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16.打開策 Side リリンス(脳内ver.)
しおりを挟むすっかり体調が良くなった私は、レリウスから無理矢理借りた閨事の本を三日間で読破した。
女性向けの本より、ぶっちゃけエグい。
(これじゃあ、レリウス様の妄想が膨らむわけだ…よく耐えた!私の体よ!!)
レリウスの最大の過ちは、得た知識を全部その場で実践したいというところだ。
(相手考えろや、ゴルァ!あぁいうのはベテラン向けだっつーの!!)
毎回あのペースでされたら、しんどい。
いや、死ぬ。
本を読みながらニ日目に私は気付いた。
「先に抜いときゃ落ち着くのでは?」
ぶつぶつ独り言、恥ずかしくなる。
(いやん、リリちゃん下品だけど賢い!溜まってるから焦るのよ。ニ発位抜いときゃいいんじゃね?)
三日目は『如何に男性を早くイかせるか?』について集中して本を読んだ。
男性向けの本だから、自分が男性になったつもりで読む。
そして、遂にまとまった『レリウス絶頂分割計画』。
まずは、私が舐め捲って一回目。
次に、お互いに舐め合ってニ回目。
三回目からは、レリウスが私にご奉仕。
みたいな感じ?
ニ回目と三回目は入れ替えても問題なしみたいな?
舌使いとか手とか個々の技巧は、他で試せないので、本の知識をフル活用だ。
女性は、ふんわりとした閨事教育だけだから、こんなことわざわざ勉強してるのって私だけかもと思うと恥ずかしい。
しかぁし、背に腹は代えられぬ。
それに。
要は、レリウスが好きなんだ、私。
顔が好き。
重低音の声が好き。
綺麗で長い指が好き。
胸筋や背筋の逞しさが好き。
優しくて頼れるところが好き。
すぐ凹むところさえ好き。
でも。
愛を伝える行為なのに。
別に酷くしてもいいのに。
俺のせいでと落ち込んでる姿は可哀想に思う。
可哀想な君は、尚更可愛いんだけど。
こういうことも受け止めて、信頼関係を築けたら、きっと私は生涯幸せに暮らせるかもしれない。
『レリウス絶頂分割計画』は、家庭円満の為の裏マニュアルになるかもしれないな。
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