異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~

結城 朱煉

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一般常識を学ぼう

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(とりあえず、事は収まったが…)

レミールが出て行き、残された人達は
特に気にする事無く通常運転だった

「依頼は終わったんだ…ったく、もう解散で良いだろ」

そう言ったのはウルガーで
ブツブツ文句を言いながら
返事も聞かずに離脱していった

(目的の事は終わったし、皆解散かなぁ~…)

珍しくキョウヤ以外の人と普通にパーティーを組む…
という貴重な体験をしたユウキ
別に一人でも基本倒せるから、無理にパーティーを組む必要はないが

(ワイワイしてるのも…良いもんだよねぇ~…)

キョウヤがいると別の意味で騒がしいは騒がしいが…
そして、ユウキは単独でも色々な面倒事に見舞われるので
結局は騒がしいが…

「それでは、私はココで…
ギルドで報酬の変更などの手続きをしますので
すみませんが、報告と受取は明日でお願い致します」

そう言って、おじぎをすると
レミールの元父とグラスタ、グレイヴは受付の方へと向かっていった

(僕はどうしようか…せっかくミナミが作ってくれたご飯が…)

野営…というのは、少し楽しみにしていたユウキ
せっかく作ってもらったおにぎりも出番を失ってしまった
いや、普通に食べればいいのだが…
遠出してお弁当になるはずだったものを
自宅に持ち帰って食べるのでは気持ち的に変わってくるのだ

「…お前…そういえば野営が初めて…なんだっけ?」
「ぇ…あ…うん…
この機会に経験出来るかなぁ~…って思ってたんだけど…」

少しショボンと気落ちしているユウキを見て…

「それじゃ…「んじゃあ、今から4人で行こうぜ!」…遮るなよ、キール…」

ため息をつくアレンに、ニヤニヤ笑うキール
キールとしては、悪戯が成功したようなものなのだろう

「ぇ?良いの…?この後の予定とか…」
「んなもん、依頼が続行だったら仕事してたんだ
特に予定なんてねぇよ…」
「そうそう、むしろいきなり予定無くなったから
予定が入るのは全然OKだよな?」
「ぅ…ぅん…そうだ…ね
こういう…時…くらい先輩っぽい事…しとかないと…ね?」

と、いう感じで話はトントン拍子に進み
ユウキ・アレン・キール・ニールの4人で野営をする事になったのだった

「じゃあ、僕はとりあえずテント買いに行かないと…
今回はいらないって言われたから用意してないんだよね…」
「そうだな、じゃあ道具屋に行ってから出発するか」

というわけで、4人は近くの道具屋に寄って一人用のテントを購入した

(…色々種類がある…わけないよねえ…
一人用か二人用…四人用の三種類…
僕は一人用が欲しいわけだから、一人用…一択…
別にデザインとかもうちょっとあっても良くない…?
って思うのは向こうの普通があるからなのかなぁ…)

迷う程種類があるとは思っていなかったが、全く選ぶ余地は無かった
一人用はコレ…と決まっていたからだ
その事を少し不満に思いつつ、ゲットしたテントをインベントリにしまった

「さて…野営は決まったけど…何処に行く?」
「「「…」」」

歩き出した3人はユウキの一言で止まる
ユウキ自身も何をするか考えていなかったが、それは3人も同じだったらしい
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