魔術探偵

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2章 悲しみの炎

1話

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茜が俺に頼みをするときは、やはり面倒なことなのだろう。

『とある『連続焼死体事件』について調べてほしいんだ。』

「『連続焼死体事件』ってあれか、今は話題になってるやつか?」

『連続焼死体事件』ってい言うのは、今都会周辺で連日話題になっている事件のことだった。
噂では、全て同じ犯人ではなく、模倣犯が何人がかがやっているらしいく、未だに犯人の足取りがつかめていないらしい。
そのため、被害者たちには共通点などがなく、捜査が難航しているらしい。

『そうだ。私も少し気になってな。それで、調べて見たら、少々厄介な共通点が見つかってな。』

本当にこの人はただの魔術師なのだろうか。そもそも普段はオカルト雑誌のライターをしているはずなのだが、そんな情報が流れてくるとは思えないのだが・・・

『茜ちゃん、後でこれお願いね。』

電話の奥の方で茜を呼ぶ声が聞こえた。

『はーい❤️。わかりました。』

誰だ?お前は。

そういえば、なぜかこの人は、魔術師とライターの時で声を変えていた。
一応最初にあったときもこの茜に会っているがあまりにも豹変しすぎているため、忘れていた。

「誰だ!お前は。」

『ごほん。そんなことはどうでもいい。』

どうでもいいで返していいものだろうか。確かに電話に出るときに声が変わる人はよくいることだか、この人に関してはその次元を越えている。

『結論から言おう。あの被害者たちは、皆『魔術師』だった。それもかなりの凄腕らしい。』

先程の話をなかったことにし、茜が共通点の話を始めた。
なるほど、間接的ではあるが被害者たちは同業者だった。それなら調べれば、簡単に見つかったのだろうし。世間一般的には『魔術師』がおおやけにしていいものかと言えば、馬鹿馬鹿しく思えてしまうため公表できないと言うわけか。

「では、なんだ。その被害者たちは魔術師に恨みでもあるようなやつに殺されたのか?」

『恨み?さぁな。でもわざわざ死に方を焼き殺しているところを見るとでやっているのかもな。』

そういえば、なんのために魔術師たちをわざわざ焼死体にしているのだろうか?
それに、正義本意とはどう言うことなのだろうか。

「なんで、そこまでわかるんだ?」

『君は『魔女狩り』って知ってるかい。』

魔女狩り?確か中世のヨーロッパ辺りで魔女を次々に火刑し処していたと・・・か。

「それがどうしたって言うんだ?」

『お前は、本当に探偵か?ここまで言って気づかないのか?』

一言余計だ。
そもそも探偵として半人前だったから今の俺がいるんだと思ってるよ。

「ハイハイ、すみません。半人前なので教えてください。茜さん」

「はー。今回の焼死体、全て魔術師だったんだ。それなら、答えは一つしかないだろ。」

「まさか。今回の事件って・・・」

だ。』
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