攻略対象者に転生したので全力で悪役を口説いていこうと思います

りりぃ

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かみさま

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ーーーーーーー
「…て…きて…起きてってば!!」



パチッ
「あ、起きた」


気がつくとそこは…………


「何処だよここ」


「ここはね、まぁあの魂の保管場所的な?あのーテンプレのやつだよぉ。それでねぇ僕が地球の人間担当の神です」


いや語彙力低っ…あと、カミングアウト軽くね……


「君結構言うねぇー」


…!!!!心を読んでる!!!!テンプレだ!!!!


「だから言ったでしょ、あと全部聞こえてるんだからねぇ、おこだよぉ」



……ショタだ……こいつショタだぞ!!!!あと、神っていうか天使っぽいぞ…

「ねぇねぇ、聞こえてるんだけど、」

「…ごめん」

「いいよぅ」


良いんだ……


「ってかなんで俺こんな所に居んの?死んだの?」

「そーなんだよねぇ」



ーーーあの時俺は誰だか分からない女の子に刺されて倒れた。
まあホストという仕事上こういう事は過去にもあった。
が、俺はこう見えて用心深い性格をしているので、普段なら歩きながらゲームはしないようにしている。だから普段ならあれほど注意力散漫にならないので、きちんと危険を察知して大事には至らなかったのだ。
まああの日は仕方なかったのだ。
何せ…雅きゅんのスチルがかかって…い…た……


「あああああああああ!!!!!!!!!!!」「雅きゅんのスチルがあああああああ」「人生終わたああああああああああ」


「いや、もう物理的に終わってるんだよねぇ…」

「いやあああああああ」「いきかえるううううううう」

「ちょちょっと落ち着いてぇ」

「無理いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」



____________


「…流石にもうあきらめなよ…」

「........やだ」

「いや、やだじゃなくてね…」


諦めが悪いって??仕方ないじゃないか....今まで仕事に励んだり、自分磨きをしたり、課金をしたり、話術を身に着けたり、寝る間を惜しんだり、愛想よくしたり、課金したり....。
すべて....雅きゅんのためだったのだから。
そしてあのスチルを手に入れることが今までの集大成だったんだよ....。ぐすん。


「…感傷に浸ってるところごめんね。そのぉさっきから言ってる雅きゅんってさ、もしかしなくても紅らぶの風葉雅のこと??」


!!!!!し、知ってるだと!!!


「そう!!!そうだよ!なんで知ってんの???」

「んーとぉ…暇つぶしで世界観察しててみつけたんだよぉ」

  
なんだその大規模な暇つぶしは....。

「で!で!神様の推しは??」

「もちろん雅くんだよぉ!あと、僕のことはのえるってよんで」

「じゃあさじゃあさ!!最推しcpは??」


「「もちろん!!海璃×雅!!!!」」

「「だよねぇー!!!」」


「ねぇねぇ主人公はぁ?みぎ?ひだり?」


「「もちろん!……

ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
「……。」

…今何時だよ…半日ぐらいたった気がする…流石にネタ切れだわ…
ってか、ここってこんな長くいていいわけ?


「!!…良くないねぇ」

…良くねぇのかよ!


「そろそろ君をどうするか決めないとねぇ」


??ん?


「どうする…というと?」

「まぁよーするに転生するか現世にとどまるかだねぇ」

…!!!!現世にとどまれば雅きゅんのスチルが見れるのでは!!!!!!

「僕はいつもはめんどくさ…優しいから現世にとどまらせてあげてるんだけどぉ」


おい!今めんどくさいって言っただろ…

「…。」

聞こえてんだろ!無視かよ…

「まぁまぁ…君は気に入った子だから転生させてあげるよ!!」

は?

「いやいや、いいよイイよめんどくさいんでしょ!」


「いいのいいの君の事は気に入ったからねぇ」

「いやいやいやいや^^;」

やだやだやだやだやだやだ雅きゅんのスチルが見れる可能性がぁ!!



「……そろそろ時間かなぁ」

は???

「あのねぇ最初に言った通り、ここはただの保管場所だから半日以上は居られないのぉ、時間がきたら強制的に転生だからね!」

……嫌だァーーーーーーーーーーーーーー

「そんなこと言わないで!ねっ!サービスで君が好きだろう世界に転生させてあげるからさぁ」


いらないよそんなサービス!!!!


「無理ムリムリ無理俺、絶対現世にとどまるからね」


「ごめんね!もう手続き完了しちゃったっ!えへっ♡♡」


チ───(´-ω-`)───ン

オワタ\(^o^)/

「…ショックで語彙力が低下しまくってるねぇ」


………。

「…俺は雅きゅんがいない世界なんて死んだも同然だ…今までありがとう、そして…さようなら…。」

「…さっきも言ったけど君もう死んでるからねぇ」

…(っ´^ω^`c)やかましい

「聞こえてるんだからねぇ…。!そろそろ転生の時間だねぇ」


「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙嫌だァーーーーとどまるぅーーー!?!?!?」

ーーーー次の瞬間俺は目も開けられない様な眩しい光に包まれた。
そんな中で最後に聞こえた言葉は
「やっばぁ記憶消す作業忘れたぁ」
という、のえるのいかにも彼らしい呟きだった……






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どうもこんにちはりりぃです。
更新を2日に1回はするなんて言っておいてずぅーーーとしてませんでした。
スンマセンでしたm(_ _)m

お気に入り登録して下さっている方が増えていてびっくり仰天です…
こんな小説を読んでくださって恐縮な限りです┌(._.♡)┐アリガタヤー

やっと百都を転生させられたので、これから投稿が軌道に乗ると良いなぁーーと…

こんな作者と作品ですが、今後ともぜひ宜しくお願い致しますm(_ _)m

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