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Side story 3. 幸運は幸運を呼ぶかもしれない
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「…でさぁ、マジで大変だったの」
「あっはっはっは!!!」
ある休日のカフェ。
色葉ちゃんの失敗談を聴いて、あたしは大笑いしていた。
「笑わないでよ!本当に大変だったんだからね!」
「いやー、無理、面白すぎるって」
強力なローターを着けていった結果、外で思い切り潮を吹いたという話。
似たような話はときどきネットでも見かけるものの、知り合いから聞かされると面白さが一段と増す。
「だからああいうの着けるときは気をつけてね」
「そんなの着けないってー」
あたしはそう言ってケラケラ笑った。
色葉ちゃんは不満そうに頬を膨らませていた。
◆ ◆ ◆
その夜。
スマホの下に表示された広告をいつも通り消そうとして、それをふと見つけてしまった。
「無料…チャンス…?」
アクセの広告。あたしがよくつけている、乳首とかクリとかにつけるタイプのやつだ。
しかし、広告があたしの目を引いた理由はそれだけではない。
「小型バイブ内蔵…ってマジで!?」
新機能、世界初、超小型と、買わせるための文句が連なっていて、どんどん気になってしまう。
価格は税抜23,000円と、学生がおいそれと出せるような価格ではない。でも、今なら無料で当選するチャンスがあるという。
昼間は色葉ちゃんに着けないと言ったけれど、やっぱり気になるものは気になる。
「いやー…気になっちゃうなー…」
声に出しながら、応募フォームを開く。
当然ながら、名前や住所を入力させられるようになっていた。
そこで一度冷静になる。これは詐欺じゃないか?
少し迷った後、あたしはメッセージを送った。
『これ、詐欺とかじゃないかわかる?』
『ちょっと待ってて』
奥原はすぐにそう返してきた。
それから十分ほどして、メッセージが届いた。
『調べた、結論から言えば変な会社ではなさそう。会社名を検索しても変な評判とかはなかったし、通販サイトにもこの会社の商品がある。SNSのアカウントもある。地図を見る限りちゃんとホームページと同じ場所に会社があるし、問題ないと思う。そもそもそのキャンペーン自体SNSで公開されてた』
『お、ありがと』
わずかな時間でこういったことを調べてくれるリテラシーが高い人がいるのはありがたい。今度奥原には何か奢ってやろう。いや、奥原ならセックスとかでお礼もいいのかな?
そんなことを考えながら、あたしはフォームを埋めて、送信した。
◆ ◆ ◆
「…マジかー…」
実際に届いた箱を見て、あたしは唸っていた。
まさか、アレに当選するとは!
ダメ元でやったつもりだったのに。今までこういうの当たったことないのに。
あたしは箱を開封して、アクセ本体を眺める。
本当にあたしの持っているアクセと全然何も変わらない。小さな充電口とスイッチがある程度の違いだ。
届いた時点では充電されていないらしいので、充電ケーブルを繋いでしばらく待つ。
やがて充電中を示すランプが消えたので、あたしはスイッチを入れてみた。
「…おぉー…」
若干弱い気もするが、確かに振動を感じる。
これはすごい。
あたしは震えるアクセをしばらく眺めていた。これどれくらい電池保つんだろう。
「…って、やばっ!」
ふとあたしの視界に時計が映った。
そうだ、今日は友達と遊ぶ約束があったんだ。
出かける前にこれが届いてしまったので、うっかり約束をすっぽかすところだった。
早く外行きの服に変えなきゃ、アクセも…
「…そうだ、これ着けてみよ」
あたしはクリにそれを着けて、スイッチを入れてみた。
「…うーん…微妙かな?」
震えているのはわかるけれど、イくほどかといえばそうでもない。
まあ、色葉ちゃんのローターとは違うし、アクセがそんなに強く震えたら常用しづらい。
アクセを着け慣れてない子なら、振動で適度に勃起してつけやすくなるかもしれない。
「まあいいや、行こう」
あたしはそのまま準備を済ませて家を出た。
◆ ◆ ◆
近所の商店街には意外といろいろ揃っている。
かわいい服屋とかアクセの店とか、あとカフェとか。
「でさー、その子がね…」
女子四人の何気ない会話。普段はあたしもそこに当たり前のように混ざっている。
けれど、今日は少し気が散ってしまう。あのアクセのせいだ。
(正直、あんまりこれ良くないなぁ…デザインとか好きなだけに残念だけどスイッチ入れないで使えばいいか)
二万円の価値はないな、と思いながらあたしは股間に手をやってスイッチを切った。
「…あれっ!?」
「ん、りなっちどしたの?」
「あーいや、なんでもない!気のせいだった」
あたしはそう弁明しつつもあせっていた。
スイッチをカチリと押し込んだ感触はある。けれど、一向に止まる気配はない。
何度も慌ててカチカチやってみるものの、やはり止まってはくれない。
(…ま、いっか…。不良品なのはムカつくけど、どうせ無料だし…)
あたしは諦めて、最近流行りのカフェモカを一口飲んだ。
◆ ◆ ◆
「じゃーねー」
友達が手を振って離れていった。
あたしも笑顔で手を振っていたけれど、それは表情を隠すため。
そう、振動はまだ続いていた。
弱い振動でも、これだけ長い時間続けば絶頂に至るというもので、事実あたしはもうすぐイきそうになっていた。
これでは色葉ちゃんを笑えない。
とりあえず色葉ちゃんがしていたように、適当な路地裏に隠れて絶頂しようと決めた。
ゆっくり時間をかけてクリを責められるのは初めてで、もしかしたらかなり大きな絶頂になるかもしれない。
不本意とはいえ、かなり気持ちいいものになるだろう。そんな期待を胸に、路地裏を探して――
――振動が、止まった。
絶頂寸前のあたしを弄ぶようなタイミングで、電池が切れた。
「…えっ?」
思わず声が漏れる。
数時間に渡って放置された快楽は溜まったまま行き場を失った。
「…っ――もう!」
今度は怒りが湧いてきた。
せっかくイく気になっていたのに、それを乱された。
早足になる。さっさと帰ってオナニーの続きをして――
「おう、片理」
「え?…あ、加賀!」
まさかの知り合いとの遭遇。こんなところまで色葉ちゃんと似るなんて。
違いは、あたしが潮を吹いていないこと。
いや…いっそ、そこまで似せてしまえばいいのでは?
「あ、悪い。急いでたか?」
「…加賀。ちょっと付き合ってよ」
あたしは加賀の手を握った。
「え?なに?どういうこと?」
「ちょっとさ、そこの路地裏で体貸してよ」
「はぁ!?ちょ、どういうことだって――」
言い終わらないうちに、あたしは加賀を路地裏に引っ張っていった。
(完)
「あっはっはっは!!!」
ある休日のカフェ。
色葉ちゃんの失敗談を聴いて、あたしは大笑いしていた。
「笑わないでよ!本当に大変だったんだからね!」
「いやー、無理、面白すぎるって」
強力なローターを着けていった結果、外で思い切り潮を吹いたという話。
似たような話はときどきネットでも見かけるものの、知り合いから聞かされると面白さが一段と増す。
「だからああいうの着けるときは気をつけてね」
「そんなの着けないってー」
あたしはそう言ってケラケラ笑った。
色葉ちゃんは不満そうに頬を膨らませていた。
◆ ◆ ◆
その夜。
スマホの下に表示された広告をいつも通り消そうとして、それをふと見つけてしまった。
「無料…チャンス…?」
アクセの広告。あたしがよくつけている、乳首とかクリとかにつけるタイプのやつだ。
しかし、広告があたしの目を引いた理由はそれだけではない。
「小型バイブ内蔵…ってマジで!?」
新機能、世界初、超小型と、買わせるための文句が連なっていて、どんどん気になってしまう。
価格は税抜23,000円と、学生がおいそれと出せるような価格ではない。でも、今なら無料で当選するチャンスがあるという。
昼間は色葉ちゃんに着けないと言ったけれど、やっぱり気になるものは気になる。
「いやー…気になっちゃうなー…」
声に出しながら、応募フォームを開く。
当然ながら、名前や住所を入力させられるようになっていた。
そこで一度冷静になる。これは詐欺じゃないか?
少し迷った後、あたしはメッセージを送った。
『これ、詐欺とかじゃないかわかる?』
『ちょっと待ってて』
奥原はすぐにそう返してきた。
それから十分ほどして、メッセージが届いた。
『調べた、結論から言えば変な会社ではなさそう。会社名を検索しても変な評判とかはなかったし、通販サイトにもこの会社の商品がある。SNSのアカウントもある。地図を見る限りちゃんとホームページと同じ場所に会社があるし、問題ないと思う。そもそもそのキャンペーン自体SNSで公開されてた』
『お、ありがと』
わずかな時間でこういったことを調べてくれるリテラシーが高い人がいるのはありがたい。今度奥原には何か奢ってやろう。いや、奥原ならセックスとかでお礼もいいのかな?
そんなことを考えながら、あたしはフォームを埋めて、送信した。
◆ ◆ ◆
「…マジかー…」
実際に届いた箱を見て、あたしは唸っていた。
まさか、アレに当選するとは!
ダメ元でやったつもりだったのに。今までこういうの当たったことないのに。
あたしは箱を開封して、アクセ本体を眺める。
本当にあたしの持っているアクセと全然何も変わらない。小さな充電口とスイッチがある程度の違いだ。
届いた時点では充電されていないらしいので、充電ケーブルを繋いでしばらく待つ。
やがて充電中を示すランプが消えたので、あたしはスイッチを入れてみた。
「…おぉー…」
若干弱い気もするが、確かに振動を感じる。
これはすごい。
あたしは震えるアクセをしばらく眺めていた。これどれくらい電池保つんだろう。
「…って、やばっ!」
ふとあたしの視界に時計が映った。
そうだ、今日は友達と遊ぶ約束があったんだ。
出かける前にこれが届いてしまったので、うっかり約束をすっぽかすところだった。
早く外行きの服に変えなきゃ、アクセも…
「…そうだ、これ着けてみよ」
あたしはクリにそれを着けて、スイッチを入れてみた。
「…うーん…微妙かな?」
震えているのはわかるけれど、イくほどかといえばそうでもない。
まあ、色葉ちゃんのローターとは違うし、アクセがそんなに強く震えたら常用しづらい。
アクセを着け慣れてない子なら、振動で適度に勃起してつけやすくなるかもしれない。
「まあいいや、行こう」
あたしはそのまま準備を済ませて家を出た。
◆ ◆ ◆
近所の商店街には意外といろいろ揃っている。
かわいい服屋とかアクセの店とか、あとカフェとか。
「でさー、その子がね…」
女子四人の何気ない会話。普段はあたしもそこに当たり前のように混ざっている。
けれど、今日は少し気が散ってしまう。あのアクセのせいだ。
(正直、あんまりこれ良くないなぁ…デザインとか好きなだけに残念だけどスイッチ入れないで使えばいいか)
二万円の価値はないな、と思いながらあたしは股間に手をやってスイッチを切った。
「…あれっ!?」
「ん、りなっちどしたの?」
「あーいや、なんでもない!気のせいだった」
あたしはそう弁明しつつもあせっていた。
スイッチをカチリと押し込んだ感触はある。けれど、一向に止まる気配はない。
何度も慌ててカチカチやってみるものの、やはり止まってはくれない。
(…ま、いっか…。不良品なのはムカつくけど、どうせ無料だし…)
あたしは諦めて、最近流行りのカフェモカを一口飲んだ。
◆ ◆ ◆
「じゃーねー」
友達が手を振って離れていった。
あたしも笑顔で手を振っていたけれど、それは表情を隠すため。
そう、振動はまだ続いていた。
弱い振動でも、これだけ長い時間続けば絶頂に至るというもので、事実あたしはもうすぐイきそうになっていた。
これでは色葉ちゃんを笑えない。
とりあえず色葉ちゃんがしていたように、適当な路地裏に隠れて絶頂しようと決めた。
ゆっくり時間をかけてクリを責められるのは初めてで、もしかしたらかなり大きな絶頂になるかもしれない。
不本意とはいえ、かなり気持ちいいものになるだろう。そんな期待を胸に、路地裏を探して――
――振動が、止まった。
絶頂寸前のあたしを弄ぶようなタイミングで、電池が切れた。
「…えっ?」
思わず声が漏れる。
数時間に渡って放置された快楽は溜まったまま行き場を失った。
「…っ――もう!」
今度は怒りが湧いてきた。
せっかくイく気になっていたのに、それを乱された。
早足になる。さっさと帰ってオナニーの続きをして――
「おう、片理」
「え?…あ、加賀!」
まさかの知り合いとの遭遇。こんなところまで色葉ちゃんと似るなんて。
違いは、あたしが潮を吹いていないこと。
いや…いっそ、そこまで似せてしまえばいいのでは?
「あ、悪い。急いでたか?」
「…加賀。ちょっと付き合ってよ」
あたしは加賀の手を握った。
「え?なに?どういうこと?」
「ちょっとさ、そこの路地裏で体貸してよ」
「はぁ!?ちょ、どういうことだって――」
言い終わらないうちに、あたしは加賀を路地裏に引っ張っていった。
(完)
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