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一章
妹を守るために
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「見つけたわ」
先ほど城森から聞いた、「罪獣」だった。
人の、女性の姿をした罪獣は、闇に紛れる漆黒の肌に身を包み、背中には肌と同じ色の翼が生えていた。
瞳の色は赤く、欧州人のような顔立ちをしていた。端正な顔の造りだ。
美しい。怖いほどに美しい。
その顔から、強い恐怖を感じた。
両手の先には刃物のような爪があり、足は翼竜のように大きく発達していた。
ギリシャ神話に登場する「ハーピー」によく似ていた。
昔ちょうどこの空き地で遊んだゲームで、そんなモンスターを倒したかもしれない。そんな関係のないことがレクの頭に浮かんだ。
「増えているわね」
凍りついてしまうほど冷たい声だ。
「あら、一人の方からは完全に能力がなくなったみたいだけど」
罪獣は倒れている城森に視線を向けると「その代わり……」と、呟く。
「新しい能力者がいるみたいね。しかも、上等品が」
凍てつくような目がさよを捉える。怯えるさよの眼差しと、射抜くような罪獣の眼差し。
「来い、罪獣……私が相手だ……」
清水は力を振り絞り立ち上がると、兄妹の一歩前に出た。
罪獣は空から冷たく見下ろす。
「死に損ないの雑魚には興味ないの。……それと残りカスの容れ物にもね」
冷徹な視線が清水から城森へ移り、レクで止まる。
しばしの沈黙の後、口を開く。
「なんで一般人がいるのかしら……」
「うるさい! まずは私を倒してみろ!」
清水の叫び声を合図にして、空中に水が集合し、巨大な水疱が発生する。
「興味がないって言ったのが聞こえなかったの?」
罪獣は静かに呟くと、翼を羽ばたかせる。
すると先ほどの激しい突風がレク達の間に吹きつけ、またも飛ばされてしまう。清水の能力によって発生した水疱もはじけてしまった。レクがなんとか体勢を立て直すと、先ほどまでそばにいたさよの姿が見当たらない。
正面に目を向けると、妹は一人だけ反対の方向へ飛ばされていた。
「あなたと遊んであげる」
罪獣は空中から一直線にさよへと向かった。その速さは目で追うのがやっとである。鋭利な爪がさよの腕を切りつける。妹の悲鳴が響く。
「さよっ!」
レクは叫んだ。
罪獣は夜空を舞うように旋回する。
「早く、能力をッ! 力を使うんだ!」
さよへ向けられた清水の声は、罪獣が起こした風に消された。
華奢なさよは簡単に吹き飛ばされ、後頭部を壁に打ち付ける。
鈍い音がした。
「あら、もう終わりなの……」
罪獣はゆっくりとさよに近づく。
先ほど爪に付着したさよの血を、ふき取るように舐めながら。
「まさか」
清水は一呼吸を置く。
「能力が‥………発動しない」
彼女の声音は絶望に染まっていた。
一歩ずつ罪獣はさよとの距離を詰める。
「さよ……さよ……」
レクは妹の名を繰り返し呼ぶ。
さよは苦痛に顔を歪める。
立ちはだかる罪獣から目を背けないことがさよの精一杯だった。
「もっと私を楽しませてちょうだい」
罪獣はニヤリと口端を吊り上げ、さよの腹部を足で掴むと、空に羽ばたき飛び去った。
レクが妹の名を叫ぶも、夜の闇に消えていく。膝から崩れそうになるのを堪え、隣にいる清水の肩を掴む。
「頼む」
両手に力が入る。
「俺にも力をくれ」
レクは真剣な眼差しで清水を見つめる。 体からは汗が溢れる。
「でも」清水は言い淀んだ。
「君には……」
「お願いだ!」
熱のこもった声。
「俺に……力をくれ」
彼の頬を雫が伝った。
「妹を……さよを、助けないと……」
清水に懇願する。
清水朝穂は悩んだ。
この少年に力を継承しても良いのか。能力者なら、誰が見てもわかる。彼は明らかにエナジーの量が人の半分もない。妹さんとは真逆。全くもって見込みのない人間だ。
継承先の選択としては最悪と言ってもいい。こんな、こんな人間に能力を授けてもいいのか。後々後悔するのは目に見えている。
死なすようなものだ。
彼を戦いの道に進ませるのは、命を奪うことと言っても過言ではない。そんな少年を巻き込んでしまってもいいのか。
いや、もうすでに。
「巻き込んでしまったな」
清水は同情の眼差しでレクを見つめた。だが、瀕死状態の自分よりは幾らかマシかもしれないと言い聞かせて。
「服をめくって」
清水朝穂はそう言い残して、両手に力を込めた。
まばゆい光が二人を包んだ。
☆ ☆ ☆
レクは消防への電話をかけ終えると、より一層踏み込む足に力を込めた。
罪獣が飛んで行った方向へ夜の街を走る。
胸のあたりが熱い。
その熱が、レクが能力者になったことを証明していた。
幼い頃はテレビに映るヒーローを見て、自分もなりたいと憧れた。敵と戦いたいと望んでいた。悪を倒す彼らを羨んだ。だが実際に超常の力を手にしてみて、ヒーローになって、そんな望みは一瞬で失せた。
逃げ出したいほど怖かった。泣き出したいほど恐ろしかった。けれど戦わなければいけない。
世界でたった一人、この世でたった一人の、妹のために。
レクは拳を握り締め、アスファルトを蹴りつける。
今時珍しい公衆電話を通り過ぎようとした時。聞き覚えのある、高い声の悲鳴が聞こえた。
レクは声の方向へ急ぐ。
石畳が広がり、真ん中に噴水が設置され、それを囲むように円形にベンチが並ぶ。
開けた場所の中央。そこに一方的に罪獣に痛めつけられるさよの姿があった。
着ていたフレアブラウスは破れ、白い肌に無数の傷跡が刻まれている。
「さよ!」
レクが叫ぶと、地面に倒れるさよと目が合った。
「お兄、ちゃん……」
弱々しい呟き。
「さよを離せ」
少しだけ、裏返った声。
レクは、一歩踏み出す。
だが罪獣はレクを無視して、さよに向かって腕を振り上げた。
「離せっつってんだろ!」
怒気を隠さず、レクは叫んだ。
それをきっかけに、段々と恐怖は消えた。その代わりに怒りが込み上げる。レクは先ほどまでの無力な自分と、今の自分が違うことを知っていた。今の彼には、敵と戦う力があるのだ。
藤宮レクは既に。
能力者なのだから。
「これ以上……妹を傷つけたら、ぶっ殺すぞ」
罪獣が鋭く、冷酷に睨むのであれば、レクは燃え盛る炎のように睨みつける。レクを見て、罪獣は目を丸くして驚いた。
「あなたそのままやって来たの?」
さぞ不思議そうにレクを見つめる。今までにない、人間のような表情を浮かべる。
レクは拍子抜けしそうになる。
そして広場に笑い声が響いた。
罪獣は腹を抱えて笑った。全くおかしいと、地団駄を踏み、苦しそうにしながら。
「あなた、面白いのね」
笑いに歪んだ顔でレクのことを見つめる。心底馬鹿にし、見下したような目で。
「何がおかしい!」
そう言い放った相手は、消えていた。レクの視界から、それまで涙を浮かべて笑っていた罪獣が消えた。
―何が起こったのかわからない。
彼がふと上を見上げると黒い塊が宙を舞う。背後に気配を感じた時、耳元で囁かれた。
「あなた、なにしにきたの」
完全に背後を取られてしまったレク。振り向く時間も与えられず。 彼の体を、鋭い爪が貫く。
速すぎた一撃。
まさに秒殺。
レクは自分の身に起きたことすら分からぬまま。
その場に崩れ、絶命した。
先ほど城森から聞いた、「罪獣」だった。
人の、女性の姿をした罪獣は、闇に紛れる漆黒の肌に身を包み、背中には肌と同じ色の翼が生えていた。
瞳の色は赤く、欧州人のような顔立ちをしていた。端正な顔の造りだ。
美しい。怖いほどに美しい。
その顔から、強い恐怖を感じた。
両手の先には刃物のような爪があり、足は翼竜のように大きく発達していた。
ギリシャ神話に登場する「ハーピー」によく似ていた。
昔ちょうどこの空き地で遊んだゲームで、そんなモンスターを倒したかもしれない。そんな関係のないことがレクの頭に浮かんだ。
「増えているわね」
凍りついてしまうほど冷たい声だ。
「あら、一人の方からは完全に能力がなくなったみたいだけど」
罪獣は倒れている城森に視線を向けると「その代わり……」と、呟く。
「新しい能力者がいるみたいね。しかも、上等品が」
凍てつくような目がさよを捉える。怯えるさよの眼差しと、射抜くような罪獣の眼差し。
「来い、罪獣……私が相手だ……」
清水は力を振り絞り立ち上がると、兄妹の一歩前に出た。
罪獣は空から冷たく見下ろす。
「死に損ないの雑魚には興味ないの。……それと残りカスの容れ物にもね」
冷徹な視線が清水から城森へ移り、レクで止まる。
しばしの沈黙の後、口を開く。
「なんで一般人がいるのかしら……」
「うるさい! まずは私を倒してみろ!」
清水の叫び声を合図にして、空中に水が集合し、巨大な水疱が発生する。
「興味がないって言ったのが聞こえなかったの?」
罪獣は静かに呟くと、翼を羽ばたかせる。
すると先ほどの激しい突風がレク達の間に吹きつけ、またも飛ばされてしまう。清水の能力によって発生した水疱もはじけてしまった。レクがなんとか体勢を立て直すと、先ほどまでそばにいたさよの姿が見当たらない。
正面に目を向けると、妹は一人だけ反対の方向へ飛ばされていた。
「あなたと遊んであげる」
罪獣は空中から一直線にさよへと向かった。その速さは目で追うのがやっとである。鋭利な爪がさよの腕を切りつける。妹の悲鳴が響く。
「さよっ!」
レクは叫んだ。
罪獣は夜空を舞うように旋回する。
「早く、能力をッ! 力を使うんだ!」
さよへ向けられた清水の声は、罪獣が起こした風に消された。
華奢なさよは簡単に吹き飛ばされ、後頭部を壁に打ち付ける。
鈍い音がした。
「あら、もう終わりなの……」
罪獣はゆっくりとさよに近づく。
先ほど爪に付着したさよの血を、ふき取るように舐めながら。
「まさか」
清水は一呼吸を置く。
「能力が‥………発動しない」
彼女の声音は絶望に染まっていた。
一歩ずつ罪獣はさよとの距離を詰める。
「さよ……さよ……」
レクは妹の名を繰り返し呼ぶ。
さよは苦痛に顔を歪める。
立ちはだかる罪獣から目を背けないことがさよの精一杯だった。
「もっと私を楽しませてちょうだい」
罪獣はニヤリと口端を吊り上げ、さよの腹部を足で掴むと、空に羽ばたき飛び去った。
レクが妹の名を叫ぶも、夜の闇に消えていく。膝から崩れそうになるのを堪え、隣にいる清水の肩を掴む。
「頼む」
両手に力が入る。
「俺にも力をくれ」
レクは真剣な眼差しで清水を見つめる。 体からは汗が溢れる。
「でも」清水は言い淀んだ。
「君には……」
「お願いだ!」
熱のこもった声。
「俺に……力をくれ」
彼の頬を雫が伝った。
「妹を……さよを、助けないと……」
清水に懇願する。
清水朝穂は悩んだ。
この少年に力を継承しても良いのか。能力者なら、誰が見てもわかる。彼は明らかにエナジーの量が人の半分もない。妹さんとは真逆。全くもって見込みのない人間だ。
継承先の選択としては最悪と言ってもいい。こんな、こんな人間に能力を授けてもいいのか。後々後悔するのは目に見えている。
死なすようなものだ。
彼を戦いの道に進ませるのは、命を奪うことと言っても過言ではない。そんな少年を巻き込んでしまってもいいのか。
いや、もうすでに。
「巻き込んでしまったな」
清水は同情の眼差しでレクを見つめた。だが、瀕死状態の自分よりは幾らかマシかもしれないと言い聞かせて。
「服をめくって」
清水朝穂はそう言い残して、両手に力を込めた。
まばゆい光が二人を包んだ。
☆ ☆ ☆
レクは消防への電話をかけ終えると、より一層踏み込む足に力を込めた。
罪獣が飛んで行った方向へ夜の街を走る。
胸のあたりが熱い。
その熱が、レクが能力者になったことを証明していた。
幼い頃はテレビに映るヒーローを見て、自分もなりたいと憧れた。敵と戦いたいと望んでいた。悪を倒す彼らを羨んだ。だが実際に超常の力を手にしてみて、ヒーローになって、そんな望みは一瞬で失せた。
逃げ出したいほど怖かった。泣き出したいほど恐ろしかった。けれど戦わなければいけない。
世界でたった一人、この世でたった一人の、妹のために。
レクは拳を握り締め、アスファルトを蹴りつける。
今時珍しい公衆電話を通り過ぎようとした時。聞き覚えのある、高い声の悲鳴が聞こえた。
レクは声の方向へ急ぐ。
石畳が広がり、真ん中に噴水が設置され、それを囲むように円形にベンチが並ぶ。
開けた場所の中央。そこに一方的に罪獣に痛めつけられるさよの姿があった。
着ていたフレアブラウスは破れ、白い肌に無数の傷跡が刻まれている。
「さよ!」
レクが叫ぶと、地面に倒れるさよと目が合った。
「お兄、ちゃん……」
弱々しい呟き。
「さよを離せ」
少しだけ、裏返った声。
レクは、一歩踏み出す。
だが罪獣はレクを無視して、さよに向かって腕を振り上げた。
「離せっつってんだろ!」
怒気を隠さず、レクは叫んだ。
それをきっかけに、段々と恐怖は消えた。その代わりに怒りが込み上げる。レクは先ほどまでの無力な自分と、今の自分が違うことを知っていた。今の彼には、敵と戦う力があるのだ。
藤宮レクは既に。
能力者なのだから。
「これ以上……妹を傷つけたら、ぶっ殺すぞ」
罪獣が鋭く、冷酷に睨むのであれば、レクは燃え盛る炎のように睨みつける。レクを見て、罪獣は目を丸くして驚いた。
「あなたそのままやって来たの?」
さぞ不思議そうにレクを見つめる。今までにない、人間のような表情を浮かべる。
レクは拍子抜けしそうになる。
そして広場に笑い声が響いた。
罪獣は腹を抱えて笑った。全くおかしいと、地団駄を踏み、苦しそうにしながら。
「あなた、面白いのね」
笑いに歪んだ顔でレクのことを見つめる。心底馬鹿にし、見下したような目で。
「何がおかしい!」
そう言い放った相手は、消えていた。レクの視界から、それまで涙を浮かべて笑っていた罪獣が消えた。
―何が起こったのかわからない。
彼がふと上を見上げると黒い塊が宙を舞う。背後に気配を感じた時、耳元で囁かれた。
「あなた、なにしにきたの」
完全に背後を取られてしまったレク。振り向く時間も与えられず。 彼の体を、鋭い爪が貫く。
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