45 / 59
学園編~1年~
44話 夏休みのある日
しおりを挟む
時計を見るとどちらの針も12を指していて、締め切られたカーテンを開けると眩しい光が入ってきた。
えーっと、最後に時計を見たのが確か短い針が10だか11だかを指していた気がするが外は暗かったな。
昼夜逆転すらも乗り越えたっぽい。
俺が今手に取っているのは大体の人が一度は聞いたことはあるであろう某漫画だ。
そしてゴーゴーと音を鳴らしているのは、俺が暑すぎて耐えられそうになかったので作ったクーラーだ。錬金術さまさま。
あー、ねみー。
俺が今いるのはベッドの上。(別にそういう意味じゃないよ?)そして誰もいない。素晴らしい引きこもり生活ッッッ!
そんなことは置いておいて、寝ようか。
そういや今は何月何日なんだろ。壁にかかっているカレンダーをふと見る。
その数秒後、カレンダーを見ても日付けが分からないことに気づいた。バカになってしまったのかもしれない。
眠ろうとした俺を襲ったのは食欲と睡眠欲。
『今すぐ寝たい!』とも思うが『腹減ったー。』と思う自分もいる。こんな時どうすればいい?
とまあこんなことを誰もいない部屋で考えてもしょうがないので、食欲を優先してベッドの上から降りて食堂に向かった。
★★★★★★
朝ご飯?いや12時だから昼ごはんなのか?
ともかく今回のご飯はトーストにジャムを塗って食べる。
そういやギルドからなんか感謝状的なのが届いたらしい。
まあ内容は・・・ありがとうみたいな感じだった。
パクパクとパンを胃袋に入れ、自分の部屋に戻ろうとした時
「グヘルの家に行こう!」
と父親が大きな声で言った。誰だよグヘルって。
★★★★★★
グヘルは父親の兄、つまり俺の叔父ということになる。
家族で旅行というか帰省というかなんというかよくわからないが叔父さんの家に行くことになった。
叔父さんの家は馬車で数時間かかる場所に馬車で行こうとしてるので無理矢理止めて俺のテレポートで行くことになった。
「【テレポート】」
ほい到着。
ちなみに領地や家のことは夏休みの終わった使用人たちに任せている。
叔父さんは貴族だ。
だがうちとは違い、婿に入ったらしい。とーちゃんは祖父から受け継いだ領地なんだと。
そこはのどかな風景だった。風が吹き、草木生い茂り、喜んでいるようにも見える。
開発されまくったうちとは違い自然といった印象だった。
「ようこそお越しいただきました。」
ペコリとメイド服を着た頭を下げる。頭を下げられているのは俺ではなく、とーちゃんに下げているようだ。
で、その奥の家からとーちゃんに似ている風格を持った人が出てきた。
「おー。よくきたな弟たちよ!」
声もでかいのも同じのようだ。
「とりあえず家に入ろう!」
で奨められて豪華な家に入った。
えーっと、最後に時計を見たのが確か短い針が10だか11だかを指していた気がするが外は暗かったな。
昼夜逆転すらも乗り越えたっぽい。
俺が今手に取っているのは大体の人が一度は聞いたことはあるであろう某漫画だ。
そしてゴーゴーと音を鳴らしているのは、俺が暑すぎて耐えられそうになかったので作ったクーラーだ。錬金術さまさま。
あー、ねみー。
俺が今いるのはベッドの上。(別にそういう意味じゃないよ?)そして誰もいない。素晴らしい引きこもり生活ッッッ!
そんなことは置いておいて、寝ようか。
そういや今は何月何日なんだろ。壁にかかっているカレンダーをふと見る。
その数秒後、カレンダーを見ても日付けが分からないことに気づいた。バカになってしまったのかもしれない。
眠ろうとした俺を襲ったのは食欲と睡眠欲。
『今すぐ寝たい!』とも思うが『腹減ったー。』と思う自分もいる。こんな時どうすればいい?
とまあこんなことを誰もいない部屋で考えてもしょうがないので、食欲を優先してベッドの上から降りて食堂に向かった。
★★★★★★
朝ご飯?いや12時だから昼ごはんなのか?
ともかく今回のご飯はトーストにジャムを塗って食べる。
そういやギルドからなんか感謝状的なのが届いたらしい。
まあ内容は・・・ありがとうみたいな感じだった。
パクパクとパンを胃袋に入れ、自分の部屋に戻ろうとした時
「グヘルの家に行こう!」
と父親が大きな声で言った。誰だよグヘルって。
★★★★★★
グヘルは父親の兄、つまり俺の叔父ということになる。
家族で旅行というか帰省というかなんというかよくわからないが叔父さんの家に行くことになった。
叔父さんの家は馬車で数時間かかる場所に馬車で行こうとしてるので無理矢理止めて俺のテレポートで行くことになった。
「【テレポート】」
ほい到着。
ちなみに領地や家のことは夏休みの終わった使用人たちに任せている。
叔父さんは貴族だ。
だがうちとは違い、婿に入ったらしい。とーちゃんは祖父から受け継いだ領地なんだと。
そこはのどかな風景だった。風が吹き、草木生い茂り、喜んでいるようにも見える。
開発されまくったうちとは違い自然といった印象だった。
「ようこそお越しいただきました。」
ペコリとメイド服を着た頭を下げる。頭を下げられているのは俺ではなく、とーちゃんに下げているようだ。
で、その奥の家からとーちゃんに似ている風格を持った人が出てきた。
「おー。よくきたな弟たちよ!」
声もでかいのも同じのようだ。
「とりあえず家に入ろう!」
で奨められて豪華な家に入った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
41
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる