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1章 魔術探偵誕生
10話
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魔方陣に吸い込まれた確かに彼女は言った。
俺は、てっきり晴輝が適当に書いた物か、誘拐のトリックに使われたものだと思っていたため、思いもしない事が帰ってきて、少し戸惑った。何て返していいか、言葉が出ない。
「嘘かもしれないが、事実だぞ。」
言葉がでないでいた俺に、気遣ってか茜が答えた。
「い・・いや、待ってください。いくらあなたが有名なオカルトライターでも、そんなファンタジーなこと、信じるわけないじゃないですか。」
「そうか。お前、あいつから、ちゃんと聞いていないのか。私は、魔術師の水谷 茜。よろしく」
「はあっ?」
「あまり大きな声で叫ばないでくれ。会社には秘密にしているだ。」
彼女は、改めて自己紹介をしてきた。そして、オカルトライターではなく、魔術師といった。確かにさっきは、名前しか言ってないが、このオカルト雑誌は出版している出版社に来ているのだから、出版社の人だと思うのが普通だと思っていたため、思ったよりも大きな声がでるのは当たり前だと思う。
「いやいや、俺をからかうにしては、強引ではないですか?」
「分かった。魔術を実践するそれで認めるか。」
そう言って彼女は、可愛らしいウサギ柄の手帳を持ってきて手帳の紙に何かを書き出した。
えっ。本当に。
「これでよし。探偵さん。手の上に乗せれるような小さなものはないか?」
茜が手を出しものを要求してきた。俺はとっさにスーツの中を調べてしまった。もう彼女の事を信じ始めているのだと気づいた。
ガサッ
ポケットの中に先ほどまでいたコンビニで買った、のど飴の袋があった。もちろん中にはなだ何個か残っている。
一個くらいなくなってもいいだろ。
そう思って、あめ玉を取り出し、茜に見せた。
「それをこの上に置いてくれ。」
あめ玉を魔方陣の上にポンと置いた。
「では、始める。」
茜はそう言って、何かブツブツと言っているが、俺には何を言っているのか到底理解できなかったが、詠唱なのだと思い、それを、止めるつもりはなかった。そしてだんだんと手帳に記されている、魔方陣が徐々に光出し、あめ玉が光で見えなくなった。
これが魔術。これが晴輝もやったことなのか?
茜が、詠唱を言い終わると同時に、魔方陣の光が消え、あめ玉もそこに存在してなかったかのように、無くなっていた。晴輝が消えた話と、全く同じことが起こった。
「き、消えた。」
「正確には違う。これは見えないだけだ。存在はある。時間がたてば元に戻る。」
予想はしていたが、実際目の前に起こると疑いの余地がなく、魔術を認めるしかない。
「あなたは、何者なんですか?」
「魔術師件、ライターだが?」
「そ、そうなんですが、何でまた、こんなところに?」
「お前さん見たいな人を見つけやすいから。」
「俺みたい?」
「そうさ。魔術関係でのトラブルだよ。ここにいれば、記事のネタとして、自然にくるからね」
「それで、あっさりと聞き込みに応じてくれたのか」
「そうさ。そして私は、来た者のに警告している。魔術ってのは危険な代物だからな。お遊び半分でやられると困るんだよ。だから、『命が欲しければ、これ以上関わるな』てね」
「では、今回も?」
警告と言っていた。それはつまり、助けるとはいっていない。これ以上関わることを避けようとしているなら、尚更助ける方法何て教えるわけがない。
結果は分かっているが、恐る恐る聞いてしまった。
「そうだな。諦めろ。それが、お前達のためだ。」
やはり、彼女の口からは、警告しかなかった。
俺は、てっきり晴輝が適当に書いた物か、誘拐のトリックに使われたものだと思っていたため、思いもしない事が帰ってきて、少し戸惑った。何て返していいか、言葉が出ない。
「嘘かもしれないが、事実だぞ。」
言葉がでないでいた俺に、気遣ってか茜が答えた。
「い・・いや、待ってください。いくらあなたが有名なオカルトライターでも、そんなファンタジーなこと、信じるわけないじゃないですか。」
「そうか。お前、あいつから、ちゃんと聞いていないのか。私は、魔術師の水谷 茜。よろしく」
「はあっ?」
「あまり大きな声で叫ばないでくれ。会社には秘密にしているだ。」
彼女は、改めて自己紹介をしてきた。そして、オカルトライターではなく、魔術師といった。確かにさっきは、名前しか言ってないが、このオカルト雑誌は出版している出版社に来ているのだから、出版社の人だと思うのが普通だと思っていたため、思ったよりも大きな声がでるのは当たり前だと思う。
「いやいや、俺をからかうにしては、強引ではないですか?」
「分かった。魔術を実践するそれで認めるか。」
そう言って彼女は、可愛らしいウサギ柄の手帳を持ってきて手帳の紙に何かを書き出した。
えっ。本当に。
「これでよし。探偵さん。手の上に乗せれるような小さなものはないか?」
茜が手を出しものを要求してきた。俺はとっさにスーツの中を調べてしまった。もう彼女の事を信じ始めているのだと気づいた。
ガサッ
ポケットの中に先ほどまでいたコンビニで買った、のど飴の袋があった。もちろん中にはなだ何個か残っている。
一個くらいなくなってもいいだろ。
そう思って、あめ玉を取り出し、茜に見せた。
「それをこの上に置いてくれ。」
あめ玉を魔方陣の上にポンと置いた。
「では、始める。」
茜はそう言って、何かブツブツと言っているが、俺には何を言っているのか到底理解できなかったが、詠唱なのだと思い、それを、止めるつもりはなかった。そしてだんだんと手帳に記されている、魔方陣が徐々に光出し、あめ玉が光で見えなくなった。
これが魔術。これが晴輝もやったことなのか?
茜が、詠唱を言い終わると同時に、魔方陣の光が消え、あめ玉もそこに存在してなかったかのように、無くなっていた。晴輝が消えた話と、全く同じことが起こった。
「き、消えた。」
「正確には違う。これは見えないだけだ。存在はある。時間がたてば元に戻る。」
予想はしていたが、実際目の前に起こると疑いの余地がなく、魔術を認めるしかない。
「あなたは、何者なんですか?」
「魔術師件、ライターだが?」
「そ、そうなんですが、何でまた、こんなところに?」
「お前さん見たいな人を見つけやすいから。」
「俺みたい?」
「そうさ。魔術関係でのトラブルだよ。ここにいれば、記事のネタとして、自然にくるからね」
「それで、あっさりと聞き込みに応じてくれたのか」
「そうさ。そして私は、来た者のに警告している。魔術ってのは危険な代物だからな。お遊び半分でやられると困るんだよ。だから、『命が欲しければ、これ以上関わるな』てね」
「では、今回も?」
警告と言っていた。それはつまり、助けるとはいっていない。これ以上関わることを避けようとしているなら、尚更助ける方法何て教えるわけがない。
結果は分かっているが、恐る恐る聞いてしまった。
「そうだな。諦めろ。それが、お前達のためだ。」
やはり、彼女の口からは、警告しかなかった。
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