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26.生も死もあなたとともに
順調に妊婦生活を過ごし、イザークとも更に愛を深め、私は双子を出産した。
二人とも男の子で、デイヴィッドとフェリックスと名付けた。
愛や幸福を由来としている。
双子にしては、お腹の中でしっかり育ってくれた。
産声は大きく、元気な赤ちゃんだ。
二人とも、イザークの血を色濃く引き継いで、銀髪に紅の瞳だ。
イザークもこんなふうだったのかと感慨深い。
イザークは育児の勉強もしていたので、率先してお世話をしている。
寧ろ取り合いだ。
大きな手と胸に抱かれる双子を、ちょっと羨ましいと思うのは内緒。
「ねぇ、イザーク。男の子だから、二人ともイザークみたいに女性との出会いで苦労するのかしら…」
「出会わなきゃ苦労はしないぞ?適当に遇らう術を身に付けるだけだ。メイに出会ってからの方が大変だった。いろいろアレの管理が…」
「あぁ………今となれば良い思い出だわ。数回しか会ってない人に、ちんこって叫ばれた私の気持ち、イザークに分かるかしら?もう驚いたの何のって!」
「いやいやいや、目の前に好きな女が居るのに察しが悪過ぎて、ちんこって叫ばされた俺の気持ちも分かってくれ…穴を掘ってでも入りたかったぞ?」
二人で苦笑いしながら、こんなやり取りを十数年したら、この子達もするかもしれないなと思うと、少々心配でもある。
でも、もし出会えて、私とイザークみたいに幸せになれるなら、そういう運命を信じたい。
「ねぇ、イザーク。もしその時が来たら、デイヴィッドとフェリックスには、呪いじゃなくて、『神様のご加護』だと話しましょう?実際、スヴェンセンに不幸な夫婦は居ないじゃない。お義父様やお義母様も仲良しだし、家系を遡っても離縁された方は居ないし。」
「確かにそうだな。うちの親なんて、未だにイチャイチャしてるし。俺が十代後半から、さっさと執務を押し付けて、旅行三昧だし。便宜的に公爵って呼ばれてるけど、実は俺、正式に継いでないんだよ…まあ、いいんだけどね。何とかなってるし、親達が幸せなら。」
「これからは、孫のお守りに忙しいかもしれないわね。既にべったりで可愛がっていただいてるし。子ども達を良い環境で育てられそうね。」
「そうだな。カルロスに剣も教えさせたいし、義兄上には外国語を習えばいいか。そして、みんなの手を借りながら、俺達も、たまには二人きりで旅行しような。」
出会いは、不思議でおかしな私とイザークだけど、この先の未来も、とても幸せになれそうだ。
もし何かあっても、イザークとなら大丈夫だろう。
両親達、兄、カルロスの最強軍団もついている。
双子だけでなく、イザークは女の子も欲しがっているし、まだまだ賑やかになりそうで楽しみだ。
こんな幸せをくれた『呪い』改め『神様のご加護』に感謝する。
この世でたった一人の愛する夫。
この人がこの世を去る時、私も一緒に逝けますように。
一人残されるのは嫌だ。
イザークが、死ぬ時も私に執着し束縛してくれることを願っている。
でも、それはきっと、遺された子ども達に悲しみは与えない筈。
「お父様とお母様は、死んでも仲良しなんだな。」
そう思われると、私は信じてる。
【完】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
これにて完結しました❣️
お読みいただき、ありがとうございました😊
次の連載は、本日18時からスタートします💡
(2025.7.1 18時)
よろしければ、ご訪問いただけますと幸いです✨
また、短編集や完結済みのものも、お時間がありましたら覗いてくださると嬉しいです☺️
ありがとうございました❣️
2025.7.1
紬あおい
二人とも男の子で、デイヴィッドとフェリックスと名付けた。
愛や幸福を由来としている。
双子にしては、お腹の中でしっかり育ってくれた。
産声は大きく、元気な赤ちゃんだ。
二人とも、イザークの血を色濃く引き継いで、銀髪に紅の瞳だ。
イザークもこんなふうだったのかと感慨深い。
イザークは育児の勉強もしていたので、率先してお世話をしている。
寧ろ取り合いだ。
大きな手と胸に抱かれる双子を、ちょっと羨ましいと思うのは内緒。
「ねぇ、イザーク。男の子だから、二人ともイザークみたいに女性との出会いで苦労するのかしら…」
「出会わなきゃ苦労はしないぞ?適当に遇らう術を身に付けるだけだ。メイに出会ってからの方が大変だった。いろいろアレの管理が…」
「あぁ………今となれば良い思い出だわ。数回しか会ってない人に、ちんこって叫ばれた私の気持ち、イザークに分かるかしら?もう驚いたの何のって!」
「いやいやいや、目の前に好きな女が居るのに察しが悪過ぎて、ちんこって叫ばされた俺の気持ちも分かってくれ…穴を掘ってでも入りたかったぞ?」
二人で苦笑いしながら、こんなやり取りを十数年したら、この子達もするかもしれないなと思うと、少々心配でもある。
でも、もし出会えて、私とイザークみたいに幸せになれるなら、そういう運命を信じたい。
「ねぇ、イザーク。もしその時が来たら、デイヴィッドとフェリックスには、呪いじゃなくて、『神様のご加護』だと話しましょう?実際、スヴェンセンに不幸な夫婦は居ないじゃない。お義父様やお義母様も仲良しだし、家系を遡っても離縁された方は居ないし。」
「確かにそうだな。うちの親なんて、未だにイチャイチャしてるし。俺が十代後半から、さっさと執務を押し付けて、旅行三昧だし。便宜的に公爵って呼ばれてるけど、実は俺、正式に継いでないんだよ…まあ、いいんだけどね。何とかなってるし、親達が幸せなら。」
「これからは、孫のお守りに忙しいかもしれないわね。既にべったりで可愛がっていただいてるし。子ども達を良い環境で育てられそうね。」
「そうだな。カルロスに剣も教えさせたいし、義兄上には外国語を習えばいいか。そして、みんなの手を借りながら、俺達も、たまには二人きりで旅行しような。」
出会いは、不思議でおかしな私とイザークだけど、この先の未来も、とても幸せになれそうだ。
もし何かあっても、イザークとなら大丈夫だろう。
両親達、兄、カルロスの最強軍団もついている。
双子だけでなく、イザークは女の子も欲しがっているし、まだまだ賑やかになりそうで楽しみだ。
こんな幸せをくれた『呪い』改め『神様のご加護』に感謝する。
この世でたった一人の愛する夫。
この人がこの世を去る時、私も一緒に逝けますように。
一人残されるのは嫌だ。
イザークが、死ぬ時も私に執着し束縛してくれることを願っている。
でも、それはきっと、遺された子ども達に悲しみは与えない筈。
「お父様とお母様は、死んでも仲良しなんだな。」
そう思われると、私は信じてる。
【完】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
これにて完結しました❣️
お読みいただき、ありがとうございました😊
次の連載は、本日18時からスタートします💡
(2025.7.1 18時)
よろしければ、ご訪問いただけますと幸いです✨
また、短編集や完結済みのものも、お時間がありましたら覗いてくださると嬉しいです☺️
ありがとうございました❣️
2025.7.1
紬あおい
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生も死もあなたとともに😃🍒😃
夫婦の理想かも😃💕によによしながら拝読❗完結お疲れ様です😆🎵🎵
ご感想ありがとうございます❣️
1話からおかしな物語で、2話3話とどんどん不適切なワードが飛び交う変態な展開でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます😊
いろいろ掲載しておりますので、お時間ございましたら、暇潰しにお読みいただけましたら嬉しいです💕☺️💕
あー、面白かった。
いや、伏字なくて初っ端からの応酬。
後日、お茶会で言い合うご夫人達を想像すると何かをブッパし合うに違いない。
そしてお互いシミだらけ。
うん、今まで無かった展開だ。
お疲れ様でございました。
ご感想、ありがとうございます❣️
『今まで無かった展開』
とても嬉しいです😆 ヨッシャー💗
R-18だからいっか❗️と伏字ではなくオープンにしております😏ニヤリ
短編集の中には、もっと酷い⁉️のがありますので、よろしければ覗いてみてください
貴重な時間を割いて、ご訪問くださいまして、ありがとうございました😊
完結お疲れ様でした♪
今回の作品は面白かったです🤗
1日8話投稿してもらえるのに、早く続きをと思って読んでました。
18時からの連載も楽しみにしてます😊
お読みいただき、ありがとうございました❣️
楽しんでいただけたようで嬉しいです😊💓
自分としても猛スピードな更新でした💨
次回作は、更新のペースが落ちてしまいそうですが、隙間時間がございましたら、またよろしくお願い申し上げます🙇♀️