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三つ巴対決
契約完了
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「我々のクランはポーションを作成して販売させたいので、その材料を仕入れ欲しい。資料はこれだ。」
「ヨウナシギクと魔力草。魔力草はまだしもヨウナシギクを購入したがる奴は久し振りじゃな。」
「話を続ける。ヨウナシギクと魔力草を毎週10キロずつ仕入れて欲しいんだ。金は月の最初に払う。だいたい800万テリーくらいでどうだ?」
「いいだろう、乗った。」
「キャンセルの場合は一ヶ月前に通達。その分の料金は当然払う。これは前払金だ。」
俺は300万テリーを机に置いた。
「こんな大金受け取れるわけが・・」
「借金は500万テリーだろ。少しでも減らせ。信頼がないと困るからな。まぁ、その借金も嵌められたものだけどな。」
「何だと!?どういうことだそれは?」
「全部王国が仕組んだこと。キャンセルしてきたやつは王国の人間、材料を仕入れてた場所も王国の人間達が暗躍している。まぁ、脅されてたんだから仕方ない部分もあるな。」
「どうせなら俺のクラン専属になってもらいたいくらいだがそれは無理だろうな。借金を返してからにして欲しいし。」
「・・・借金はすぐ返します。私をクランに入れてください!」
いきなり女の子が頼み込んできた。
「俺もお願いします!店長に迷惑をかけるわけにはいかないんです!」
男の人、ベルルによると、度々自分たちのミスで失敗していることがあり、その分を償いたい。店長の身を自分たちで守りたい。店長に恩を返したいということらしい。
「分かった。2人を入れることは許可しよう。後で登録しておく。爺さん、いい店員を持ったな」
その後俺達は金融店へ行き借金の一部を返済。ここにも王国の息がかかっており危険と判断した。
その後女の子、フィルとベルルにそれぞれ勇者、将軍の職業を渡し、ステータスを上昇させた。これならそう簡単にやられることはない。俺達は冒険者登録をしに行った。
その後帰ってきたアイリ達とともに少しの間だけ迷宮に潜ってもらった。
店には爺さんと俺だけが残った。
「爺さん・・なんか隠してねぇか?」
「バロスで構わん。よく分かったな。実は仕入れてしまった材料は残っているんじゃ。」
「それって・・」
「うむ、ヨウナシギクと魔力草じゃ。」
ラッキー。幸運の効果がでました~
結局ヨウナシギク5キロ、魔力草12キロを受け取って俺は家に帰った。
アイリ達も家に帰っていた。あの2人は店に戻っていた。まぁ、バロスさん1人じゃ危険だしな。
俺はbrainと会話をする。
「早速作ってもらいたいんだけど大丈夫?」
「大丈夫でございます。早速作業に取り掛かります。」
そう言うと機械が動き始めた。
よし、ようやくひと段落だな。明日は冒険者ギルドへ行かなければな。
「ヨウナシギクと魔力草。魔力草はまだしもヨウナシギクを購入したがる奴は久し振りじゃな。」
「話を続ける。ヨウナシギクと魔力草を毎週10キロずつ仕入れて欲しいんだ。金は月の最初に払う。だいたい800万テリーくらいでどうだ?」
「いいだろう、乗った。」
「キャンセルの場合は一ヶ月前に通達。その分の料金は当然払う。これは前払金だ。」
俺は300万テリーを机に置いた。
「こんな大金受け取れるわけが・・」
「借金は500万テリーだろ。少しでも減らせ。信頼がないと困るからな。まぁ、その借金も嵌められたものだけどな。」
「何だと!?どういうことだそれは?」
「全部王国が仕組んだこと。キャンセルしてきたやつは王国の人間、材料を仕入れてた場所も王国の人間達が暗躍している。まぁ、脅されてたんだから仕方ない部分もあるな。」
「どうせなら俺のクラン専属になってもらいたいくらいだがそれは無理だろうな。借金を返してからにして欲しいし。」
「・・・借金はすぐ返します。私をクランに入れてください!」
いきなり女の子が頼み込んできた。
「俺もお願いします!店長に迷惑をかけるわけにはいかないんです!」
男の人、ベルルによると、度々自分たちのミスで失敗していることがあり、その分を償いたい。店長の身を自分たちで守りたい。店長に恩を返したいということらしい。
「分かった。2人を入れることは許可しよう。後で登録しておく。爺さん、いい店員を持ったな」
その後俺達は金融店へ行き借金の一部を返済。ここにも王国の息がかかっており危険と判断した。
その後女の子、フィルとベルルにそれぞれ勇者、将軍の職業を渡し、ステータスを上昇させた。これならそう簡単にやられることはない。俺達は冒険者登録をしに行った。
その後帰ってきたアイリ達とともに少しの間だけ迷宮に潜ってもらった。
店には爺さんと俺だけが残った。
「爺さん・・なんか隠してねぇか?」
「バロスで構わん。よく分かったな。実は仕入れてしまった材料は残っているんじゃ。」
「それって・・」
「うむ、ヨウナシギクと魔力草じゃ。」
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俺はbrainと会話をする。
「早速作ってもらいたいんだけど大丈夫?」
「大丈夫でございます。早速作業に取り掛かります。」
そう言うと機械が動き始めた。
よし、ようやくひと段落だな。明日は冒険者ギルドへ行かなければな。
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