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最強種との出会い

圧倒

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ゴルド・ルース
ゴルドドラゴン
lv520
体力  12万
攻撃力 12万
防御力 11万5千
MP 14万3千
スピード14万


スキルは見られなかった。フェンリルの鑑定を使ってこれまでしか見れないのだ。
「フェンリルよ、お前は確かに強い。だがな、まだ若いのだよ。お前の力では私は倒せん。」
フェンリルは完全に負けを悟っていた。
自分の4倍ほどのステータスを持った相手に勝てるわけがなかった。
「さて、リクトとやら人間を呼んでもらおうか。私はその人間に用があるのだからな。」
「ん?俺になんか用か?寝てたいんだけどな。」
屋敷の屋根の上にリクトはいた。
「ちょうど今出てきたところと見るな。」
「なんか、うるさいから出てきたらあんたがいたからな。」
「そうか、なら率直に聞こう。クリスタルドラゴンとどのようにして懐かせたのだ?」
「なぜ、それを知っている?お前何者だ?
「私の名はゴルド・ルース。ゴルドドラゴンだ。ステータスも見るか?」
「なるほどね・・。それなら知っていてもおかしくないな。まぁ、簡単なことだ。向こうから懐いてきてくれたんだよ。なんせ、卵状態のあいつを手に入れたんだからな。母親だと思ったのかは分からんがな。」
「卵状態だと?」
「あぁ、落ちていたのを拾ったんだ。」
陸斗は全てを話した。



全てを聞いたルースは納得したような顔をした。
「そういうことか・・幸運だったということか・・。だが、お前自体クリスタルドラゴンと契約する器だったのだろう?少しその器を試させてくれないか?」
「幸運ね・・その通りだよ。まぁ、戦うのなら別に構わない。お手柔らかに頼むよ。」
こいつが強いことは既に分かりきっていることだ。
「いいだろう、こちらとて本気を出してしまうと辺り一帯を破壊しかねんしな。」
「では、行くぞ!」
俺はルースに向かって駆け出した。
まともに戦っては勝てないのは分かりきっている。なら、普通の方法で行ってはダメだ。
俺は直前で横に移動し進路をずらす。
ファイアーボールを数個発生させ、ルースにぶつける・・が、
「フゥン!」
ルースが腕を振るとファイアーボールが消えた。
「その程度、腕を振れば消せるぞ。先手は譲った。では、行くぞ。」
ルースがその瞬間、俺の前に移動し拳を振るう。
「グガッ!」
俺は腕を交差しなんとか防御するがそれでも何メートルも後退した。
「ゴールデンアロー」
雷属性と光属性を混ぜた無数の矢を俺に飛ばした。
「シールドサンダー!」
雷魔法を盾にし受け止めるがかなりの衝撃が来る。
「サンドストーム!」
俺は反撃態勢に出ようと風魔法を放った。
これを腕を振るえば消えてしまうが、俺はあの技を使った。
「ファイアーアロー!」
その瞬間、ルースの周りが大爆発を起こす。創一に使った技と同じだ。少しは効いてくれれば・・・
「うむ、なかなか面白いことをするな。流石と言いたいところだが・・私には遠く及ばん」
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