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34.この佳き日に Side レリウス
今日は、待ちに待った結婚式だ。
忙しい中、自分の持てる時間の全てを費やした結婚式。
リリンスのウェディングドレス姿が楽しみだ。
最上級の生地に仕立て。
デコルテ部分をハート型にカットして、リリンスの美しい鎖骨を引き立たせるデザインに拘った。
あまりの美しさに号泣してしまわないかが心配だ。
しかし、俺の普段のイメージをぶち壊すわけにはいかない。
リリンスと一緒の時だけ、本当の自分を曝け出せる。
情けない姿も弱い部分も、リリンスは決して笑わない。
受け入れ、労り、励ます。
抱き締められた温もりは、本当に癒されるし、愛おしい。
ぶっちゃけ、子どもの頃に感じた母上の母性よりも優しいというのは内緒だ。
リリンスとの子どもも楽しみで、どちらに似ても愛おしいと思うだろう。
欲を言えば、リリンス似がいいのだが、リリンスは俺似を喜ぶかもな。
何せリリンスは俺の顔も大好きだから。
父よ、母よ、この顔に産んでくれてありがとう!
子どもの数は何人でもいい。
男だろうが女だろうが気にしない。
十人だって構わない。
怒られるだろうか?
『愛せない』筈の女性に、最初から心を奪われ、やっと手にした俺だけの女。
リリンスが不安になったら「生涯、俺には君だけだ!」と何度でも伝えよう。
これは決して嘘じゃないから。
リリンスは、自分に自信がなくて気付いていないけど、パーティや商談に連れて行くと、男どもの不快極まりない視線があちこちから飛んでくるんだ。
それが、どうにも許せない。
本当は、閉じ込めておきたいけど、可愛いリリンスは俺の隣で、更に輝きを増す女だ。
その翼を折ることは出来ない。
夜も最高だ。
リリンスの魅力に、毎回メロメロなんだ。
下着のセンスも抜群で、リリンスに飽きる日なんて来ない気がする。
でも、ちょっと不満なのは、その下着が数ヶ月後に販売されている。
俺はお試しなんだろうか?
それでも、アイデア全てを実現化してくれているので、我慢しよう。
振り返れば、たくさんの想い出があるけれど、この先もずっと増えていく。
どんな時も、お互いの手を離さずに、長い人生を幸せに歩んで行こう。
さあ、いよいよ結婚式が始まる。
愛する妻を迎えよう。
俺の最愛、リリンスを。
【完】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊
とんでもない始まりのレリウスと、何でも受け止めて更に発展させるリリンス✨
楽しんでいただけておりましたら幸いです🙇♀️
結婚までをテーマにしていましたので、一旦完結とさせていただきます
ただ、続編を書きたい欲もあり…
しばらく考えさせていただきます
「絶対続きを書きます‼️」ともお約束出来なくてすみません😖😫
変態の限りを尽くしたこの二人を、パワーアップ出来るかが不安なのです😭
なので、0時より別のお話の連載スタートします💡
3時間毎の更新は継続しますので、隙間時間にまとめ読みしてくださいますと嬉しいです🙌
いつもありがとうございます😊💖
コメント、いいね、しおり、エール
皆様のアクション1つ1つが描き続ける糧となっております✨
優しい皆様に感謝❣️❣️
2025.7.17
紬あおい
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みんなの感想(14件)
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一読者としてはリリ達の結婚生活も読みたいですね
お読みいただき、ありがとうございます❣️😄
確かに壮大なざまぁや悲劇はありません
というか、力量不足で😓
だからこその世界観というか、お話が描けるのではないかとも思っております
次の連載もよろしければ、覗いていただけると嬉しいです🙌
完結おめでとうございます!
楽しく読ませて頂きました😊
続編 首をなが~くしてお待ちしてます。
新作も楽しみにしてます。
ありがとうございます❣️
楽しんでいただけて何よりです😆💗
リリちゃんをこれ以上、進化させて良いのか⁉️と思案中です
せっかく気に入っていただけたのに、追加したら台無しーとか思ったりもして🙂↕️
何作か連載物を公開しながら考えます✊😄
嬉しいご感想、ありがとうございました🙌
リリちゃんの知らないリリちゃんを、レリウスが引き出したのかも⁉️🫣イヤン
いつの間にかレリウスを超えています😂