女の子がエロい服を着てる世界でもラブコメはできる!

キューマン・エノビクト

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158. 初めての、

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 俺の先端が、美香の割れ目を押し広げていく。
 同時に、美香の身体もどこか硬くなっていく。
 抱きつかれた肩を締める力がどんどん強くなっていく。

「美香、落ち着いて」

 俺は美香の背中に回した手で背中を優しく撫でた。
 少しだけ力が緩んだものの、まだ締め付けは強い。
 仕方なく、俺はそっと背中に回していた手を外して、美香の腕を掴んだ。

「ほら、大丈夫だよ」
「…うん」

 抱きつかれていた腕を外し、向き合う。
 ほどいたばかりの両手に、自分の手を絡めてみる。
 …考えてみれば、こうやって手を繋いで向き合うのは初めてかもしれない。

「どうだ?いけそうか?」

 美香はゆっくりと頷いて、腰をまたずらし始めた。
 熱く湿ったところに侵入していく感覚が、少しずつ拡大していく。
 手を強く握られている。俺も握り返してやる。
 もはや言葉を交わすことはなかった。
 ただ、互いの秘部の感覚に集中するのみ。
 そうして――

「はいっ、たぁっ…!」

 ――根元まで、全部すっぽりと覆われた。
 温泉のお湯にも負けない熱さと、少し動いただけでピリッと全身に走る快感。
 じっとしているだけなのに、気持ち良いと感じられる。

「よかった、ちゃんとできたな――」

 俺がそう言った瞬間、手が振りほどかれ、そしてまた抱きつかれた。

「…美香?」
「よかった…!できたっ…本当に…」

 少しずつ、美香の声に嗚咽が混じり始めた。
 俺もまた、背中に手を回して抱きしめる。
 身体全体が触れ合って、伝わってきた熱がじわじわと顔に上ってきて、俺も涙が出てきた。
 やがて落ち着いてくると、俺は少しずつ腰を動かそうと試みる。
 大きくは動かないが、それでも膣内で擦れて快感がだんだん蓄積されてくる。

「んぅっ…きもち、いいね…セックスって…」
「あぁ、そうだな…っ」

 優しく包み込まれる感覚に、時々ギュッと締め付けられる感覚が混ざる。
 その緩急が気持ちいい。

「悪い…そろそろ、出そうだ…っ」
「いいよ…。ううん、出して…お願い」

 美香が脚を絡めて、さらに密着度が上がる。
 動ける範囲は狭まったが、根元まで飲み込まれたはずのそれがさらにグッと奥へ押し込まれる。
 先端が奥に到達した感覚がした。
 そこで、俺の我慢も限界に達した。
 今度は自分の抱きしめる力が強くなる。
 そして、高まった射精感をそのまま放出した。

「くっ…!」
「んっ…」

 二人で同時に小さく声を漏らす。
 奥にドクドクと注ぎ込んでいる感覚が心地良い。
 そのまま余韻に浸るように、俺たちはしばらく抱き合っていた。

 ◆ ◆ ◆

 ぼんやりしていたら注目を集めていたので、俺たちはそそくさと逃げるように出てきてしまった。
 周りに付き合っていることを周知するという目的は、結局達成されたのか微妙である。

「すごい…まだ残ってるよ、奥に」
「そりゃすぐには消えないだろうけども…」

 美香は浴衣から露出した下腹部を優しく撫でている。

「イけなかったのがちょっと残念だけど…また今度、セックスできるよね」
「そうだな。でも…『また今度』ではないぞ」
「え?」
「『ラブルーム』を予約しといて正解だったよ」
「あれ、そっちは先生たちの…」

 帰り道を外れた俺は、そのまま美香についてくるよう手招きした。
 美香は素直についてくる。

「…あれ、ちらほら人がいるんだ?」

 美香は見回した。
 普通生徒が来ないエリアなのに、人がいることを不思議に思っているのだろう。
 そしてそれはほとんどが男女のペアだ。
 俺はとある一室の前で立ち止まり、チャイムを鳴らす。

「はいはい…おう、お前らか」

 出てきたのは体育教師だった。
 俺は体育が苦手だが、学校内でいろいろとやっていることもあって関係は良好だ。
 もっとも、ここで彼が俺を知っているのは別の理由である。

「ほい、鍵だ」
「ありがとうございます」
「それじゃ、お休み。しっかり休めよ…まあ無理かもしれないが…」

 体育教師はそう言い残してドアを閉めた。

「どういうこと?」
「『ラブルーム』っていう…まあ、一種の隠しシステムみたいなもんなんだけど。毎年のこの時期の宿泊学習では、付き合ってるカップルが余ってる部屋を使わせてもらえる仕組みがあるんだ。先輩から教えてもらえたんだけど」
「それはさすがに知らなかったなぁ…」
「着いたよ、ほら」

 俺は部屋のドアに書いてある番号を指した。鍵に書いてある番号と同じだ。
 ドアを開けると、そこは小さな部屋だった。
 少し大きめの布団が、一枚だけ敷かれている。

 俺は、美香を促して二人で布団へと入った。
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