欲しいものはガチャで引け!~異世界召喚されましたが自由に生きます~

シリウス

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権力掌握へ

激突

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俺は気配探知で敵の動向を伺っていた。
敵は5部隊くらいに分かれてそれぞれ別方向から襲うつもりだな。正面組が最多の2000くらいだ。
「よし、敵は正面から2000。その他は別々の方向から来るようだな。先に正面の敵を潰す。」
前を見ると豆粒ほどの大きさの奴らがちらほら見える。ここまで来ているのか、随分と早いな。
そう考えている間にも敵はどんどん近づき、突然止まった。
「速やかに我々に降伏しろ!命だけは助けてやる。」
ふざけた要求だな。盗賊と何一つ変わらないじゃないか。っていうか、本来の目的完全に失ってない。
「馬鹿なの?お前らは。そんなみすみすと雑魚どもに降伏するわけないでしょ。」
「き・・貴様っ~!行くぞ!総員突撃!」
煽り耐性の低い奴らだ。こんな雑魚どもに負けるわけがない。俺たちに喧嘩を売ったことを後悔させてやる。
敵はどんどん近づいていた。しかし、ここで巨大な銃器が火を噴いた。
ドガーーーン!!!
あちらこちらで爆発が起き、次々と冒険者達は吹き飛ぶ。威力は加減していてもこの威力だしな。俺なら余裕だろうけど。
俺は門から飛び降り敵達の方向へ走り出す。クリスの上からの攻撃も効いているらしく、撤退している奴らもいるが、
「逃がさねぇよ。」
俺が雷魔法などを次々と繰り出し敵を蹴散らしていく。
「リクト様!抜け駆けはいけませんよ!」
アイリが俺の前に現れ、敵を吹き飛ばす。突然の乱入者に敵は動揺していた。
「手こずるな!敵は少数だ!回り込んで倒せ!」
誰かが声を上げたが俺はその方向に火魔法を飛ばす。爆発とともに何人もの敵が吹き飛ぶ。
フェンリルも現れており、攻撃を開始。敵は我先にとばかり逃げ出しいなくなった。あっという間だったな。逃げ足だけは速い奴らだ。
別方向の敵達も潰さなければな。まぁ、リザードマン達が向かっているから大丈夫か。

別動隊達はやはりクランハウスに近づいていた。
「よし、今のところ敵の攻撃は無し。正面だけ固めても別方向から攻められれば全く意味がないな。」
これはかなりおめでたい勘違いである。
これは完全な誘い込み作戦である。銃器も完全に隠してあるから見えないのも無理はないが彼らは数に慢心しており、偵察などを全くしていなかった。

リザードマン30人はそんな敵達を眺めていた。気配は完全に遮断しておりばれることはない。
「やれやれ、随分とおめでたい奴らだな。」
リザードマンリーダーが呆れたように言う。幹部3人はもう一つの部隊におり、こっちの指揮権は完全に彼が握っている。
「よし、じゃあ奴らを潰してしまうか。」
全員が分散し取り囲む。敵はまだ気づいてないようだ。
「突撃!」
一斉にリザードマン達が敵へと向かった。
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