謎チート、ファイナライズで成り上がれ!~最強の道もまず一歩~

シリウス

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目覚め

ランクアップ

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「・・・これは・・どうやって?」
「いろいろと運が良かったので魔法で押し切りました。」
俺はクリスタルベアールのクリスタルのみを剥ぎ取りベアールということにして換金してもらうことにした。
「ベアールはBランクの冒険者がパーティーを組んでやっと倒せるレベルなんですよ!?」
「じゃあ、誰が倒したっていうの?私達も彼が倒したって言ってるのよ。運でも実力には入るわ。」
運も実力のうちという言葉は有名だが、この世界にもそんな言葉があったのか・・。
「そうですか・・。分かりました。」
そう言って受付は少し待ってくださいと言って一度俺達の前から消え、数分後に戻ってきた。
「では、換金した代金です。70万レンとなります。」
この世界でのお金は1レンは1円と同じ価値らしい。それにしてもかなりの大金だよな。
「あの~、ギルドの口座に入れといてもらえますか?さすがに受け取るのは・・。」
「あ、すいません!確かにこんな大金かなりのものですよね。では、ギルドカードをお出しください。ついでにやりたいこともありましたし。」
やりたいこと?不思議に思ったがすぐにそれは明かされた。
「はい、こちらです。急激なランクアップは危険なのでCランクとさせていただきます。」
いきなりCランクかよ。みんな超えちゃったじゃん。すいません、何だか申し訳ない感じだな。
「あ、ありがとうございます。」
俺達はそのままギルドを出た。

「しかし、ベアールを1人で倒すなんて・・これは伝えておかなければ。」
隆文達が去った後で受付が不思議な動きを見せていたが当然、彼らは気付く由もなかった。

「みなさん・・今まで隠していてすいませんでした!」
俺は人がいない場所で全員に謝った。
「別に気にすることはないよ。あんな異能があったら隠すのは当然のことだ。見せびらかすやつのほうが愚の骨頂だよ。」
エルムが俺に優しそうに語りかけてきた。
そしてエリも、
「そうだよ!私達だってもしタカフミがそんな能力を持ってるって知ってたらタカフミに頼りまくってもっと酷い状況になる可能性だってあったんだよ!?」
決して、俺のことを責めてこない彼らに思わず涙してしまった。
「ほら!泣かない!飯でも食ってさっさと気分転換しましょ!」
「ハッハッハッ!!俺達の分だけでも今日はかなりの収入だったしな!思いっきり食いまくろうぜ!」

ガロンは相変わらずの陽気さで俺の背中をドンと叩いてきたが俺にとってはそれですらありがたい。その後、ガロンとエリが酔っ払って大暴れしかけたのは余談だが。
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