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学園編~1年~
51話 アルファ一武闘会
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いつものように新しい朝がやってきた。
夢の世界にいたはずの俺の意識は天井を見上げ現実に引き戻される。
時計を見ると6時55分。学校は9時から始まる。
学校には8時半くらいに着けば余裕で授業を受けられるのだが・・・。
眠い。
今日はすごく眠い。あと1時間ぐらい寝たい。
時間とは残酷なものだ。すぎて欲しいものほど遅く流れ、長くなって欲しい物ほど早く流れる。それが現実というものだ。
しかし、俺もこのまま下がっているわけにもいかない。考えに考え(※5分)たどり着いた答えは———。
舌を出したおっさんの顔だった。
いやもちろんそれだけじゃあない。相対性理論というものを思いついたんだよ。
まあそのなんとかかんとかの理由で『時間の過ぎ方は人によって違いますよ~。』的なやつだ。
で、ちょちょいのちょいで出来た魔法が『時間引き伸ばし』、訳して『エラージメント魔法』だ。
そして魔法を発動してみたら引き伸ばしになんと大成功。
7時半まで(体感2時間)心ゆくまですやすやと眠った。
★★★★★★
なんだか最近学校中がざわざわしているていうか俺が置いて行かれているというかすごい盛り上がっている感じだ。
で、聞いてみるとアルファ一《いち》武闘会というドラ○ンボールに出てきそうな名前をした戦いがあるらしい。
さらに詳しく聞くと、一年で一番盛り上がる祭りのような物で外部のお偉いさんもたくさんくるらしい。
全く知らなかった自分が恥ずかしい。
通りで最近普段やらないような授業が多いと思ったわ。
優勝賞品はめちゃ強い剣と杖がもらえるらしく、どんぐらい強いのか試したいので優勝目指して頑張るぜ!
それから俺の特訓が始まった。
★★★★★★
武闘会は二週間後。そして今日から学校は休みになる。俺としては嬉しい限りだ。
特訓が始まった———、なんて言ってもテキトーに強そうな魔法を開発していったりするだけなので素振りなど疲れることはせず、部屋の中で怠惰の限りだ。
そして開発した魔法の中に意識だけ異空間に飛ばす、『オーバーディメンジョン』という魔法を開発した。
これを工夫して使うと魔法だけを異空間に飛ばせたり、部屋が片付いたりするというとても便利な魔法だ。
そして武闘会まではあっという間に過ぎ、その日はやってきた。
★★★★★★
会場は見たことないような人々と広さのフィールドだった。
その人の多さから当たり前のようにざわざわとしており、思わず野球場を思い浮かべる。
すると、マイクのような物を持った人が言った。
「老若男女、紳士淑女の皆様、大変長らくお待たせしました。今から第57回!アルファ一武闘会を始めます!」
と、色とりどりの風船が空に浮かんでいき、空には赤や黄色の花火が打ち上がった。
そしてこれから武闘会が始まった!
夢の世界にいたはずの俺の意識は天井を見上げ現実に引き戻される。
時計を見ると6時55分。学校は9時から始まる。
学校には8時半くらいに着けば余裕で授業を受けられるのだが・・・。
眠い。
今日はすごく眠い。あと1時間ぐらい寝たい。
時間とは残酷なものだ。すぎて欲しいものほど遅く流れ、長くなって欲しい物ほど早く流れる。それが現実というものだ。
しかし、俺もこのまま下がっているわけにもいかない。考えに考え(※5分)たどり着いた答えは———。
舌を出したおっさんの顔だった。
いやもちろんそれだけじゃあない。相対性理論というものを思いついたんだよ。
まあそのなんとかかんとかの理由で『時間の過ぎ方は人によって違いますよ~。』的なやつだ。
で、ちょちょいのちょいで出来た魔法が『時間引き伸ばし』、訳して『エラージメント魔法』だ。
そして魔法を発動してみたら引き伸ばしになんと大成功。
7時半まで(体感2時間)心ゆくまですやすやと眠った。
★★★★★★
なんだか最近学校中がざわざわしているていうか俺が置いて行かれているというかすごい盛り上がっている感じだ。
で、聞いてみるとアルファ一《いち》武闘会というドラ○ンボールに出てきそうな名前をした戦いがあるらしい。
さらに詳しく聞くと、一年で一番盛り上がる祭りのような物で外部のお偉いさんもたくさんくるらしい。
全く知らなかった自分が恥ずかしい。
通りで最近普段やらないような授業が多いと思ったわ。
優勝賞品はめちゃ強い剣と杖がもらえるらしく、どんぐらい強いのか試したいので優勝目指して頑張るぜ!
それから俺の特訓が始まった。
★★★★★★
武闘会は二週間後。そして今日から学校は休みになる。俺としては嬉しい限りだ。
特訓が始まった———、なんて言ってもテキトーに強そうな魔法を開発していったりするだけなので素振りなど疲れることはせず、部屋の中で怠惰の限りだ。
そして開発した魔法の中に意識だけ異空間に飛ばす、『オーバーディメンジョン』という魔法を開発した。
これを工夫して使うと魔法だけを異空間に飛ばせたり、部屋が片付いたりするというとても便利な魔法だ。
そして武闘会まではあっという間に過ぎ、その日はやってきた。
★★★★★★
会場は見たことないような人々と広さのフィールドだった。
その人の多さから当たり前のようにざわざわとしており、思わず野球場を思い浮かべる。
すると、マイクのような物を持った人が言った。
「老若男女、紳士淑女の皆様、大変長らくお待たせしました。今から第57回!アルファ一武闘会を始めます!」
と、色とりどりの風船が空に浮かんでいき、空には赤や黄色の花火が打ち上がった。
そしてこれから武闘会が始まった!
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