これからも監視を続けましょう♡」
こうして、リサは天界からも一目置かれる存在になった♡
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