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第3話 賢者咲く
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「おはようございます。アーサー様。もう朝ですよ」
『ピュア』「おはよう、フランソワ。もう少し寝るよ」
「かしこまりました。しかし、よろしいのですか? 今日からガーベラ様が剣術の稽古においでですよ?」
ガバッ
そうだった。
今日からか。
僕たちの婚約が正式に認められて、剣術の指導はガーベラが担当することになった。
今日が初出勤の日だ。
遅刻はできないな。
「おはようございます。お母様。今日も天気がいいですね」
「おはよう、アーサー。今日はお稽古日和ですね」
「ええ、そうですね。さあ、朝食をとりましょう」
なんということだ。
今日はここで2回目の『ピュア』を使わなくてもいいなんて!
これは初めてのパターンだ。
早起きは三文の徳というのは本当だったんだ。
「ごちそうさまでした」
「稽古へ行きますか?」
「そうですね。ガーベラを待たせるのも悪いので」
「それがいいでしょう。侯爵は喜んでおいででしたが、あなたはあくまで6男。丁寧にレディを扱わないとすぐに愛想をつかれますよ?」
「承知しました。それでは行ってきます」
あれ?
ガーベラの服装が前回と違う。
旅装?
どうしたんだ?
「おはようございます」
「おはようございます。殿下。本日もご尊顔を拝見できまして恐悦至極にございます」
「ん? どうしたの? そんなに改まって? 何かあったの?」
お、緊張せずに話せるぞ。
さすがに、婚約までしたら緊張はしないようだ。
もう、身内みたいなものだもんな。
婚約パーティの時は緊張したけど、あれはパーティだったからに違いない。
「私、あのパーティの後、いろいろ考えました。私は剣聖の仕事があるので、来年の成人とともに王国騎士団への入団が決まっています。しかし、殿下の就職先が無いことが心配でした。失礼ですが、殿下は学問もそこまで力を注がなかったと伺っています。かと言って、騎士団だと、私の部下になってしまいます。私が養うことも考えましたが、体裁もありますので、どうにか収入源を確保していただきたいのです。そこで、提案なのですが、いっそのこと、自由な冒険者になるのはいかがでしょうか?」
「冒険者ねぇ。ガラじゃないのはわかってるけど、自分の進路がないのもわかってるんだ。そこで実績を積んで近衛騎士団に推挙してもらうってならアリかな。でも、僕、知ってるだろうけど、弱いよ?」
「そのために私がおります。殿下の代わりに私が剣となりましょう」
「なるほど。それで、実績を積むってわけね。わかったよ。やろう」
おいしすぎる話だ。
どうして、彼女がここまで俺に尽くしているのかはおそらく『ピュア』の重ねがけが効いているのだろう。
フランソワやお母様にはしたことないしな。
「それにしても、殿下というのはよしてくれ。アーサーでいいよ。僕、6男だよ?婚約者だし、呼び捨てでいいんじゃない?」
「そうですね。あ、アーサー」
ガーベラの顔が赤くなる。
どうやら僕のことが好きだってのは本当のようだ。
あ、『ピュア』は本当に好きな人には効きやすいのかもしれないな。
今度検証してみよう。
「で、今日は早速冒険に行くからそんな衣装なのかな?」
「そうです。着替えてきてください」
「えー、それは面倒だな」
「アーサー、行ってきなさい。ガーベラちゃん、よろしく頼むわね。この子の進路は私もずっと頭を悩ましていたの」
お母様が現れて言った。
「お母様、いきなりダンジョンは危険じゃありませんか?」
「大丈夫よ。あなた、ずっとひきこもってたから剣聖の強さとか知らないでしょ?」
「ええ、まあ」
「行けばわかるわ。着替えはフランソワに用意させてるわ。行ってきなさい」
「わかりましたよ……」
と、いう流れでダンジョンへ連れてこられた。
どうやら、王都からはそこまで離れてないらしく、馬で半日程度の距離にダンジョンはあった。
ダンジョンへ入ってからは僕は何をするでもなく、一緒に歩いただけだった。
だって、全部ガーベラが一撃でやっつけるんだもん。
一応、剣は持ってきたが、一度も使っていない。
「えーっと、冒険者ギルドからの依頼によれば、この先の部屋に巨大蜘蛛の大群がいるので、それを倒しますね」
「巨大蜘蛛!? そんなの倒せるの?」
「私であれば一瞬です」
「すごい自信だね」
「これでも剣聖ですので」
「頼りにしてるよ」
「この奥ですね。行きますね。私の近くにいてください」
「わかったよ。それじゃあ、お言葉に甘えて、ぴったりくっついているね」
ガーベラの髪の香りがわかるほどの距離にいく。
「行きます」
急に走り出したガーベラに僕はついていこうとするが、追いつかない。
さっそく置いていかれた。
巨大蜘蛛に襲われたらピンチだな。
そのときは大きな声を出して、助けてもらうしかない。
我ながら情けないが、それしか生き残る道はない。
すると、道の脇に縮こまっている女の子を発見した。
どうやら、震えているようである。
頭を抱えて下を見ている。
モンスターが恐ろしかったのだろうか?
なんとなく、声をかけてしまった。
「ねぇ、ここ、危ないよ?」
「わかってるわよ! でも、私、蜘蛛が苦手で見ただけで動けなくなるの!」
「そうなんだ。僕も怖いからここに一緒にいてもいい?」
「いいわよ。あんた、そんなんでよく冒険者やってるわね」
「今日が初めてなんだよ。巨大蜘蛛なんて聞いてなくてびっくりしてね」
「ふふ、面白い子ね。名前は?」
「アーサーだよ。君は?」
「サルビアよ。よろしく」
「ああ、よろしく。あ、そろそろ終わったようだね」
「ん? あんたのツレめちゃくちゃ強いじゃない。巨大蜘蛛を瞬殺とか見たことないわ」
「そうなの? よく知らないんだけど、剣聖だよ」
「!!」
「あら、こんにちは、サルビア。こんなところで会えるなんて奇遇ですね」
「やっぱり! ガーベラじゃない! なんでこんなところにいるのよ?」
「二人は知り合いなんですか?」
「ええ、以前、超大型魔物の討伐で一緒になりました」
「そうね。なつかしいわね。大型ベヒーモスは強かったわね」
「と、いうことはサルビアさんもかなりの強者なんですか?」
「そうですよ、アーサー。彼女は当代の賢者です」
「え? 賢者? 蜘蛛が嫌いなのに?」
「そ、そうよ。蜘蛛以外ならなんでも倒せるわ」
「あなた、ここに巨大蜘蛛がでるって情報もなしに入ったの? 信じられない!」
「だって、蜘蛛以外なら倒せるなら大丈夫って思うじゃない。まさかこんな浅いところで蜘蛛がいるなんて」
「ということは、またパーティ抜けたのね?」
「そうよ、あいつらが悪いんだから」
ん?
今、フリーってこと?
これは、アタックチャンスでは?
残りの『ピュア』を出し切ろう。
『ピュア』『ピュア』『ピュア』
「ねぇ、フリーなんだったら僕と冒険しない? さっきもそうだったけど、ガーベラは戦いだしたら僕のこと置いていくんだよ。それに、僕は成人したら冒険者になるんだ。だから一緒のパーティで戦ってほしいな」
「ええ、いいわよ。私もあなたのこと一目ぼれだったし」
下を向いて顔を赤くする、サルビア。
かわいいな。
一見、田舎っぽいけど、顔は間違いなく美少女だ。
暗くて見えなかったから話しかけられたな。
助かった。
それにしても、賢者ゲットがチョロすぎる。
王国のナンバー1が2人も仲間になったぞ。
やっぱり『ピュア』×3はすごい効果なんだろうな。
朝、お母様に使わなかったのがここで生きてくるとは。
「それじゃ、改めまして、アーサー・ド・サリュームです。よろしく。」
「サリューム? あなた王子様だったのね?し、失礼しました。申し訳ございません」
「いやいや、6男で、なんの権力もないから下手したらその辺の貴族以下だよ。気にしないで、今まで通り接してよ」
「かしこまりました」
わかってんのかな?
「それじゃあ、私も、当代剣聖、ガーベラ・ストライクです。ストライク侯爵家が次期当主ですが、アーサーのフィアンセでもあります」
「フィアンセ? それはショックだな。私も好きになっちゃったんだけどな。でも、王子様なら妻は何人でもOKよね? 改めまして、私は当代の賢者サルビア・セージです。セージ男爵家の長女です。14歳です。嫁入り先さえ決まれば自由にできます」
自己紹介も終えたことで、僕たちはギルドに蜘蛛討伐の報告をしてから屋敷に帰った。
そこで、サルビアのことを紹介した。
「お母様、彼女がダンジョンで知り合ったサルビアです。セージ男爵の長女だそうですが、彼女は僕に一目ぼれをしたそうです。なので、行動をともにしようと考えています」
「あら、さっそく2人目? アーサーもやるじゃない。でも、そのお嬢さんとは婚約できないわね。だって、男爵家の娘でしょ? 侯爵家の顔をつぶすことになるわ。だから、フィアンセではなく、従者としてともに過ごし、ガーベラちゃんと結婚してからだったら好きにすればいいんじゃない?」
「なるほど。そのような手段があったのですね。わかりました。それでいいかい? サルビア?」
「承知しました」
『ピュア』×3の効果は絶大なのか、半日たった今でも彼女はぼーっとしている。
まあ、従者というポジションなら勝手にやめられることはないだろうから、これで十分縛れてるな。
男爵家も王族と敵対はしないだろう。
サルビア・セージ
『ピュア』「おはよう、フランソワ。もう少し寝るよ」
「かしこまりました。しかし、よろしいのですか? 今日からガーベラ様が剣術の稽古においでですよ?」
ガバッ
そうだった。
今日からか。
僕たちの婚約が正式に認められて、剣術の指導はガーベラが担当することになった。
今日が初出勤の日だ。
遅刻はできないな。
「おはようございます。お母様。今日も天気がいいですね」
「おはよう、アーサー。今日はお稽古日和ですね」
「ええ、そうですね。さあ、朝食をとりましょう」
なんということだ。
今日はここで2回目の『ピュア』を使わなくてもいいなんて!
これは初めてのパターンだ。
早起きは三文の徳というのは本当だったんだ。
「ごちそうさまでした」
「稽古へ行きますか?」
「そうですね。ガーベラを待たせるのも悪いので」
「それがいいでしょう。侯爵は喜んでおいででしたが、あなたはあくまで6男。丁寧にレディを扱わないとすぐに愛想をつかれますよ?」
「承知しました。それでは行ってきます」
あれ?
ガーベラの服装が前回と違う。
旅装?
どうしたんだ?
「おはようございます」
「おはようございます。殿下。本日もご尊顔を拝見できまして恐悦至極にございます」
「ん? どうしたの? そんなに改まって? 何かあったの?」
お、緊張せずに話せるぞ。
さすがに、婚約までしたら緊張はしないようだ。
もう、身内みたいなものだもんな。
婚約パーティの時は緊張したけど、あれはパーティだったからに違いない。
「私、あのパーティの後、いろいろ考えました。私は剣聖の仕事があるので、来年の成人とともに王国騎士団への入団が決まっています。しかし、殿下の就職先が無いことが心配でした。失礼ですが、殿下は学問もそこまで力を注がなかったと伺っています。かと言って、騎士団だと、私の部下になってしまいます。私が養うことも考えましたが、体裁もありますので、どうにか収入源を確保していただきたいのです。そこで、提案なのですが、いっそのこと、自由な冒険者になるのはいかがでしょうか?」
「冒険者ねぇ。ガラじゃないのはわかってるけど、自分の進路がないのもわかってるんだ。そこで実績を積んで近衛騎士団に推挙してもらうってならアリかな。でも、僕、知ってるだろうけど、弱いよ?」
「そのために私がおります。殿下の代わりに私が剣となりましょう」
「なるほど。それで、実績を積むってわけね。わかったよ。やろう」
おいしすぎる話だ。
どうして、彼女がここまで俺に尽くしているのかはおそらく『ピュア』の重ねがけが効いているのだろう。
フランソワやお母様にはしたことないしな。
「それにしても、殿下というのはよしてくれ。アーサーでいいよ。僕、6男だよ?婚約者だし、呼び捨てでいいんじゃない?」
「そうですね。あ、アーサー」
ガーベラの顔が赤くなる。
どうやら僕のことが好きだってのは本当のようだ。
あ、『ピュア』は本当に好きな人には効きやすいのかもしれないな。
今度検証してみよう。
「で、今日は早速冒険に行くからそんな衣装なのかな?」
「そうです。着替えてきてください」
「えー、それは面倒だな」
「アーサー、行ってきなさい。ガーベラちゃん、よろしく頼むわね。この子の進路は私もずっと頭を悩ましていたの」
お母様が現れて言った。
「お母様、いきなりダンジョンは危険じゃありませんか?」
「大丈夫よ。あなた、ずっとひきこもってたから剣聖の強さとか知らないでしょ?」
「ええ、まあ」
「行けばわかるわ。着替えはフランソワに用意させてるわ。行ってきなさい」
「わかりましたよ……」
と、いう流れでダンジョンへ連れてこられた。
どうやら、王都からはそこまで離れてないらしく、馬で半日程度の距離にダンジョンはあった。
ダンジョンへ入ってからは僕は何をするでもなく、一緒に歩いただけだった。
だって、全部ガーベラが一撃でやっつけるんだもん。
一応、剣は持ってきたが、一度も使っていない。
「えーっと、冒険者ギルドからの依頼によれば、この先の部屋に巨大蜘蛛の大群がいるので、それを倒しますね」
「巨大蜘蛛!? そんなの倒せるの?」
「私であれば一瞬です」
「すごい自信だね」
「これでも剣聖ですので」
「頼りにしてるよ」
「この奥ですね。行きますね。私の近くにいてください」
「わかったよ。それじゃあ、お言葉に甘えて、ぴったりくっついているね」
ガーベラの髪の香りがわかるほどの距離にいく。
「行きます」
急に走り出したガーベラに僕はついていこうとするが、追いつかない。
さっそく置いていかれた。
巨大蜘蛛に襲われたらピンチだな。
そのときは大きな声を出して、助けてもらうしかない。
我ながら情けないが、それしか生き残る道はない。
すると、道の脇に縮こまっている女の子を発見した。
どうやら、震えているようである。
頭を抱えて下を見ている。
モンスターが恐ろしかったのだろうか?
なんとなく、声をかけてしまった。
「ねぇ、ここ、危ないよ?」
「わかってるわよ! でも、私、蜘蛛が苦手で見ただけで動けなくなるの!」
「そうなんだ。僕も怖いからここに一緒にいてもいい?」
「いいわよ。あんた、そんなんでよく冒険者やってるわね」
「今日が初めてなんだよ。巨大蜘蛛なんて聞いてなくてびっくりしてね」
「ふふ、面白い子ね。名前は?」
「アーサーだよ。君は?」
「サルビアよ。よろしく」
「ああ、よろしく。あ、そろそろ終わったようだね」
「ん? あんたのツレめちゃくちゃ強いじゃない。巨大蜘蛛を瞬殺とか見たことないわ」
「そうなの? よく知らないんだけど、剣聖だよ」
「!!」
「あら、こんにちは、サルビア。こんなところで会えるなんて奇遇ですね」
「やっぱり! ガーベラじゃない! なんでこんなところにいるのよ?」
「二人は知り合いなんですか?」
「ええ、以前、超大型魔物の討伐で一緒になりました」
「そうね。なつかしいわね。大型ベヒーモスは強かったわね」
「と、いうことはサルビアさんもかなりの強者なんですか?」
「そうですよ、アーサー。彼女は当代の賢者です」
「え? 賢者? 蜘蛛が嫌いなのに?」
「そ、そうよ。蜘蛛以外ならなんでも倒せるわ」
「あなた、ここに巨大蜘蛛がでるって情報もなしに入ったの? 信じられない!」
「だって、蜘蛛以外なら倒せるなら大丈夫って思うじゃない。まさかこんな浅いところで蜘蛛がいるなんて」
「ということは、またパーティ抜けたのね?」
「そうよ、あいつらが悪いんだから」
ん?
今、フリーってこと?
これは、アタックチャンスでは?
残りの『ピュア』を出し切ろう。
『ピュア』『ピュア』『ピュア』
「ねぇ、フリーなんだったら僕と冒険しない? さっきもそうだったけど、ガーベラは戦いだしたら僕のこと置いていくんだよ。それに、僕は成人したら冒険者になるんだ。だから一緒のパーティで戦ってほしいな」
「ええ、いいわよ。私もあなたのこと一目ぼれだったし」
下を向いて顔を赤くする、サルビア。
かわいいな。
一見、田舎っぽいけど、顔は間違いなく美少女だ。
暗くて見えなかったから話しかけられたな。
助かった。
それにしても、賢者ゲットがチョロすぎる。
王国のナンバー1が2人も仲間になったぞ。
やっぱり『ピュア』×3はすごい効果なんだろうな。
朝、お母様に使わなかったのがここで生きてくるとは。
「それじゃ、改めまして、アーサー・ド・サリュームです。よろしく。」
「サリューム? あなた王子様だったのね?し、失礼しました。申し訳ございません」
「いやいや、6男で、なんの権力もないから下手したらその辺の貴族以下だよ。気にしないで、今まで通り接してよ」
「かしこまりました」
わかってんのかな?
「それじゃあ、私も、当代剣聖、ガーベラ・ストライクです。ストライク侯爵家が次期当主ですが、アーサーのフィアンセでもあります」
「フィアンセ? それはショックだな。私も好きになっちゃったんだけどな。でも、王子様なら妻は何人でもOKよね? 改めまして、私は当代の賢者サルビア・セージです。セージ男爵家の長女です。14歳です。嫁入り先さえ決まれば自由にできます」
自己紹介も終えたことで、僕たちはギルドに蜘蛛討伐の報告をしてから屋敷に帰った。
そこで、サルビアのことを紹介した。
「お母様、彼女がダンジョンで知り合ったサルビアです。セージ男爵の長女だそうですが、彼女は僕に一目ぼれをしたそうです。なので、行動をともにしようと考えています」
「あら、さっそく2人目? アーサーもやるじゃない。でも、そのお嬢さんとは婚約できないわね。だって、男爵家の娘でしょ? 侯爵家の顔をつぶすことになるわ。だから、フィアンセではなく、従者としてともに過ごし、ガーベラちゃんと結婚してからだったら好きにすればいいんじゃない?」
「なるほど。そのような手段があったのですね。わかりました。それでいいかい? サルビア?」
「承知しました」
『ピュア』×3の効果は絶大なのか、半日たった今でも彼女はぼーっとしている。
まあ、従者というポジションなら勝手にやめられることはないだろうから、これで十分縛れてるな。
男爵家も王族と敵対はしないだろう。
サルビア・セージ
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