欲しいものはガチャで引け!~異世界召喚されましたが自由に生きます~

シリウス

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広がりゆく勢力、そして

アルド王国の影響

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アルド王国はとんでもないことになっていた。
「何ということだ!!1万の軍を率いていながら無残に敗れたというのか!!」
「恐れながらおそらくそうだと・・・」
国王が怒鳴り散らしているのを大臣達が必死になだめていた。
今回の軍には王国最強を唄う魔法部隊を加えていた。そこには最強の魔術師マジェスタもいた。生き残った兵達から聞いたところマジェスタもあっという間にやられてしまったらしい。
「しかし、誰があの村に手を貸したのでしょう。あの村人達があそこまで強くなるとは相当強力な力を持った集団だと。」
「傭兵隊を雇ったのか?」
「いや、それはないと思います。あそこまで強い傭兵隊は聞いたことがありません。金だって相当かかるはずですし。さらに村人達がメインで戦っていたらしいですしほとんど助っ人?達は何もしていなかったと。」
「リザードマン達もいたからな。傭兵隊に魔物はいないはずだ。」
生き残った将軍の1人が付け加えるように言った。リザードマンは魔物とは言われているが高い知能を持った種族である。そんなリザードマン達でも村に手を貸すとは思えないし何よりも強すぎるのだ。
「すべてがめちゃくちゃなんですよ。彼らの強さも防衛技術すらも。」
ペッカ村の強さを身をもって知った兵士達はその技術に驚いていた。もちろん彼らのデタラメな強さも驚き物だが。
「つまり、相手が悪かったということなのか?」
やっと落ち着いた王が言葉を発した。彼も、軍の話を聞いている内に察したのだろう。
「ギャディス将軍を外したのは失敗だったのかもしれません。彼はもしかしたらその集団の強さを察して帰ってきたのでは?」
「そういうことになるな。ギャディス将軍を大将軍に任命し軍部の強化を図ろう。」
となり、大将軍になったギャディスなのだが課題は山積みだった。
まず今回の戦争で犠牲者は2000人を超え、負傷者も1500人ほど。さらに戦いの影響で兵士を辞めてしまった者も少なくはなかった。
「全く、勝手に任命してくるとは・・何とも迷惑なことを・・」
将軍から外され復命されたと思ったら無理難題を押し付けられたギャディスは不満をこぼした。
今回の敗北は彼らが弱いことを意味したのではない。ペッカ村とそれに手を貸した集団の恐ろしさだ。それは各国がペッカ村の征服を諦めさせるには十分すぎるものだった。ギルドでは幸運の星ラッキースターの恐ろしさを再確認した。
さらにアルド王国は兵力を大量に喪失した。マジェスタを始め、魔法部隊の損失はかなりのものだった。補充にはかなり難しいし時間もかかる。こうしてアルド王国の国力は低下することになったのだった。
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